バンド紹介
FLESHGOD APOCALYPSE(フレッシュゴッド・アポカリプス)は、2007年にイタリアのローマで結成されたシンフォニック/テクニカル・デス・メタル・バンドです。彼らはデスメタルの激烈な要素とクラシック音楽のシンフォニックな要素を融合させた独自のスタイルで知られています。バンド名が示す通り、音楽は非常に壮大でドラマチックなものが多く、テクニカルな演奏とシンフォニックなアレンジが際立っています。
バンドは結成後、1stデモを制作した後、2009年にデビューアルバム『Oracles』をリリースし、テクニカルなリフと複雑な楽曲構成で一躍注目を集めました。続いて、2010年のEP『Mafia』では、よりシンフォニックな要素が加わり、彼らの音楽スタイルが進化していきました。
2011年にはセカンドアルバム『Agony』を発表し、ここでクラシック音楽の要素を大胆に取り入れたスタイルが確立されました。オーケストラを全面的にフィーチャーしたこのアルバムは、FLESHGOD APOCALYPSEの名を世界に広めるきっかけとなり、シンフォニック・デス・メタルの重要な作品とされています。
その後、2013年のアルバム『Labyrinth』や2016年の『King』などの作品で、バンドはさらに音楽的な幅を広げ、シンフォニックで壮大なサウンドを追求し続けました。これらのアルバムは、ストーリーテリングやテーマ性の強いコンセプトを持ち、特に『King』は、王国を舞台にしたドラマティックな物語を描いています。
2019年にはアルバム『Veleno』、2024年には『Opera』をリリースし、よりメロディックで深みのあるサウンドを展開しました。このアルバムでは、クラシックの要素とデスメタルの激しさが絶妙に融合しており、バンドの成熟を示す作品とされています。
FLESHGOD APOCALYPSEは、メンバーチェンジが激しいバンドですが、現在も精力的に活動を続けており、その圧倒的なライブパフォーマンスとサウンドで、シンフォニック/テクニカル・デス・メタルのシーンにおいて確固たる地位を築いています。
【現メンバー】
フランチェスコ・パオリ(Francesco Paoli) – Guitar(2007~)、Vocal(2007~2009,2017~)、Drums(2009~2020)、Vocal[backing](2009~2017)、Bass(2024~)
フランチェスコ・フェリーニ(Francesco Ferrini) – Piano、Orchestrations(2010~)
ユージン・リャブチェンコ(Eugene Ryabchenko) – Drums(2020~)
ファビオ・バルトレッティ(Fabio Bartoletti) – Guitar(2020~)
ヴェロニカ・ボルダッチーニ(Veronica Bordacchini) – Drums(1980)
【過去メンバー】
パオロ・ロッシ(Paolo Rossi) – Bass、Vocal[Clean、backing](2007~2024)
フランチェスコ・ストルリア(Francesco Struglia) – Drums(2007~2009)
クリスティアノ・トリオンフェラ(Cristiano Trionfera) – Guitar、Vocal[backing]、Orchestrations(2007~2017)
トマソ・リカルディ(Tommaso Riccardi) – Vocal、Guitar、Orchestrations(2009~2017)
アルバムレビュー(最新アルバム順)
Opera(2024)
- Ode To Art(De’sepolcri)
- I Can Never Die
- Pendulum
- Bloodclock
- At War With My Soul
- Morphine Waltz
- Matricide 8.21
- Per Aspera Ad Astra
- Till Death Do Us Part
- Opera
Valeno(2019)
- Fury
- Carnivorous Lamb
- Sugar
- The Praying Mantis’ Strategy
- Monnalisa
- Worship And Forget
- Absinthe
- Pissing On The Score
- The Day We’ll Be Gone
- Embrace The Oblivion
- Veleno
King(2016)
- Marche Royale
- In Aeternum
- Healing Through War
- The Fool
- Cold As Perfection
- Mitra
- Paramour(Die Leidenschaft Bringt Leiden)
- And The Vulture Beholds
- Gravity
- A Million Deaths
- Syphilis
- King
Labyrinth(2013)
- Kingborn
- Minotaur(The Wrath Of Poseidon)
- elegy
- Towards The Sun
- Warpledge
- Pathinder
- The Fall Of Asterion
- Prologue
- Epilogue
- Under Black Sails
- Labyrinth
Agony(2011)
- Temptation
- The Hypocrisy
- The Imposition
- The Deceit
- The Violation
- The Egoism
- The Betrayal
- The Forsaking
- The Oppression
- Agony
- Heartwork(CARCASS cover)
Oracles(2009)
- In Honour Of Reason
- Post-Enlightebnebt Executor
- As Tyrants Fall
- Sophistic Demise
- Requiem In SI Minore
- At The Guillotine
- Embodied Deception
- Infection Of The White Throne
- Retrieving My Carcass
- Oracles
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