NESTOR(ネスター)とは?結成から長い沈黙~再始動から現在までの歴史
NESTOR(ネスター)は、1989年にスウェーデン・ファルシェービングで結成されたメロディアス・ハード・ロック・バンドです。80年代ハードロック黄金期の影響を色濃く受けたサウンドを核にしながら、現代的なプロダクションで再構築された楽曲は、世界中のメロハー/AORファンから高い評価を受けています。
NESTORは1989年、スウェーデン南部の町ファルシェービングで結成されました。地元の知り合い同士で結成されたメンバーはプロデビューを目指し、BON JOVI、EUROPE、DEF LEPPARD、TOTOなどに代表される80年代ハードロック/メロディック・ロックに強い影響を受け、キャッチーなメロディとシンセサウンドを重視した楽曲制作を行っていましたが、デビューには至らず解散しました。
2010年末、解散前と同じメンバーが再び集結し、NESTORが再び注目を集めるようになったのは、結成から約30年後のことです。80年代リバイバルの機運が高まる中、バンドは本格的な再始動を決断します。この復活は単なる懐古主義ではなく、「80年代スピリットを現代の音で鳴らす」 という明確なコンセプトに基づいたものでした。
結成から32年の2021年、デビューアルバム『Kids in a Ghost Town』が発売され、本作は、80年代メロディック・ロックへの愛情が詰まった作品で、アルバム全体を通して高品質な楽曲が並び、「80年代ハードロックはまだ終わっていない」 というメッセージを世界に示しました。
続く、2024年に発売された2ndアルバム『Teenage Rebel』では、バンドのサウンドがさらに深化します。デビューアルバムの路線を継承しつつも、よりエモーショナルでドラマ性のある楽曲が増え、NESTORの表現力の広がりを感じさせる内容となっています。80年代的な高揚感と、成熟した視点から描かれるメロディが融合し、単なるリバイバルに留まらない“現在進行形のメロハー” を体現したアルバムとして高く評価されています。
NESTORは1989年結成から”長い沈黙”を経て、1世紀に本格復活した歴史を持つバンドです。メロディアス・ハード・ロック・シーンを代表する存在の一つとして確固たる地位を築いています。ライヴやフェス出演を通じて、若い世代のリスナーにも80年代ロックの魅力を伝え続け、過去への敬意と現代的な感覚を両立させたその音楽は、80年代ロックファンはもちろん、今の時代に初めてメロハーに触れるリスナーにも強くおすすめできます。80年代スピリットを“懐かしさ”ではなく“現在形”として鳴らす、稀有なメロディアス・ハード・ロック・バンドです。
NESTORのバンドメンバーの変遷と現在のラインナップ
【現メンバー】
■トビアス・グスタフソン(Tobias Gustavsson) – Vocal(1989~1995、2021~)
■ジョニー・ウェメンステッド(Jonny Wemmenstedt) – Guitar(1989~1995、2021~)
■マルクス・オブラッド(Marcus Ablad) – Bass(1989~1995、2021~)
■マーティン・フレイジンジャー(Martin Frejinger) – Keyboard(1989~1995、2021~)
■マティアス・カールソン(Mattias Carlsson) – Drums(1989~1995、2021~)
アルバム紹介:NESTORは80年代メロディック・ハードロックの理想形
Teenage Rebel(2024)

- The Law Of Jante
- We Come Alive
- Teenage Rebel
- Last To Know
- Victorious
- Caroline
- The One That Got Away
- Addicted To Your Love
- 21
- Unchain My Heart
- Daughter
Kids In A Ghost Town(2021)

- A Fanfare For The Reliable Rebel(Intro)
- On The Run
- Kids In A Ghost Town
- Stone Cold Eyes
- Perfect 10(Eyes Like Demi Moore)
- These Days
- Tomorrow
- We Are Not OK
- Firesigh
- 1989
- It Ain’t Me

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