KK’S PRIEST(ケーケーズ・プリースト)とは?誕生の背景と結成の経緯
KK’S PRIEST(ケーケーズ・プリースト)は、イギリス出身の伝説的ギタリスト、K.K.ダウニング(K.K.Downing)<Gt>によって結成されたヘヴィ・メタル・バンドです。バンドは、JUDAS PRIESTの伝統を受け継ぎながらも、独自の力強いサウンドを追求することを目的として、2020年に正式に活動を開始しました。
中心人物であるK.K.ダウニングは、JUDAS PRIESTの創設メンバーの1人であり、長年にわたってそのツイン・ギター・スタイルを築き上げた立役者です。彼は2011年にJUDAS PRIESTを脱退しましたが、再びステージに立ちたいという強い意志のもと、KK’S PRIESTを結成しました。
バンドには、同じく元JUDAS PRIESTのティム・“リッパー”・オーウェンズ(Tim “Ripper” Owens)<Vo>、結成時には同じく元JUDAS PRIESTのレス・ビンクス(Les Binks)<Dr>が参加しており、かつての黄金時代を彷彿とさせる布陣となっています。
2021年、バンドはデビューアルバム『Sermons of the Sinner』をリリースしました。この作品は、クラシックなブリティッシュ・メタルの精神を保ちつつも、現代的なエッジを加えた内容で、批評家やファンから高評価を受けました。アルバムの中では、K.K.ダウニングのギターが存分に炸裂し、オーウェンズのパワフルなボーカルとともに、真のヘヴィ・メタル・スピリットを体現しています。
その後、バンドはツアーを通じて精力的に活動を展開し、2023年には2ndアルバム『The Sinner Rides Again』を発表しました。こちらも前作に続き、重厚でスピード感あふれる楽曲が並び、バンドとしての成長と一体感を示しています。
KK’S PRIESTは、JUDAS PRIESTの遺産を継承するだけでなく、K.K.ダウニング自身の新たな創造力を形にする場として、今後もヘヴィ・メタル界に大きな影響を与えていく存在です。バンドの活動は、古き良きメタルへのリスペクトと、現代におけるその進化の両立を象徴しています。
KK’S PRIESTのバンドメンバー紹介
【現メンバー】
K.K.ダウニング(K.K.Downing) – Guitar(2019~)
A.J.ミルズ(A.J.Mills) – Guitar(2019~)
ティム・“リッパー”・オーウェンズ(Tim “Ripper” Owens) – Vocal(2019~)
トニー・ニュートン(Tony Newton) – Bass(2020~)
ショーン・エルグ(Sean Elg) – Drums(2021~)
【過去メンバー】
レス・ビンクス(Les Binks) – Drums(2019~2021)
アルバムレビュー(最新アルバム順)
The Sinner Rides Again(2023)
- Sons Of The Sentinel
- Strike Of The Viper
- Reap The Whirlwind
- One More Shot At Glory
- Hymn 66
- The Sinner Rides Again
- Keeper Of The Graves
- Pledge Your Souls
- Wash Away Your Sins
Sermons Of The Sinner(2021)
- Incarnation
- Hellfire Thunderbolt
- Sermons Of The Sinner
- Sacerdote Y Diablo
- Raise Your Fists
- Brothers Of The Road
- Metal Through And Through
- Wild And Free
- Hail For The Priest
- Return Of The Sentinel
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