GOATSNAKEとはどんなバンド?スラッジ/ドゥーム・メタルの重要バンドを紹介
GOATSNAKE(ゴートスネイク)は、アメリカのスラッジ/ドゥーム・メタル・バンドで、1996年にカリフォルニア州ロサンゼルスで結成されました。バンドの創設メンバーには、現SUN O)))のグレッグ・アンダーソン(Greg Anderson)<Gt>、SCREAMのピート・スタール(Pete Stahl)<Vo>、元ACID KING, 元THE OBSESSEDのガイ・ピンハス(Guy Pinhas)<Ba>、元THE OBSESSEDのグレッグ・ロジャース(Greg Rogers)<Dr>がいます。彼らは、ヘヴィでブルージーなリフと圧倒的な低音を特徴とするサウンドを確立し、スラッジ/ドゥーム・メタルシーンにおいて独自の存在感を放ちました。
1998年、GOATSNAKEはEP『IV』『Man Of Light』をリリースし、1999年にはデビューアルバム『1』を発表しました。このアルバムは、BLACK SABBATHの影響を強く感じさせるヘヴィなリフと、ピート・スタールの力強いボーカルが特徴で、スラッジ・ドゥームの名作として高く評価されました。
2000年には2ndアルバム『Flower of Disease』をリリース。この作品は、より洗練されたヘヴィ・ブルースの要素を加え、バンドのサウンドをさらに深化させました。しかし、2001年に一度解散し、メンバーはそれぞれ別の音楽活動に専念しました。特に、グレッグ・アンダーソンはSUNN O)))などのプロジェクトで活躍し、ドローン・ドゥームの発展に貢献しました。
その後、GOATSNAKEは2010年に再結成し、ライブ活動を再開しました。2015年には、約15年ぶりの3rdアルバム『Black Age Blues』をリリースしました。このアルバムは、従来のヘヴィなスラッジ・サウンドに加え、ゴスペルやブルースの影響を感じさせる作品となり、リスナーから好評を博しました。
現在もバンドは細々ではありますが活動を続けており、シーンの中で確固たる地位を築いています。GOATSNAKEは、スラッジ/ドゥーム・メタルの代表的なバンドの一つとして、ヘヴィ・ミュージックのファンに支持され続けています。
GOATSNAKEのバンドメンバー構成と変遷
【現メンバー】
グレッグ・ロジャース(Greg Rogers) – Drums(1996~2001、2010~)
グレッグ・アンダーソン(Greg Anderson) – Guitar(1996~2001、2004~)
ピート・スタール(Pete Stahl) – Vocal/Harmonica(1996~2001、2004~)
スコット・レナー(Scott Renner) – Bass(2015~)
【過去メンバー】
ジョーイ・カスティロ(Joey Castillo) – Drums
ガイ・ピニャス(Guy Pinhas) – Drums(1996~2000、2010~?)
G. スチュアート・ダールクイスト / G. スチュアート・サブハーモニウム(G.Stuart Dahlquist / G. Subharmonium) – Bass(2000~2001)
スコット・リーダー(Scot Reeder) – Bass(2004~?)
JR(JR) – Drums(2004~?)
アルバム紹介:GOATSNAKEの歴史を振り返ってから見えるもの
Black Age Blues(2015)
- Aother River To Cross
- Elevated Man
- Coffe & Whiskey
- Black Age Blues
- House Of The Moon
- Jimi’s Gone
- Graves
- Grandpa Jones
- A Killing Blues
Flower Of Disease(2000)
- Flower Of Disease
- Prayer For A Dying
- Easy Greasy
- El Coyote
- The Dealer
- A Truckload Of Mamma’s Muffins
- Live To Die
- The River
1(1999)
- Slippin The Stealth
- Innocent
- What Love Remains
- IV
- Mower
- Dog Catcher
- Lord Of Los Feliz
- Trower
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