バンド紹介
CUT UP(カット・アップ)は、スウェーデン出身のデス・メタル・バンドで、2014年に結成されました。このバンドは、スウェーデンのデス・メタル・シーンで活躍していたVOMITORYのメンバーであったアンダース・ベルティルソン(Anders Bertilsson)<Gt>とエリク・ルンドクヴィスト(Erik Rundqvist)<Ba,Vo>を中心にスタートしました。VOMITORYが2013年に解散した後、彼らは新たな音楽プロジェクトを立ち上げ、CUT UPとして活動を開始しました。
CUT UPは、VOMITORYでの経験を活かしつつ、より攻撃的かつ直線的なデス・メタルを追求することを目的としていました。2015年には、デビューアルバム『Forensic Nightmares』をリリース。このアルバムは、スウェーデンらしい重厚なリフと、速いテンポのドラム、深みのあるグロウルが特徴で、VOMITORYのファンだけでなく、全世界のデス・メタル・ファンからも高い評価を受けました。
2017年には2ndアルバム『Wherever They May Rot』をリリース。前作よりもさらにダークで暴力的な音楽性を持ち、リスナーに衝撃を与えました。このアルバムは、彼らのトレードマークであるスピーディーな演奏だけでなく、よりメロディックな要素や、アグレッシブなリフが融合されており、バンドの成長を感じさせる内容となっています。
CUT UPは、デス・メタルの王道を守りつつも、自分たちのスタイルを確立しています。VOMITORYの再結成などのため、2021年から活動休止状態ですが、メンバーそれぞれが他のプロジェクトに参加していることもあり、スウェーデンのデス・メタル・シーンを支え続けています。
CUT UPは、VOMITORYの遺産を受け継ぎながらも、独自の道を切り開いているバンドです。彼らの作品は、スウェーデンのデス・メタルを象徴するサウンドと、破壊的なエネルギーに満ちており、これからの活躍にも注目が集まります。
バンドメンバー
【現メンバー】
エリク・ルンドクヴィスト(Erik Rundqvist) – Bass/Vocal(2014~2021)
トビアス・グスタフソン(Tobias Gustafsson) – Drums(2014~2021)
アンダース・ベルティルソン(Anders Bertilsson) – Guitar(2014~2021)
【過去メンバー】
アンドレアス・”ビョルテ”・ビョルンソン(Andreas “Bjorte” Bjornson) – Guitar/Vocal(2014~2021)
アルバムレビュー(最新アルバム順)
Wherever They May Rot(2017)
- From Ear To Ear
- Necrophabic Madness
- Behead The Dead
- Wherever They May Rot
- Vermin Funeral
- By Hatred Bound
- Psychosurgery
- In The Aftermath
- Master Dissector
- Cranium Crusher
- Raped By The Blade
Forensic Nightmares(2015)
- Enter Hell
- Burial Time
- Remember The Flesh
- A Butchery Improved
- Brain Cell Holocaust
- Forensic Nightmare
- Camouflesh
- Order Of The Chainsaw
- Stab And Stab Again
- Bunker Z16
- Dead And Impaled
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