DEAD BY APRIL(デッド・バイ・エイプリル)の歴代アルバムを紹介!進化するサウンドの軌跡

DEAD BY APRIL(デッド・バイ・エイプリル)
DEAD BY APRIL(デッド・バイ・エイプリル)

DEAD BY APRIL(デッド・バイ・エイプリル)とは?スウェーデン発メタルコアバンドの魅力

DEAD BY APRIL(デッド・バイ・エイプリル)は、2007年にスウェーデン・ヨーテボリで結成されたメタルコア/オルタナティヴ・メタル・バンドで、ヘヴィかつメロディアスなサウンドとエモーショナルなクリーン・ボーカルを融合させたスタイルで注目を集めました。

2009年にセルフタイトルのデビューアルバム『Dead by April』をリリースし、スウェーデン国内外で商業的な成功を収めました。このアルバムでは、スクリームとクリーン・ボーカルの対比、エレクトロニックな要素とモダンなメタルサウンドが融合し、独自のスタイルを確立しています。シングル「Losing You」は特に人気を博し、バンドの代表曲として知られています。

その後もバンドは精力的に活動を続け、2011年には2ndアルバム『Incomparable』をリリースしましたが、この前後でメンバーの入れ替わりが頻繁に起こります。特にボーカルの交代劇はファンの関心を集めました。2014年には3rdアルバム『Let the World Know』を発表し、よりポップでキャッチーな路線を強めましたが、その後もボーカルやドラマーの交代が続きました。

2017年に4thアルバム『Worlds Collide』をリリースし、原点回帰とも言えるヘヴィでエモーショナルな楽曲が収録されています。また、2024年には5thアルバム『The Affliction』をリリースし、バンドは依然として精力的にライブや新作制作を行っています。

DEAD BY APRILは、スウェーデンのメタルコア・シーンを代表するバンドのひとつであり、キャッチーなメロディとヘヴィなリフ、感情的なボーカルを融合させた独自のスタイルで、国内外に多くのファンを持ち続けています。

 

アルバム紹介|アルバムごとのサウンド変化とバンドの進化

The Affliction(2024)

Dead By April - The Affliction(2024)

  1. Swarm Mode
  2. My Light
  3. Outcome
  4. Hurricane
  5. Feeding Demons
  6. Heartbeat Failing
  7. Break My Fall
  8. Save The Cheerleader
  9. Dreamlike
  10. Lonely Song
  11. Wasteland
  12. Anthing At All
  13. Everlast

「“苦悩”を音に変えた、現代メタルコアの感情爆発アルバム!」

2024年発売の5thアルバム『The Affliction』は、感情の波を音で表現した集大成とも言える一枚です。スクリームとクリーンボーカルの交錯、エレクトロニックなアレンジ、そしてキャッチーなメロディが融合し、過去作品を超えるスケールで展開し、初期の激しさが蘇りつつも、成熟した楽曲構成がバンドの進化を物語ります。代表曲「Heartbeat Failing」は、切なさと爆発力を同時に体感できる名曲。メタルコア初心者からコアファンまで、幅広く刺さる仕上がりです。DEAD BY APRILの魅力と進化を知るなら、今作は間違いなく外せない一枚です。

 

Worlds Collide(2017)

Dead By April - Worlds Collide(2017)

  1. Crying Over You
  2. I Can’t Breathe
  3. Playing With Fire
  4. Warrior
  5. Breaking Point
  6. My Heart Is Crushable
  7. Can You See The Red
  8. Our Worlds Collide
  9. This Is My Life
  10. Perfect The Way You Are
  11. For Ever Step

「原点回帰×未来志向、DEAD BY APRILの真骨頂!」

4thアルバム『Worlds Collide』は、メタルコアとポップメロディの極限融合を体現した意欲作です。復帰したジミー・ストリメル<Scream Vo>のスクリームと、ポンタス・ヘルグレン<Clean Vo>のクリーンボーカルが織りなすコントラストが、バンドの持つ二面性を最大限に引き出しています。攻撃的なリフと美しい旋律が交差するサウンドは、激情と叙情を同時に味わえる唯一無二の世界観を構築。特に「Crying Over You」や「Playing With Fire」は、感情に深く訴えかける代表曲として高い評価を受けています。DEAD BY APRILの魅力と進化が凝縮された、メタルファンならずとも必聴の一枚です。

 

Let The World Know(2014)

Dead By April - Let The World Know(2014)

  1. Beautiful Nightmare
  2. Abnormal
  3. Empathy
  4. Done With Broken Hearts
  5. As A Butterfly
  6. Same Star
  7. Let The World Know
  8. Peace Of Mind
  9. Freeze Frame
  10. Infinity x Infinity
  11. My Tomorrow
  12. Hold On
  13. Replace You

「新章開幕!DEAD BY APRILが世界に放つ進化の証明!」

3rdアルバム『Let The World Know』は、バンドの転機を象徴する重要作です。クリストファー・アンダーソン<Scream Vo>を迎え、新体制で制作された本作は、従来のメタルコアにエレクトロやシンフォニック要素を取り入れた、より洗練されたサウンドが特徴です。タイトル曲「Let The World Know」をはじめ、感情を爆発させるスクリームとメロディックなクリーンボーカルが交差し、DEAD BY APRILらしさを保ちながらも新たな可能性を提示しています。ジャンルの壁を超えた挑戦的な作品であり、バンドの進化と多様性を強く印象づける一枚です。今のDEAD BY APRILを知るなら、まずこの作品から聴くべきでしょう。

 

Incomparable(2011)

Dead By April - Incomparable(2011)

  1. Dreaming
  2. Real & True
  3. Within My Heart
  4. More Than Yesterday
  5. Calling
  6. Two Faced
  7. Crossroads
  8. Incomparable
  9. Too Late
  10. You Should Know
  11. When You Wake Up
  12. Lost
  13. Last Goodbye

「美しさと暴力性の同居――バンドの個性が際立つ進化作!」

2ndアルバム『Incomparable』は、バンドの音楽的個性を決定づけた重要作です。前作の成功を受けつつ、本作ではより洗練されたクリーンボーカルとスクリームの対比、そしてエレクトロ要素の融合が際立ちます。代表曲「Within My Heart」や「Calling」は、激しさと美しさが共存するサウンドで、ファンの間でも高評価を得ています。また、ポップスのようなメロディとメタルの重厚感を絶妙に組み合わせることで、独自のスタイル=“Incomparable”を確立。バンドの進化と挑戦が詰まった本作は、DEAD BY APRILを語る上で欠かせない1枚です。

 

Dead By April(2009)

Dead By April - Dead By April(2009)

  1. Trapped
  2. Angels Of Clarity
  3. Losing You
  4. What Can I Say
  5. Erased
  6. Promise Me
  7. Falling Behind
  8. Sorry For Everything
  9. In My Arms
  10. Stronger
  11. Carry Me
  12. A Promise
  13. I Made It

「衝撃のデビュー作!メロディと激情が織りなす新時代メタル!」

デビューアルバム『Dead By April』は、メタルコアにポップメロディとエレクトロ要素を融合させた革新的な作品です。中でも代表曲「Losing You」は、切なさと攻撃性が同居するサウンドで世界中のリスナーを魅了し、バンドの名を一気に広めました。スクリームとクリーンボーカルの鮮やかな対比は、その後のバンドのスタイルを決定づける要素となります。ヨーテボリ発の新星として登場したDEAD BY APRILは、この1枚でジャンルの枠を超えた独自の地位を確立。現在の活躍へと続く原点として、今なお多くのファンに愛されるデビュー作です。

 

 

コメント

タイトルとURLをコピーしました