バンド紹介

SUPERJOINT（スーパージョイント） – 旧名：SUPERJOINT RITUAL（スーパージョイント・リーチュアル）は、アメリカ出身のスラッジ・メタルとクロスオーヴァー・メタルを融合したスタイルを持つバンドで、スラッジ・メタルの重厚さとクロスオーヴァーの攻撃的なエネルギーを融合させた音楽性で注目を集めました。

SUPERJOINTは1993年に、元PANTERAのフィリップ H. アンセルモ（Philip H. Anselmo）<Vo>とEYEHATEGODやDOWNで活動するジミー・バウワー（Jimmy Bower）<Gt>によって設立されました。当初はSUPERJOINT RITUALという名前で活動していましたが、バンド名は後にSUPERJOINTに短縮されました。バンド名は、スラッシュバンドのDARK ANGELの楽曲「The Promise of Agony」の歌詞から着想を得たと言われています。

2002年にデビューアルバム『Use Once and Destroy』をリリース。スラッジメタルのヘビーなリフと、ハードコアの速いテンポを融合させた作品で、バンドのエネルギッシュなスタイルを確立しました。

１年後の2003年には2ndアルバム『A Lethal Dose of American Hatred』をリリース。さらに攻撃的なサウンドを展開し、アメリカのメタルシーンでの地位を固めます。

2004年になると、メンバー間の不和や個人的な問題により、バンドは活動を休止しました。

しかし、約10年後の2014年、SUPERJOINTは再結成を発表。フィリップ H. アンセルモを中心に新たなラインアップで活動を再開し、2016年には3rdアルバム『Caught Up in the Gears of Application』をリリースしました。このアルバムでは、以前の攻撃性を保ちながら、現代的な要素も取り入れています。

SUPERJOINTの音楽は、スラッジメタル、クロスオーヴァー・スラッシュ、ハードコアパンクが融合した独自のスタイルが特徴で、EYEHATEGODやDOWNなどのメンバーが関わる他のプロジェクトとも共通点がありますが、よりアグレッシブで直感的なアプローチを取っています。

SUPERJOINTは、メンバーの他のプロジェクトや多忙なスケジュールなどでメンバーの興味がなくなり、2019年あたりから解散状態にあるとメンバーの発言がありました。後にフィリップ H. アンセルモは別プロジェクトにてSUPERJOINTのサウンドを引き継ぎ、活動を続けています。

バンドメンバー

【最終メンバー】
フィリップ H. アンセルモ（Philip H. Anselmo） – Vocal（2014～2019）、Vocal/Guitar（1993～2004）
ジミー・バウワー（Jimmy Bower） – Guitar（1993～2004、2014～2019）
ステファン・テイラー（Stephen Taylor） – Bass（2014～2019）
ジョーイ・”ブルー”・ゴンザレス（Joey “Blue” Gonzales） – Drums（2014～2019）
ケヴィン・ボンド（Kevin Bond） – Guitar（2001～2004、2014～2019）、Bass（1995～2001）

【過去メンバー】
ジョー・ファッジオ（Joe Fazzio） – Drums（1993～2004）
ハンク・ウィリアムス・三世（Hank Williams Ⅲ） – Bass（2002～2004）
マルジ・モンタゼリ（Marzi Montazeri） – Guitar（1993～1994）
ロブ・シュミット（Rob Schmdir） – Guitar（1998～2002）
マイケル・ハーガ（Michael Haaga） – Bass（2001～2002）