CRYPTOPSY（Canada・カナダ）

CRYPTOPSY（クリプトプシー）
CRYPTOPSY（クリプトプシー）

バンド紹介

カナダ出身のブルータル／テクニカル・デス・メタル・バンド、CRYPTOPSY（クリプトプシー）は、1992年にケベック州モントリオールで結成されました。当初は1988年にNECROSISという名前で活動を開始しましたが、1992年に現在のバンド名に変更しました。彼らはその圧倒的なスピード、複雑なリズム構成、そしてブルータルなサウンドで知られており、デス・メタル界で特に高い評価を得ています。

CRYPTOPSYのデビュー・アルバム『Blasphemy Made Flesh』（1994年）は、バンドの特徴である過激な演奏スタイルを確立し、続くアルバム『None So Vile』（1996年）はブルータル・デス・メタルの名盤とされ、現在でも多くのファンから支持されています。メンバーのフロー・モーニエ（Flo Mounier）<Dr>はバンドの中核として、彼の超絶技巧のプレイはバンドのサウンドに不可欠な要素となっています。

かなりメンバーの入れ替わりが多いバンドですが、コンスタントに活動を続け、『Whisper Supremacy』（1998年）、『And Then You’ll Beg』（2000年）などで、さらに複雑でテクニカルなアプローチを追求し、リスナーに強烈なインパクトを与え続けています。『The Unspoken King』（2008年）では、クリプトプシーはメロディックな要素やコア的な影響を取り入れたことで賛否両論を呼びましたが、セルフタイトルのアルバム『Cryptopsy』（2012年）で従来のテクニカルでブルータルなスタイルに回帰しました。

現在もCRYPTOPSYは新しい音楽をリリースし続けており、ライブ活動も活発に行っています。EPシリーズ『The Book of Suffering – Tome I』（2015年）と『The Book of Suffering – Tome II』（2018年）を通じて、その進化を続けつつデス・メタルのエッセンスを保ち続け、オリジナル・メンバーはフロ・モーニエのみとなってしまいましたが、2023年には前作から11年ぶりとなる8thアルバム『As Gomorrah Burns』を発売し、その過激でテクニカルな音楽性で世界中のファンを魅了し続けています。

【現メンバー】
マット・マギャキー（Matt Mcgachy） – Vocal（2007～）
クリスチャン・ドナルドソン（Christian Donaldson） – Guitar（2007～）
オリヴィエ・ピナール（Olivier Pinard） – Bass（2012～）
フロ・モーニエ（Flo Mounier） – Drums（1992～）

【過去メンバー】
ロード・ワーム（Lord Worm） – Vocal（1988～1997、2003～2007）
スティーヴ・ティバルト（Steve Thibault） – Guitar（1988～1996）
ジョン・トッド（John Todds） -Bass（1988～1992）　※前身バンドNECROSISのみ在籍
マイク・アトキン（Mike Atkin） – Drums（1988～1992）　※前身バンドNECROSISのみ在籍
デイヴ・ガリア（Dave Galea） – Guitar（1992～1993、2000）
ケヴィン・ウィーグル（Kevin Weagle） – Bass（1992～1993）
ジョン・レヴァサー（Jon Levasserur） – Guitar（1993～2005、2011～2012）
マーティン・ファーガソン（Martin Fergusson） -Bass（1994～1995）
ミグエル・ロイ（Miguel ROy） – Guitar（1996～1999）
エリック・ラングロワ（Eric Longlois） – Bass（1996～2011）
マイク・ディソルボ（Mike Disalvo） – Vocal（1997～2001）
アレックス・オウバーン（Alex Auburn） – Guitar（1997～2001）
マーティン・ラクロワ（Martin Lacroix） – Vocal （2004）
マギー・デュランド（Maggie Durand） – keyboard（2007～2008）
ユーリ・レイモンド（Youri Raymond） – Guitar/Bass（2009～2011、2012～2013）

 

アルバムレビュー（最新アルバム順）

As Gomorrah Burns（2023）

  1. Lascivious Undivine
  2. In Abeyance
  3. Godless Deceiver
  4. Ill Ender
  5. Flayed The Swine
  6. The Righteous Lost
  7. Obeisant
  8. Praise The Filth

 

Cryptopsy（2012）

  1. Two-Pound Torch
  2. Shag Harbour’s Visitors
  3. Red-Skinned Scapegoat
  4. Damned Draft Dodgers
  5. Amputated Enigma
  6. The Golden Square Mile
  7. Ominous
  8. Cleansing The Hosts

 

The Unspoen King（2008）

  1. Worship Your Demons
  2. The Headsman
  3. Silence The Tyrants
  4. Bemoan The Martyr
  5. Leach
  6. The Plagued
  7. Resuregence Of An Empire
  8. Anoint The Dead
  9. Contemplate Regicide
  10. Bound Dead
  11. （Exit）The Few

 

Once Was Not（2005）

  1. Luminum
  2. In The Kingdom Where Everything Dies, The Sky Is Mortal
  3. Carrionshine
  4. Adeste Infidelis
  5. The Curse Of The Great
  6. The Frantic Pace Of Dying
  7. Keeping The Cadaver Dogs Busy
  8. Angelskingarden
  9. The Pestilence That Walketh In Darkness（Psalm 1:5-8）
  10. The End
  11. Endless Cemetery

 

And Then You’ll Beg（2000）

  1. …And Then It Passes
  2. We Bleed
  3. Voice Of Unreason
  4. My Prodigal Sun
  5. Shroud
  6. Soar And Envision Sore Vision
  7. Equivalent Equilibrium
  8. Back To The Worms
  9. Screams Go Unheard

 

Whisper Supremacy（1998）

  1. Emaciate
  2. Cold Hate, Warm Blood
  3. Loathe
  4. White Worms
  5. Flame To The Surface
  6. Depths You’ve Fallen
  7. Faceless Unknown
  8. Serpent’s Coil

 

None So Vile（1996）

  1. Crown Of Horns
  2. Slit Your Guts
  3. Graves Of The Fathers
  4. Dead And Dripping
  5. Benedictine Convulsions
  6. Phobophile
  7. Lichmistress
  8. Orgiastic Disembowelment

 

Blasphemy Made Flesh（1994）

  1. Defenestration
  2. Abigor
  3. Open Face Surgery
  4. Serial Messiah
  5. Born Headless
  6. Swine Of The Cross
  7. Gravaged（A Cryptopsy）
  8. Memories Of Blood
  9. Mutant Christ
  10. Pathological Frolic

 

コメント

タイトルとURLをコピーしました