SENTENCED(センテンスト)は、フィンランド・オウル近郊のムホスで結成されたデス/ゴシック・メタル/ロック・バンドです。初期は北欧デス・メタルらしい攻撃的なサウンドを展開し、その後は哀愁あふれるメロディと美しいギターリードを融合させたゴシック・メタルへと進化しました。1990年代から2000年代にかけて、フィンランド・メタルシーンを代表する存在として活躍し、悲哀や孤独、生と死をテーマにした歌詞と叙情的なメロディで世界中のファンを魅了しました。2005年に惜しまれながら解散しましたが、現在でもゴシック・メタルやメランコリック・メタルを語るうえで欠かせない伝説的バンドとして高く評価されています。
SENTENCED(センテンスト)とは?バンドの基本情報
| バンド名 | SENTENCED(センテンスト) |
|---|---|
| 出身地 | フィンランド・ムホス(Finland, Muhos) |
| ジャンル | デスメタル/ゴシックメタル/ゴシックロック |
| 結成年 | 1989年 |
| レーベル | Century Media Records/Spinfarm Records/Thrash Records |
| https://www.facebook.com/sentenced.org/ |
SENTENCED(センテンスト)とは?サウンドと特徴を解説
SENTENCED(センテンスト)の最大の魅力は、初期の攻撃的なデス・メタルから、北欧らしい哀愁を帯びたゴシック・メタルへと進化した、劇的でメランコリックなサウンドです。重厚なギターリフ、胸を締めつけるような旋律、死や孤独を描いた歌詞が融合し、フィンランド・メタルならではの冷たく美しい世界観を生み出しています。
・ミーカ・テンクラ<Gt>による泣きのギターと叙情的なツインリード
・北欧の寒さや孤独を感じさせるメランコリックなメロディ
・デス・メタルからゴシック・メタルへ進化した幅広い音楽性
・死、絶望、失恋、自己嫌悪を描いた暗く文学的な歌詞
・ヴィレ・レイヒアラ<Vo>の低く渋いクリーン・ヴォーカル
初期のSENTENCED(センテンスト)は、低く唸るデス・ボイス、複雑な展開、鋭いギターリフを前面に押し出したデス・メタルを演奏していました。ヴィレ・レイヒアラ加入後は、クリーン・ヴォーカルを中心としたゴシック・メタルへと本格的に変化しました。重く刻まれるギターと覚えやすい旋律、悲壮感のある歌声が一体となり、暗いだけではないドラマティックな楽曲を生み出しています。SENTENCEDは、激しさと美しさ、冷たさと人間的な感情を同時に味わえるバンドです。初期のデス・メタルが好きな人はもちろん、PARADISE LOST、AMORPHIS、CHARON、POISONBLACKなどの哀愁系ゴシック・メタルを好むリスナーにもおすすめです。
SENTENCED(センテンスト)のバンドメンバーの変遷と現在のラインナップ
【最終メンバー】
■ヴェサ・ランタ(Vesa Ranta) – Drums(1989~2005)
■ミーカ・テンクラ(Miika Tenkula) – Guitar(1989~2005)、Vocal(1989~1992)、Keyboard(1993~1994、1998)、Bass(1996)
■サミ・ロパッカ(Sami Lopakka) – Guitar(1989~2005)、Keyboard(1993~1994)
■ヴィレ・レイヒアラ(Ville Laihiala) – Vocal(1996~2005)
■サミ・クッコーヴィ(Sami Kukkohovi) – Bass(1997~2005)
【現メンバー】
■ラリ・キルマネン(Lari Karppinen) – Bass(1989~1991)
■タネリ・ヤルヴァ(Taneli Jarva) – Bass(1991~1996)、Vocal(1992~1996)
SENTENCED(センテンスト):バンド結成から現在までの歴史
ミーカ・テンクラ<Gt>を中心にUTMOST DEFORMITYというバンドを結成し、後にDEFORMITYに改名。
メンバー交代を経て、SENTENCEDに改名。
2本のデモ『When Death Join Us…』『Rotting Ways To Misery』を発売した後、Thrash Recordsと契約。
メンバー交代の後、デビューアルバム『Shadows Of The Past』を発売。
デモ『Journey To Pohjola』を発売後、Spinfarm Recordsと契約。
2ndアルバム『North From Here』を発売後、注目が集まりCentury Media Recordsと契約。
3rdアルバム『Amok』を発売。その後、SAMAEL、TIAMATとヨーロッパをツアー。
ヴィレ・レイヒアラ<Vo>が加入し、4thアルバム『Down』を発売し、世界的な成功を収める。
5thアルバム『Frozen』を発売。
6thアルバム『Crimson』を発売。初のアメリカツアーを行い、フィンランドのアルバムチャートで1位にランクイン。
7thアルバム『The Cold White Light』を発売。その後、KILLSWITCH ENGAGE、DARK TRANQUILLITY、IN FLAMESらと共にアメリカツアーを行う。
バンド最後の作品、8thアルバム『The Funeral Album』を発売。地元オウルで最後の公演を行うった後、解散。
ミーカ・テンクラ<Gt>が心臓発作が原因で死去。
SENTENCED(センテンスト)のアルバム紹介:哀愁メロディで世界を魅了した伝説のメタルバンド
The Funeral Album(2005)

- May Today Become The Day
- Ever-Frost
- We Are But Falling Leaves
- Her Last 5 Minutes
- Where Waters Fall Frozen
- Despair-Ridden Hearts
- Vengeance Is Mine
- A Long Way To Nowhere
- Consider Us Dead
- Lower The Flags
- Drain Me
- Kazu
- End Of The Road
The Cold White Light(2002)

- Konevitsan Kirkonkellot
- Cross My Heart And Hope To Die
- Brief Is The Light
- Neverlasting
- Aika Multea Muistot(Everything Is Nothing)
- Excuse Me While I Kill Myself
- Blood & Tears
- You Are The One
- Guilt And Regret
- The Luxury Of A Grave
- No One There
Crimson(2000)

- Bleed In My Arms
- Home In Despair
- Fragile
- No More Beating As One
- Broken
- Killing Me, Killing You
- Dead Moon Rising
- The River
- One More Day
- With Bitterness And Joy
- My Slowing Heart
Frozen(1998)

- Kaamos
- Farewell
- Dead Leaves
- For The Love I Bear
- One With Misery
- The Suicider
- The Rain Comes Falling Down
- Grave Sweet Grave
- Burn
- Drown Together
- Let Go(The Last Chapter)
- Mourn
Down(1996)

- Intro – The Gate
- Noose
- Shadegrown
- Bleed
- Keep My Grave Open
- Crumbling Down(Give Up Hope)
- Sun Won’t Shine
- Ode To The End
- 0132
- Warrior Of Life(Reaper Redeemer)
- I’ll Throw The First Rock
Amok(2002)

- The War Ain’t Over!
- Phenix
- New Age Messiah
- Forever Lost
- Funeral Spring
- Nepenthe
- Dance On The Graves(Lil’ Siztah’)
- Moon Magick
- The Golden Stream Of Lapland
North From Here(1993)

- My Sky Is Darker Than Thine
- Wings
- Fields Of Blood, Harvester Of Hate
- Capture Of Fire
- Awaiting The Winter Frost
- Beyond The Wall Of Sleep
- Northern Lights
- Epic
Shadows Of The Past(1991)

- When The Moment Of Death Arrives
- Rot To Dead
- Disengagement
- Rotting Ways To Misery
- The Truth
- Suffocated Beginning Of Life
- Beyond The Distant Valleys
- Under The Suffer
- Descending Curtain Of Death
SENTENCED(センテンスト)とは?バンドを知るための3つのFAQ
Q1. SENTENCED(センテンスト)はどのようなバンドですか?
A. SENTENCED(センテンスト)は、1989年にフィンランド・ムホスで結成されたデス/ゴシック・メタル・バンドです。初期はオールドスクール・デス・メタルを演奏していましたが、中期以降は哀愁あふれるメロディとクリーン・ボーカルを取り入れたゴシック・メタルへと進化しました。北欧メタルを代表するバンドのひとつとして、現在も高い人気を誇っています。
Q2. SENTENCED(センテンスト)のおすすめアルバムはどれですか?
A. SENTENCEDを初めて聴く方には、『The Cold White Light』(2002年)と『Crimson』(2000年)がおすすめです。叙情的なメロディと重厚なギター、ヴィレ・レイヒアラ<Vo>の渋いボーカルが存分に楽しめます。一方、初期デス・メタル時代を知りたい方は、『North From Here』(1993年)や『Amok』(1995年)から聴き始めると、バンドの音楽性の変化を感じられます。
Q3. SENTENCED(センテンスト)はなぜ解散したのですか?
A. SENTENCEDは2005年、ラストアルバム『The Funeral Album』の発表とフェアウェルツアーをもって、自らの意思で解散しました。人気や活動の低迷が理由ではなく、「最高の状態でバンドの歴史に幕を下ろしたい」というメンバーの意向によるものです。その潔い幕引きは多くのファンから支持され、現在でも伝説的なバンドとして語り継がれています。



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