バンド紹介
TRIPTYKON(トリプティコン)は、CELTIC FROSTのトム・G・ウォリアー(Tom G. Warrior)<Vo,Gt>が2007年に友人の女性ヴァンヤ・スレー(Vanja Slajh)<Ba,Vo>とサイドプロジェクトを発足、2008年にCELTIC FROSTを脱退しバンドとして結成されました。TRIPTYKONという名前には「三位一体」を意味する「トリプティック(Triptych)」の要素が込められており、過去・現在・未来を象徴すると同時に、トム・G・ウォリアーの音楽活動の一貫性を示しています。
2010年、TRIPTYKONはデビューアルバム『Eparistera Daimones』をリリースしました。このアルバムは、CELTIC FROST時代の音楽性を引き継ぎながらも、さらにダークでヘヴィなサウンドを追求した作品です。
特に、ドゥームメタルの重厚感とゴシックメタルの冷徹な雰囲気が融合しており、批評家から高い評価を受けました。代表曲「Goetia」や「Abyss Within My Soul」は、トム・G・ウォリアーの深い絶望感や怒りを反映しており、強烈なインパクトを残しました。
同年にはEP「Shatter」も発表され、デビューアルバムからの楽曲に加え、CELTIC FROST時代の曲をライブ収録した音源も含まれました。このEPは、バンドのライブパフォーマンスを含む貴重な作品としても注目されました。
2014年、TRIPTYKONは2ndアルバム『Melana Chasmata』をリリースしました。アルバムタイトルはギリシャ語で「黒い深淵」を意味し、その名の通り、より暗黒で憂鬱なサウンドが特徴です。収録曲「Tree of Suffocating Souls」や「Boleskine House」では、ブラックメタルの荒々しさとドゥームメタルの鈍重なリフが融合し、重苦しい雰囲気を作り上げています。また、ゴシック的な雰囲気や女性ボーカルが印象的な「Aurorae」もファンから人気が高いです。
このアルバムも批評家やファンから高く評価され、TRIPTYKONが単なるCELTIC FROSTの延長ではなく、独自のアイデンティティを持ったバンドであることを証明しました。
TRIPTYKONは世界各地でライブ活動を続けており、音源だけでなくライブパフォーマンスでも評価を得ています。特にヨーロッパのメタルフェスティバルでの圧倒的な存在感は注目を集めています。
TRIPTYKONは現在も活動を続けており、トム・G・ウォリアーはインタビューで新たな音源制作への意欲を語っています。また、CELTIC FROSTやHELLHAMMER時代の楽曲もライブで披露されることがあり、ファンからは熱烈に支持されています。バンドは依然としてダークで重厚な音楽性を維持し、ゴシックやドゥーム、デス、ブラックといったエクストリームメタルの要素を融合させた独自の路線を貫いています。その革新性と重厚な音楽性は、エクストリームメタル界において確固たる地位を築き上げており、これからもダークメタルの象徴的存在として活動を続けていくことでしょう。
アルバムレビュー(最新アルバム順)
Melana Chasmata(2014)
- Tree Of Suffocating Souls
- Boleskine House
- Altar Of Deceit
- Breathing
- Aurorae
- Demon Pact
- In The Sleep Of Death
- Black Snow
- Waiting
Eparistera Daimones(2010)
- Goetia
- Abyss Within My Soul
- In Shrouds Decayed
- Shrine
- A Thousand Lies
- Descendant
- Myopic Empire
- My Pain
- The Prologing
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