THE DUSKFALL(ザ・ダスクフォール)とは?バンド結成から現在までの歴史
THE DUSKFALL(ザ・ダスクフォール)は、スウェーデン北部の都市ルレオで結成されたメロディック・デス・メタル・バンドで、北欧メロデス黄金期の流れを受け継ぐ実力派バンドとして知られています。叙情的なツインギターと攻撃的なリフを融合させたサウンドを特徴とし、北欧メロディック・デスメタルの伝統を受け継ぐ存在として多くのファンに支持されています。
THE DUSKFALLは、1999年にミカエル・サンドルフ(Mikael Sandorf)<Gt,Vo>とグレン・スヴェンソン(Glenn Svensson)<Gt>ら、元GATES OF ISHTARのメンバーを中心にSOULASHというバンド名でスタートしました。同年に1stデモ『Demo 1999』を制作し、これを機に今のTHE DUSKFALLに改名しました。
2001年、GATES OF ISHTARのオスカー・カールソン(Oskar Karlsson)<Dr>が加入し、デモ『Deliverance』を制作。Black Lotus Recordsと契約し、2002年にデビューアルバム『Frailty』を発売。この作品は、北欧メロディック・デスメタルの王道ともいえる作品です。ツインギターによる叙情的な旋律と、攻撃的なリフ、力強いグロウルが融合したサウンドが特徴で、同時代のスウェーデン・メロデスバンドにも通じる完成度の高さを誇ります。デビュー作ながら、メロディと激しさのバランスが非常に優れた作品として評価されています。
2ndアルバム『Source』では、よりスラッシーで攻撃的な要素が強まりました。前作のメロディックな要素を残しつつ、リフ主体の楽曲構成が強化され、バンドの音楽性がさらに洗練された作品となっています。
メンバー交代を経て2005年に発売された3rdアルバム『Lifetime Supply of Guilt』では、よりヘヴィでダークな雰囲気が強調されています。スピード感のある楽曲と重厚なリフが特徴で、バンドの攻撃性がさらに強化されました。
2007年に発売された4thアルバム『The Dying Wonders of the World』は、THE DUSKFALLの音楽性が成熟した作品として知られています。叙情的なメロディとヘヴィなリフを高いレベルで融合させたアルバムで、バンドの代表作の一つとされています。2008年、ミカエル・サンドルフの脱退により解散を発表。
6年の沈黙後、ソーシャルメディアを通じて再結成を発表。2014年に約7年ぶりの5thアルバム『Where the Tree Stands Dead』をリリースしました。この作品では、初期のメロディック・デスメタルの要素を保ちながら、より現代的で重厚なサウンドが取り入れられています。復活作として高い評価を受け、THE DUSKFALLの健在ぶりを示しました。
2015年はメンバーの脱退・交代を繰り返しながらもライヴ活動を継続。2017年にBlack Lion Recordsと契約し、『The Everlasting Shadows』を発売することを発表しますが、延期。しかし、約10年の時を経て、2026年、自主制作で発売されることが決定しました。
THE DUSKFALLは、スウェーデンのメロディック・デスメタルの伝統を色濃く受け継いでいます。叙情的なツインギター、スラッシーなリフ、そして攻撃的なデスボーカルを組み合わせたスタイルが特徴です。同時代の北欧メロデスバンドであるAT THE GATES、IN FLAMES、DARK TRANQUILLITYといったバンドと同じ流れに位置しながらも、よりストレートで攻撃的なリフを重視したサウンドを特徴としています。このスタイルは、メロディック・デスメタルとスラッシュ・メタルの融合ともいえるものです。
叙情的なギターと攻撃的なリフを融合させた彼らの音楽は、北欧メロデスの伝統を受け継ぐ重要な存在といえるでしょう。現在もそのサウンドは多くのメタルファンに支持されており、THE DUSKFALLは北欧メロディック・デスメタル史の中で確かな足跡を残したバンドの一つです。
THE DUSKFALLのバンドメンバーの変遷と現在のラインナップ
【現メンバー】
■ミカエル・サンドルフ(Mikael Sandorf) – Guitar(2001~2008、2014~2017)、Vocal(2001、2017~)
■ロニー・エドルンド(Ronny Edlund) – Guitar(2014~2016、2017~)
■アントン・リンドバック(Anton Lindbäck) – Guitar(2015~)
■セバスティアン・”セッポ”・リンドグレン(Sebastian “Seppo” Lindgren) – Drums(2016~)
■パトリック・フォールンド(Patrik Forlund) – Guitar(2019~)
【過去メンバー】
■トミー・コヌー(Tommi Konu) – Bass(2001)
■カイ・モーリン(Kaj Molin) – Bass(2001~2005)
■オスカー・カールソン(Oskar Karlsson) – Drums(2001~2008)
■ウルバン・カールソン(Urban Carlsson) – Drums(2001)
■グレン・スヴェンソン(Glenn Svensson) – Guitar(2001~2002)
■ヨニー・アールグレン(Jonny Ahlgren) – Guitar(2001)
■カイ・ヤーコラ(Kai Jaakkola) – Vocal(2001~2008)
■ヨアキム・リンドバック(Joachim Lindbäck) – Guitar(2003~2004)
■アンティ・リンドホルム(Antti Lindholm) – Guitar(2004~2008)
■マッテ・ヤーニル(Matte Järnil) – Bass(2006~2008)
■ヨナタン・ストーム(Jonatan Storm) – Bass(2014~2015)、Vocal(2015)
■フレドリック・アンデション(Fredrik Andersson) – Drums(2014~2016)
■マグナス・カラヴォルン(Magnus Klavborn) – Vocal(2014~2015)
■アキ・ハッキネン(Aki Häkkinen) – Vocal(2015~2017)
■ヤコブ・ビョーンホット(Jacob Björnfot) – Guitar(2016~2019)
アルバム紹介:GATES OF ISHTARの精神を受け継ぐメロディック・デスメタルの実力派バンド
The Everlasting Shadows(2026)

- Entomb My Shadow
- As Our Days Are Dying
- The Everlasting Shadows
- World of Lies
- Legion
- Night at the Graves
- Kneedeep in the Grave
- Golem
- The Peacemaker
Where The Tree Stands Dead(2014)

- To the Pigs
- Farewell
- I Can Kill You
- Where the Tree Stands Dead
- We the Freaks
- Endgame
- Hate for Your God
- The Charade
- Burn Your Ghosts
- Travesty
- We Bleed
The Dying Wonders Of The World(2007)

- Paradises into Deserts
- The Wheel and the Blacklight
- Deep in Your World
- Some More Sin on My Burden
- Shadows and Cancer
- Bring Us Your Infected
- The Option and the Poison
- Sealed with a Fist
- I’ve Only Got Knives for You
Lifetime Supply Of Guilt(2005)

- Trust Is Overrated
- The Shallow End
- Break the Pact
- A Stubborn Soul
- Shoot It In
- Going Down Screaming
- Hours Are Wasted
- Sympathy Has Decreased
- Downright Dreadful
- Relive Your Fall
Source(2003)

- Case Closed
- Striving to Have Nothing
- The Grand Scheme
- Source
- Not a Good Sign
- Guidance
- Lead Astray
- The Destroyer
Frailty(2002)

- The Light
- Age of Errors
- Agoraphobic
- Poison the Waters
- None
- Farewell Song
- Frailty
- Tune of Slaughtered Hearts
- Just Follow
- Deliverance

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