SIGNS OF THE SWARM(サインズ・オブ・ザ・スウォーム)とは?バンド結成から現在までの歴史
SIGNS OF THE SWARM(サインズ・オブ・ザ・スウォーム)は、アメリカ合衆国ペンシルベニア州ピッツバーグで結成されたデスコア・バンドです。ブルータル・デスコアを基盤としながらスラム・デスメタルやブラックメタル的な暗黒的要素を取り入れた極めて重厚なサウンドで知られており、2010年代後半から2020年代にかけてデスコアシーンを代表するバンドのひとつとして世界的な評価を獲得しています。
バンドは2014年、CJ・マクリーリー(CJ McCreery)<Vo>、ロドニー・ファビアン(Rodney Fabiann)<Gt>、ジェイコブ・トイ(Jacob Toy)<Gt,Ba>、コリン・バーカー(Collin Barker)<Ba>、ボビー・クロウ(Bobby Crow)<Dr,Ba>の5人の初期メンバーによって結成されました。結成当初から極端に低いグロウル、激しいブラストビート、破壊的なブレイクダウンを特徴とするブルータルなデスコアを展開し、徐々に知名度を高めていきます。
2016年にはデビューアルバム『Senseless Order』を発売。この作品はスラム・デスメタルの暴力性とデスコアのブレイクダウンを融合させた極めて重いサウンドで話題となり、SIGNS OF THE SWARMの名前をデスコアシーンに広めるきっかけとなりました。続く2017年発売の2ndアルバム『The Disfigurement of Existence』では、よりダークで攻撃的な音楽性を確立します。しかし同時期にCJ・マクリーリーが脱退し、バンドは新たなメンバーとしてデイヴィッド・サイモニッチ(David Simonich)<Vo>を迎え入れることになります。
新体制となったバンドは、2019年に3rdアルバム『Vital Deprivation』を発売しました。この作品では従来のブルータルなデスコアに加えてブラックメタル的な暗黒的雰囲気やテクニカルな楽曲構成が取り入れられ、バンドの音楽性はさらに進化。続く2021年の4thアルバム『Absolvere』では、モダンなプロダクションとダイナミックな楽曲構成によって完成度を大きく高め、現代デスコアシーンの重要バンドとして認識されるようになりました。
2023年には5thアルバム『Amongst the Low & Empty』を発売。この作品ではモダン・デスコアの要素やテクニカルなリズム、ダークなメロディが強調され、より洗練されたサウンドへと進化しました。アルバム発表後、バンドは北米やヨーロッパで大規模なツアーを行い、世界各地でライブ活動を展開します。
2024年には結成10周年を迎え、「Decade of the Swarm Tour」と題した記念ツアーを開催しました。このツアーでは北米やヨーロッパを中心にライブ活動を行い、デスコアシーンにおける存在感をさらに高めています。
2025年には、Century Media Recordsから6thアルバム『To Rid Myself of Truth』を発売。LORNA SHOREのウィル・ラモス(Will Ramos)<Vo>やWHITECHAPELのフィル・ボーズマン(Phil Bozeman)<Vo>など、デスコアシーンを代表するメンバーがゲスト参加しています。ブルータルなデスコアを基盤としながらインダストリアル的要素やモダン・ヘヴィミュージックの影響も取り入れた本作は、バンドの音楽性をさらに拡張する作品として高い評価を受けました。アルバム発売後には北米ツアーやフェス出演を行い、バンドは世界各地で活動を続けています。
現在、SIGNS OF THE SWARMは『To Rid Myself of Truth』を携えたツアーを中心に活動を展開しており、LORNE SHOREやSHADOW OF INTENTなどと並び、現代デスコアシーンを代表するバンドのひとつとして確固たる地位を築いています。ブルータルなサウンド、極端なボーカル表現、そしてダークな世界観を兼ね備えた彼らの音楽は、これからもエクストリーム・メタルの最前線で進化し続けていくと期待されています。
SIGNS OF THE SWARMのバンドメンバーの変遷と現在のラインナップ
【現メンバー】
■ボビー・クロウ(Bobby Crow) – Drums(2014~2016、2020~)、Bass(2016~2020)
■デイヴィッド・サイモニッチ(David Simonich) – Vocal(2018~)
■マイケル・カセッセ(Michael Cassese) – Bass(2022~)
■カール・シュルツ(Carl Schulz) – Guitar(2023~)
【過去メンバー】
■コリン・バーカー(Collin Barker) – Bass(2014~2016)
■ジェイコブ・トイ(Jacob Toy) – Guitar(2014~2020)、Bass(2020~2021)
■ロドニー・ファビアン(Rodney Fabiann) – Guitar(2014~2015)
■CJ・マクリーリー(CJ McCreery) – Vocal(2014~2018)
■コリー・スマッシュ(Cory Smarsh) – Guitar(2015~2021)
■ジミー・ピノ(Jimmy Pino) – Drums(2016~2020)
■ジェフ・ルッソ(Jeff Russo) – Guitar(2021~2023)
アルバム紹介:デスコア界を席巻するピッツバーグ発バンド
To Rid Myself Of Truth(2025)

- To Rid Myself Of Truth
- HellMustFearMe
- Natural Selection
- Scars upon Scars
- Chariot
- Clouded Retinas
- Iron Sacrament
- Forcing to Forget
- Sarkazein
- Fear & Judgment
- Creator
Amongst The Low & Empty(2023)

- Amongst the Low & Empty
- Tower of Torsos
- Pray for Death
- Borrowed Time
- Between Fire & Stone
- Shackles Like Talons
- Dreamkiller
- The Witch Beckons
- Echelon
- Faces Without Names
- Malady
Absolvere(2021)

- Hymns ov Invocation
- Boundless Manifestations
- Dreaming Desecration
- Totem
- Nameless
- Absolvere
- Revelations ov a Silent King
- Hollow Prison
- Blood Seal
- Death Whistle
Vital Deprivation(2019)

- Vital Deprivation
- Tempting Death
- Celestial Ascendance
- Malformed Dissonance
- Lost Within Reflection
- The Blood
- Crown of Nails
- Undying Fidelity
- Inevitable Affliction
- Malevolent Enslavement
- Martyr unto Dusk
The Disfigurement Of Existence(2017)

- Cesspool of Ignorance
- The Failed Breed
- Cowards Deathbed
- Lifeless Visitors
- Final Phase
- Guided into Serenity
- Nightcrawler
- Descending into Despair
- Embedded in Fear
- Misery from Demoralization
Senseless Order(2016)

- Evacuate
- Mouth Sewn Prophets
- Senseless Order
- Disfigured Images
- Unbalanced
- Hour of Abhorrence
- The Following
- Bleak Cycle
- Exhausted Legions

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