BRUJERIA(ブルヘリア)は、アメリカ合衆国・カリフォルニア州ロサンゼルスで結成されたグラインドコア/デス/グルーヴ・メタル・バンドです。バンド名のBRUJERIAはスペイン語で「魔術」や「呪術」を意味し、音楽や歌詞のテーマは、メキシコの麻薬カルテル、暴力、宗教、黒魔術、政治などを扱っています。結成当初から、メンバーの素性を隠すスタイルと過激なイメージで注目を集めました。
BRUJERIA(ブルヘリア)の基本情報
| バンド名 | BRUJERIA(ブルヘリア) |
|---|---|
| 出身地 | アメリカ合衆国・カリフォルニア州ロサンゼルス |
| ジャンル | デスメタル/グルーヴメタル/グラインドコア |
| 結成年 | 1989年 |
| レーベル | Nuclear Blast Records/Roadrunner Recordsなど |
| 公式サイト | https://www.brujeria.com/ |
| https://www.instagram.com/brujeria_oficial/ | |
| https://www.facebook.com/Brujeria | |
| https://x.com/brujeria | |
| YouTube | https://www.youtube.com/user/BrujeriaOfficial |
BRUJERIA(ブルヘリア)とは?サウンドと特徴を解説
BRUJERIA(ブルヘリア)の最大の魅力は、グラインドコアとデスメタルを融合させた“極限の攻撃性”と、現実社会をえぐる過激なメッセージ性にあります。覆面バンドという匿名性(FEAR FACTORY, NAPALM DEATH, THE HAUNTEDなどのメンバーという噂・・・)を武器に、麻薬戦争や移民問題などタブーに切り込み、単なる音楽の枠を超えた“社会的表現”を展開しています。そのサウンドは、荒々しいブラストビートと重厚なリフを軸に構成され、暴力的でありながらも強烈なグルーヴを感じさせるのが特徴です。スペイン語によるヴォーカルも相まって、独自の緊張感とリアリティを生み出しています。
・麻薬・暴力・政治をテーマにした過激なリリック
・スペイン語ヴォーカルによる独特の緊張感
・覆面バンドとしてのミステリアスな存在感
・シンプルかつ破壊力のあるリフと高速展開
さらに、BRUJERIAは単なる過激さだけでなく、現実社会への強烈な風刺とメッセージ性を内包している点が他バンドとの大きな違いです。そのため、グラインドコアファンだけでなく、社会派メタルを求めるリスナーにも強く支持されています。
BRUJERIA(ブルヘリア)のバンドメンバーの変遷と現在のラインナップ
【現メンバー】
■ファンタスマ(Fantasma) – Bass/Vocal[additional](1989~)、Drums(1989~1992)
■ホンゴ – シェーン・エンバリー(Hongo – Shane Embury) – Guitar/Bass(1992~)
■エル・サングロン – ヘンリー・サンチェス(El Sangron – Henry Sanchez) – Vocal(2015~)
■エル・クリミナル – アントン・レイセネッガー(El Criminal – Anton Reisenegger) – Guitar(2016~)
■エル・サティヴォ(El Sativo) – Drums(2022~)
■ラ・エンカブロナダ – ジェシカ・ピメンテル(La Encabronada – Jessica Pimentel) – Vocal[female](2022~)
【過去メンバー】
■グエロ・シン・フェ – ビリー・ゴウルド(Guero SIn Fe – Billy Gould) – Bass/Guitar(1989~2002)
■アセシノ – ディーノ・カザレス(Asesino – Dino Cazares) – Guitar(1989~2005)
■ホジコン・Jr. – ジェロ・ビアフラ(Hozicon Jr. – Jello Biafra) – Vocal(1989~1992)
■ピンチェ・ピーチ(Pinche Peach) – Vocal[additional]/Samples(1989~2024)
■ホアン・ブルノ(Juan Brujo) – Vocal(1989~2024)
■グレヌド – レイモンド・ヘレーナ(Grenudo – Raymond Herrera) – Drums(1992~2002)
■マリジュアーノ・マチェーテ – アントニオ・”トイ”・ヘルナンデス(Marijuano Machete – Antonio “Toy” Hernandez) – Electronics/Samples/Vocal(2000~2001)
■クリスト・デ・ピスト – ジェシー・ピンタード(Cristo De Pistro – Jesse Pintado) – Guitar(2000)
■マルディト・X – トニー・カンポス(Maldito X – Tony Campos) – Vocal(2001)
■ホンゴ・Jr. – ニコラス・バーカー(Hongo Jr. – Nicholas Barker) – Drums(2003~2005、2016~2022)
■エル・シニコ – ジェフ・ウォーカー(El Cynico – Jeff Walker) – Bass, Vocal[backing](2006~2016)
■エル・アンジェリート – トニー・ラウレアノ(El Angelito – Tony Laureano) – Drums(2006)
■エル・ポドリド – エイドリアン・アーランドソン(El Podrido – Adrian Erlandsson) – Drums(2006~2014)
■エル・クラヴェイダー – ダニエル・アーランドソン(El Clavader – Daniel Erlandsson) – Drums(2012~2014)
BRUJERIA(ブルヘリア):バンドの歴史
アメリカ合衆国・カリフォルニア州ロサンゼルスで結成。
デビューアルバム『Matando Güeros』を発売。過激なジャケットと暴力的な歌詞で、社会的議論を巻き起こす。
2ndアルバム『Raza Odiada』を発売。カリフォルニア州知事を批判する歌詞などが取り上げられ話題になる。
3rdアルバム『Brujerizmo』を発売。
各々のメインバンドでの活動や、バンドメンバーの確執により活動停止。
新たなメンバーを迎え活動を再開。ヨーロッパ、南米など世界各地でツアーを開始。
16年ぶりに4thアルバム『Pocho Aztlán』を発売。
5thアルバム『Esto es Brujeria』を発売。
7月にホアン・ブルノ、9月にピンチェ・ピーチが死去。バンドは活動継続を発表。
BRUJERIA(ブルヘリア)のアルバム紹介:過激な音楽性と歌詞の世界観
Esto es Brujeria(2023)

- Esto es Brujeria
- El patrón del reventón
- Estado profundo
- Bruja encabronada
- G-A-K
- Tu vida loca
- Mexorcista
- Bestia de la muerte
- Políticamente correctos
- Mochado
- Perdido en el espacio
- Odio que amo
- Testamento 3.0
- COVID-666
- Lord Nazi Ruso
- Cocaína (J. J. CALE cover)
”これはまさに呪術だ!BRUJERIAが貫く怒りのグラインドコア2023年版!”
今作は、過激なイメージだけでなく、現代社会への鋭い風刺と怒りが込められた一作であり、結成30年を越えた今なお、その表現は鈍るどころかさらに研ぎ澄まされています。
Pocho Aztlan(2016)

- Pocho Aztlán
- No aceptan imitaciones
- Profecía del anticristo
- Ángel de la frontera
- Plata o plomo
- Satongo
- Isla de la fantasía
- Bruja
- México campeón
- Culpan la mujer
- Códigos
- Debilador
- California über Aztlán (DEAD KENNEDYS cover)
”16年の沈黙を破る呪術再臨―“Pocho Aztlan”が告げたBRUJERIAの復活劇!”
メンバー交代を経てなお、は鋭利なまま進化し、メキシコ先住神話“アズトラン”をモチーフにしたスピリチュアルな要素を内包。攻撃性はそのままに、より深く社会と文化に切り込む姿勢が強調されています。
Brujerizmo(2000)

- Brujerizmo
- Vayan sin miedo
- La traición
- Pititis, te invoco
- Laboratorio cristalitos
- División del norte
- Marcha de odio
- Anti-Castro
- Cuiden a los niños
- El bajón
- Mecosario
- El desmadre
- SIDA de la mente
”暴力から理性へ―“Brujerizmo”が示したBRUJERIAの進化形!”
初期のノイジーなグラインド一辺倒から脱却し、より明瞭で重厚なリフとグルーヴを強調したデスグラインドへと進化を遂げた意欲作。BRUJERIAの真の姿を知るなら、この作品は見逃せません。
Raza Odiada(1995)

- Raza odiada (Pito Wilson)
- Colas de rata
- Hechando chingasos (Greñudos locos II)
- La migra (Cruza la frontera II)
- Revolución
- Consejos narcos
- Almas de venta
- La ley de plomo
- Los tengo colgando (Chingo de mecos II)
- Sesos humanos (Sacrificio IV)
- Primer meco
- El patrón
- Hermanos Menéndez
- Padre nuestro
- Ritmos satánicos
”BRUJERIA最大の問題作、“Raza Odiada”が描く差別と怒りの構図!”
音楽性とメッセージ性が最も鋭く結晶した問題作。元カリスマ知事候補の演説音声をサンプリングするなど、現実と音楽が強烈に融合している。暴力の仮面の下に宿る真実、それこそが本作の最大の衝撃です。
Matando gueros(1993)

- Pura de venta
- Leyes narcos
- Sacrificio
- Santa Lucía
- Matando güeros
- Seis seis seis
- Cruza la frontera
- Greñudos locos
- Chingo de mecos
- Narcos-satánicos
- Desperado
- Culeros
- Misas negras (Sacrificio III)
- Chinga tu madre
- Verga del brujo / Están chingados
- Molestando niños muertos
- Machetazos (Sacrificio II)
- Castigo del brujo
- Cristo de la roca
”衝撃の生首ジャケットと共に―“Matando Güeros”が放った革命の叫び!”
発売当時から物議を醸した最凶の問題作。生首を掲げた衝撃のジャケットと、麻薬・暴力・反権力をテーマにしたスペイン語の歌詞は、グラインドコアという枠すら超える社会的インパクトがあります。
BRUJERIA(ブルヘリア)とは?バンドを知るための3つのFAQ
Q1. BRUJERIA(ブルヘリア)とはどんなバンドですか?
A. BRUJERIAはメキシコ系の文化や社会問題をテーマにした覆面グラインドコア/デスメタルバンドです。過激な歌詞と暴力的なサウンドが特徴で、麻薬戦争や移民問題など現実社会への強いメッセージを発信しています。
Q2. BRUJERIA(ブルヘリア)のおすすめアルバムはどれですか?
A. 初心者にはデビュー作『Matando Güeros』、社会的メッセージが強い『Raza Odiada』、進化したサウンドが楽しめる『Brujerizmo』や『Pocho Aztlan』がおすすめです。それぞれ異なる魅力があり、バンドの変遷も理解しやすい作品群です。
Q3. BRUJERIA(ブルヘリア)のメンバーは誰ですか?
A. BRUJERIAは覆面バンドのため正体は公表されていませんが、過去にはNAPALM DEATH、THE HAUNTED、FEAR FACTORYなど、著名なメタルミュージシャンが関わっていることで知られています。



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