CIRCUS MAXIMUS(サーカス・マキシマス)は、ノルウェー出身のパワー/プログレッシヴ・メタル・バンドです。2000年にノルウェーのオスロで結成され、テクニカルな演奏と壮大なメロディを融合させたサウンドで知られています。
結成当初はDREAM THEATERやSYMPHONY Xといったプログレッシヴ・メタルの影響を強く受けながらも、よりメロディックで聴きやすい楽曲を目指していました。
2005年にデビュー・アルバム『The 1st Chapter』をリリースしました。このアルバムは、テクニカルな演奏とキャッチーなメロディが融合した楽曲が特徴で、特に「Glory of the Empire」や「The Prophecy」などがファンの間で高く評価されました。SYMPHONY XやPAGAN’S MINDといったバンドと比較されることも多く、ノルウェーのプログレ・メタル・シーンにおいて注目を集めました。
続く2007年には、2ndアルバム『Isolate』を発表。この作品では、よりエモーショナルなメロディとダイナミックな展開が強調され、バンドのスタイルが確立されました。「Abyss」や「Arrival of Love」といった楽曲が特に人気を集め、バンドの評価をさらに高めました。
2012年には3rdアルバム『Nine』をリリース。このアルバムでは、より洗練されたソングライティングと、メロディアスな要素が強調され、リスナー層をさらに拡大しました。「Architect of Fortune」や「Reach Within」などが代表曲となり、プログレッシヴ・メタル・シーンでの地位を確立しました。
2016年には4thアルバム『Havoc』を発表。この作品では、よりモダンなサウンドと実験的なアプローチが見られ、従来のファンだけでなく、新たなリスナーにもアピールしました。タイトル曲「Havoc」や「The Weight」は、エネルギッシュな展開とダイナミックな演奏が特徴で、ライブでも人気の楽曲となりました。
その後、バンドは活動を続けながらも、新作のリリースは控えめとなり、各メンバーは個々のプロジェクトにも取り組むようになりました。しかし、CIRCUS MAXIMUSは今なお根強い人気を誇り、プログレッシヴ・メタル・シーンにおいて重要な存在であり続けています。
彼らの音楽は、テクニカルな演奏だけでなく、エモーショナルなメロディや壮大なアレンジも特徴としており、DREAM THEATERやSYMPHONY Xのファンをはじめ、幅広いリスナーに支持されています。今後の活動にも注目が集まっています。
アルバムレビュー(最新アルバム順)
Havoc(2016)
- The Weight
- Highest Bitter
- Havoc
- Pages
- Flames
- Loved Ones
- After The Fire
- Remember
- Chivalry
Nine(2012)
- Forging
- Architect Of Fortune
- Namaste
- Game Of Life
- Reach Within
- I Am
- Used
- The One
- Burn After Reading
- Last Goodbye
Isolate(2007)
- A Darkened Mind
- Abyss
- Wither
- Sane No More
- Arrival Of Love
- Zero
- Mouth Of Madness
- From Childhood’s Hour …
- Ultimate Sacrifice
The 1st Chapter(2005)
- Sin
- Alive
- Glory Of The Empire
- Biosfear
- Silence From Angels Above
- Why Am I Here ?
- The Prophecy
- The 1st Chapter
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