BULLET FOR MY VALENTINEとは？UK発モダン・ヘヴィ・メタルの象徴を解説！

BULLET FOR MY VALENTINEとは？メタルコアからモダン・ヘヴィ・メタルへの進化
1. バンドメンバー：マット＆パッジ不動のコンビ
BULLET FOR MY VALENTINEのアルバム紹介｜代表作と音楽性の変遷

BULLET FOR MY VALENTINEとは？メタルコアからモダン・ヘヴィ・メタルへの進化

BULLET FOR MY VALENTINE（ブレット・フォー・マイ・ヴァレンタイン）は、イギリス・ウェールズ出身のメタルコア／モダン・ヘヴィ・メタル・バンドです。1998年に結成され、12 PINTS OF MY GIRL FRIENDS BLOOD、JEFF KILLED JOHN、OPPORTUNITY IN CHICAGOという名前で活動していましたが、2003年に現在のバンド名BULLET FOR MY VALENTINEへと変更されました。激しいサウンドと叙情的なメロディを融合させたスタイルで、世界中のロック／メタルファンを魅了しています。

バンドの中心人物は、マシュー・”マット”・タック（Matthew “Matt” Tuck）<Vo,Gt>で、彼のカリスマ的な存在感とエモーショナルな歌声がバンドの核となっています。ツイン・ギターによるヘヴィなリフとスクリーム／クリーンボーカルの使い分けが特徴で、メタルコアとエモの要素を融合させたサウンドが彼らの代名詞です。

2005年にリリースされたデビュー・アルバム『The Poison』は、世界中で大ヒットを記録し、彼らを一躍スターダムへと押し上げました。続く2ndアルバム『Scream Aim Fire』（2008年）、3rdアルバム『Fever』（2010年）では、よりスラッシーかつヘヴィな方向性を打ち出し、モダン・メタルシーンにおける地位を確立しました。

その後、作品ごとに音楽性を変化させながらも、持ち味であるメロディの強さとラウドなサウンドは一貫しており、近年ではセルフタイトルの7thアルバム『Bullet for My Valentine』（2021年）をリリースし、新たな世代のメタルファンにもアプローチしています。メンバーの入れ替えを経ながらも、2025年現在も精力的に活動を続けており、世界各地の大型フェスやライブツアーに出演。イギリス発のバンドとして、BRING ME THE HORIZONやARCHITECTSと並び称される存在へと成長しました。

BULLET FOR MY VALENTINEは、モダン・ヘヴィ・メタルの象徴的存在として、これからもその進化を止めることはありません。激しさと哀愁が交差するそのサウンドは、今なお多くのリスナーを惹きつけ続けています。

バンドメンバー：マット＆パッジ不動のコンビ

【現メンバー】
マシュー・”マット”・タック（Matthew “Matt” Tuck） – Vocal/Guitar（1998～）
マイケル・”パッジ”・パジェット（Michael “Padge” Paget） – Guitar（1998～）
ジェイミー・マティアス（Jamie Mathias） – Bass/Vocal（2015～）
ジェイソン・ボウルド（Jason Bowld） – Drums（2017～）

【過去メンバー】
ニック・クランドル（Nick Crandle） – Bass（1998～2003）
ジェイソン・”ジェイ”・ジェイムズ（Jason “Jay” James） – Bass/Vocal（2003～2015）
マイケル・”ムース”・トーマス（Michael “Moose” Thomas） – Drums（1998～2016）