バンド紹介
GOJIRA(ゴジラ)は、フランス出身のプログレッシヴ/グルーヴ/デス・メタル・バンドです。1996年にフランスのバイヨンヌで結成され、当初はGodzilla(ゴジラ)という名前で活動していましたが、バンド名の由来となっている日本の特撮怪獣ゴジラと同じ名前だったため、法的な問題により2001年に現在のGOJIRAに改名しました。
バンドの中心メンバーは、ジョー・デュプランティエ(Joe Duplantier)<Vo,Gt>と、マリオ・デュプランティエ(Mario Duplantier)<Dr>の兄弟です。彼らに加え、クリスチャン・アンドリュー(Christian Andreu)<Gt>、ジャン=ミシェル・ラビディ(Jean-Michel Labadie)<Ba>がメンバーとして活動しています。
彼らは、2001年にデビューアルバム『Terra Incognita』をリリースし、その後も『The Link』(2003年)、『From Mars to Sirius』(2005年)といったアルバムで評価を高めました。特に2005年の『From Mars to Sirius』は、彼らの名を世界的に広めるきっかけとなり、独創的なサウンドと環境問題をテーマにした歌詞が特徴的でした。
2008年には4thアルバム『The Way of All Flesh』を発表し、さらに評価を高めました。この作品は、生命や死、スピリチュアルなテーマを扱い、テクニカルかつヘヴィなサウンドが特徴です。2012年には『L’Enfant Sauvage』をリリースし、より洗練された音楽性を打ち出しました。
2016年のアルバム『Magma』は、ジョーとマリオの母親の死という個人的な経験を反映した感情的な作品となり、これまで以上にメロディアスで叙情的な楽曲が増えました。このアルバムは批評家から高く評価され、グラミー賞にもノミネートされました。
2021年には『Fortitude』をリリースし、さらに進化したサウンドを披露しました。このアルバムでは、彼らの特徴である環境問題へのメッセージを強く打ち出し、社会的な意識を持った作品として評価されました。
GOJIRAは、プログレッシヴな展開とグルーヴ感のあるリフ、激しいブラストビート、そして独特なリリックで、メタルシーンにおいて独自の地位を築いています。彼らの音楽は、単なるヘヴィネスだけでなく、哲学的なテーマや環境問題への意識を取り入れた、深みのあるスタイルが特徴です。
また、GOJIRAはライブパフォーマンスでも高く評価されており、世界中のメタルファンから支持されています。2024年夏のパリオリンピック開会式でのライヴパフォーマンスで話題になりました。
GOJIRAは、現在も世界的な人気を誇り、大規模なツアーを行いながら、新たな音楽的挑戦を続けています。
アルバムレビュー(最新アルバム順)
Foritude(2021)
- Born For One Thing
- Amazonia
- Another World
- Hold On
- New Found
- Fortitude
- The Chant
- Sphinx
- Into The Storm
- The Trails
- Grind
2021年に発売された7thアルバムは、バンドの進化を示す壮大なアルバムです。本作は、これまでのテクニカルでブルータルな要素を維持しつつ、メロディアスでエモーショナルな側面を強調しています。環境問題や人類の精神的成長をテーマにした歌詞が深いメッセージ性を持ち、楽曲ごとに異なる雰囲気を生み出しています。「Amazonia」は、南米の先住民文化や環境破壊への警鐘が込められ、独特なパーカッションとリフが印象的。「Born for One Thing」は、アグレッシブなリフとGrooveが特徴で、GOJIRAらしいダイナミックな展開が楽しめます。一方で「The Chant」は、コーラス主体のスピリチュアルな雰囲気を持ち、アルバムの中でも異彩を放つ楽曲です。サウンドプロダクションも秀逸で、各楽器の音がクリアに際立っています。ジョー・デュプランティエのヴォーカルは力強さと繊細さを兼ね備え、楽曲の感情を見事に表現しています。『Fortitude』は、GOJIRAの新たな可能性を示し、リスナーに深いインパクトを与えるアルバムです。
Magma(2016)
- Shooting Star
- Silvera
- The Cell
- Stranded
- Yellow Stone
- Magma
- Pray
- Only Pain
- Low Lands
- Liberation
L’enfant Sauvage(2012)
- Explosia
- L’enfant Sauvage
- The Axe
- Liquid Fire
- The Wild Healer
- Planned Obsolescence
- Mouth Of Kala
- The Gift Of Guilt
- Pain Is A Master
- Bor In Winter
- The Fall
The Way Of All Flesh(2008)
- Oroborus
- Toxic Garbage Island
- A Sight To Behold
- Yama’s Messengers
- The Silver Cord
- All The Tears
- Adoration For None
- The Art Of Dying
- Esoteric Surgery
- Vacuity
- Wolf Down The Earth
- The Way Of All Flesh
From Mars To Sirius(2005)
- Ocean Planet
- Backbone
- From The Sky
- Unicorn
- Where Dragons Dwell
- The Heaviest Matter Of The Universe
- Flying Whales
- In The Wilderness
- World To Come
- From Mars
- To Sirius
- Global Warning
The Link(2003)
- The Link
- Death Of Me
- Connected
- Remembrance
- Torii
- Indians
- Embrace The World
- Inward Movement
- Over The Flows
- Wisdom Comes
- Dawn
Terra Incognita(2001)
- Clone
- Lizard Skin
- Satan Is A Lawyer
- 04
- Blow Me Away You(Niverse)
- 5988 Trillions De Tonnes
- Deliverance
- Space Time
- On The B.O.T.A.
- Rise
- Fire Is Everything
- Love
- 1990 Quatrillions De Tonnes
- In The Forest
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