ノルウェー産ブラックメタルの伝説・DARKTHRONEの歴史と代表作を一挙紹介

DARKTHRONE(Norway)
DARKTHRONE(Norway)

DARKTHRONE(ダークスローン)は、1986年にノルウェー・コルボン(Kolbotn)で結成されたデスメタル/ブラックメタル/ドゥームメタル/スピードメタル/ヘヴィメタル・バンドです。初期はテクニカルなデスメタル・バンドとして活動していましたが、2ndアルバム『A Blaze in the Northern Sky』でブラックメタルへ大胆に転向しました。1990年代以降は、ブラックメタルだけに留まらず、スラッシュメタル、ドゥームメタル、パンク、クラシック・ヘヴィメタルなど、さまざまな音楽性を独自に融合。流行に迎合しない姿勢を貫きながら、自分たちが理想とする「古き良きメタル」の精神を追求し続けています。

 

DARKTHRONE(ダークスローン)とは?バンドの基本情報

バンド名 DARKTHRONE(ダークスローン)
出身地 ノルウェー・コルボン(Norway, Kolbotn)
ジャンル ブラックメタル/デスメタル/ドゥームメタル/ヘヴィメタル/スピードメタル
結成年 1987年
レーベル Peaceville Records/Moonfog Productions
Instagram https://www.instagram.com/darkthroneofficial/
Facebook https://www.facebook.com/Darkthroneofficial/

 

DARKTHRONE(ダークスローン)とは?サウンドと特徴を解説

DARKTHRONE(ダークスローン)の最大の魅力は、ブラックメタルを軸に、デスメタル、ドゥームメタル、スピードメタル、クラシック・ヘヴィメタルの要素を融合した、唯一無二のダークで重厚なサウンドです。

・ノルウェー・ブラックメタルを象徴するローファイで冷徹なギターサウンド
・反復するミニマルなリフが生み出す漆黒の世界観
・ドゥームメタル由来の重厚で荘厳なスローテンポ・リフ
・スラッシュメタルやスピードメタル、NWOBHMを取り入れた力強い疾走感
・流行に左右されないアンダーグラウンド精神とヴィンテージ・メタルへの敬意

初期はテクニカルなデスメタル・バンドとして活動していましたが、1992年の名盤『A Blaze in the Northern Sky』でブラックメタルへ転向し、シーンの歴史を塗り替えました。その後はブラックメタルの枠に留まることなく、ドゥームメタルや80年代ヘヴィメタル、クラストパンクなど多彩な要素を取り入れた独自のスタイルを確立しています。ブラックメタル初心者はもちろん、本格的なノルウェー・ブラックメタルを探している方や、CELTIC FROSTBATHORYVENOMMOTORHEADなどのクラシック・メタルを愛するリスナーにもおすすめできる伝説的バンドです。

 

DARKTHRONE(ダークスローン)のバンドメンバーの変遷と現在のラインナップ

【現メンバー】
■フェンリズ(Fenriz) – Drums/Vocal(1987~)、Bass/Guitar[additional](1993~)
■ノクターノ・クルト(Nocturno Culto) – Vocal/Guitar(1988~)、Bass(1992~)

【過去メンバー】
■ダグ・ニルソン(Dag Nilson) – Bass(1987~1991)
■ゼピュロス(Zephyrous) – Guitar(1987~1993)
■アンダース・リスベルゲット(Anders Risberget) – Guitar(1987~1988)

 

DARKTHRONE(ダークスローン):バンド結成から現在までの歴史

1986年

フェンリズ<Dr>などを中心に前身バンド、BLACK DEATGが結成される。

1987年

バンド名をDARKTHRONEに改名。

1988~1989年

ノクターノ・カルト<Vo,Gt>が加入し、4本のデモ『Land Of Frost』『A New Dimension』『Thulcandra』『Cromlech』を発売。

1991年

Peaceville Recordsと契約し、デビューアルバム『Soulside Journey』を発売。

1992年

ブラックメタルの歴史的名盤と名高い2ndアルバム『A Blaze In The Northern Sky』を発売。

1993年

3rdアルバム『Under A Funeral Moon』を発売。

1994年

4thアルバム『Transivanian Hunger』を発売。

1995年

SATYRICONのサティア―のレーベル、Moonfog Productionsに移籍し、5thアルバム『Panzerfaust』を発売。

1996年

6thアルバム『Total Death』、初期音源集『Goatlord』を発売。その後、オスロのロックフェラー劇場でバンド最後のライヴを行う。

1999年

7thアルバム『Ravishing Grimness』を発売。

2001年

8thアルバム『Plaguewielder』を発売。

2003年

9thアルバム『Hate Them』を発売。

2004年

10thアルバム『Sardonic Wrath』を発売。このアルバムはノルウェーの音楽賞にノミネートされますが、バンドによって取り下げられる。

2006年

Peaceville Recordsに復帰し、11thアルバム『The Cult Is Alive』を発売。ノルウェーのアルバムチャート22位にランクイン。

2007年

12thアルバム『F.O.A.D.』を発売。

2008年

13thアルバム『Dark Thrones And Black Flags』を発売。

2010年

14thアルバム『Circle The Wagons』を発売。

2013年

15thアルバム『The Underground Resistance』を発売。

2016年

16thアルバム『Arctic Thunder』を発売。

2019年

17thアルバム『Old Star』を発売。

2021年

18thアルバム『Eternal Hails …』を発売。

2022年

19thアルバム『Astral Fortress』を発売。

2024年

20thアルバム『It Beckons Us All …』を発売。

2026年

21thアルバム『Pre-Historic Metal』を発売。

 

 

DARKTHRONE(ダークスローン)のアルバム紹介:ブラックメタルの礎を築いたバンド

Pre-Historic Metal(2026)

Darkthrone - Pre-Historic Metal(2026)

  1. They Found One of My Graves
  2. Pre-Historic Metal
  3. Siberian Thaw
  4. Deeply Rooted
  5. The Dry Wells of Hell
  6. So I Marched to the Sunken Empire
  7. Eat Eat Eat Your Pride
  8. Eon 4

バンド結成40周年を迎えた「古き良きメタルで新しい作品を作る」という理念のもと、70〜80年代メタルの精神を受け継いだ独自のサウンドを追求し制作されたアルバムです。

 

It Beckons Us All…(2024)

Darkthrone - It Beckons Us All ......(2024)

  1. Howling Primitive Colonies
  2. Eon 3
  3. Black Dawn Affiliation
  4. And In That Moment I Knew The Answer
  5. The Bird People Of Nordland
  6. The Heavy Hand
  7. The Lone Pines Of The Lost Planet

近年のDARKTHRONEが追求してきたクラシック・ヘヴィメタルとブラックメタルの融合をさらに発展させた作品。40年近いキャリアを経ても進化を続けるバンドの現在地を示す傑作です。

 

Astral Fortress(2022)

Darkthrone - Astral Fortress(2022)

  1. Caravan Of Broken Ghosts
  2. Impeccable Caverns Of Satan
  3. Stalagmite Necklace
  4. The Sea Beneath Seas Of The Sea
  5. Kevorkian Times
  6. Kolboth, West Of The Vast Forests
  7. Eon 2

『Eternal Hails…..』の流れを受け継ぎながらも、よりヘヴィメタルらしいダイナミズムを取り入れた作品。ドゥームメタルの重厚さとブラックメタルの冷たさが共存し、独創的なサウンドを展開しています。円熟した2人だからこそ生み出せる深みが感じられるアルバムです。

 

Eternal Hails…(2021)

Darkthrone - Eternal Hails ......(2021)

  1. His Master’s Voice
  2. Hate Cloak
  3. Wake Of The Awakened
  4. Voyage To A North Pole Adrift
  5. Lost Arcana City Of Uppakra

全5曲という構成ながら、それぞれが長尺で壮大な世界観を描くドゥームメタル寄りの作品です。BLACK SABBATHやCELTIC FROSTの影響を感じさせる重厚なリフと幻想的な展開が印象的で、従来のブラックメタルとは異なる魅力を持っています。DARKTHRONEの新境地を示した重要作です。

 

Old Star(2019)

Darkthrone - Old Star(2019)

  1. I Muffle Your Inner Choir
  2. The Hardship Of The Scots
  3. Old Star
  4. Alp Man
  5. Duke Of Gloat
  6. The Key Is Inside The Wall

ブラックメタルよりもドゥームメタルや80年代ヘヴィメタル色を前面に押し出した作品。ゆったりとしたテンポと重厚なリフが特徴で、BLACK SABBATHやCANDLEMASSを思わせる重苦しい世界観を展開しています。円熟味あふれる演奏が楽しめる、近年屈指の力作です。

 

Arctic Thunder(2016)

Darkthrone - Arctic Thunder(2016)

  1. Tundra Leech
  2. Burial Bliss
  3. Boreal Fiends
  4. Inbred Vermin
  5. Arctic Thunder
  6. Throw Me Through The Marshes
  7. Deep Lake Trespass
  8. The Wyoming Distance

初期ブラックメタルの冷たさとクラシック・ヘヴィメタルの力強さが絶妙に融合した作品。重厚なギターリフとダークな雰囲気を軸にしながら、キャッチーなメロディも取り入れられています。近年のDARKTHRONEを代表するアルバムとして、新旧ファンの双方から高い評価を受けています。

 

The Underground Resistance(2013)

Darkthrone - The Underground Resistance(2013)

  1. Dead Early
  2. Valkyrie
  3. Lesser Men
  4. The Ones You Left Behind
  5. Come Warfare, The Entire Doom
  6. Leave No Cross Unturned

DARKTHRONEが80年代正統派ヘヴィメタルへの敬意を最も色濃く表現した作品。長尺曲を中心としたドラマティックな展開やツインギターを意識した構成など、従来のブラックメタルとは異なる魅力を持っています。バンドの音楽的な懐の深さを感じさせる意欲作です。

 

Circle The Wagons(2010)

Darkthrone - Circle The Wagons(2010)

  1. Those Treasures Will Never Befall You
  2. Running For Borders
  3. I Am The Graves Of The 80s
  4. Stylized Corpse
  5. Circle The Wagons
  6. Black Mountain Totem
  7. I Am The Working Class
  8. Eyes Burst At Dawn
  9. Brann Inte Slottet

70〜80年代ヘヴィメタルやスピードメタルへの回帰を強く打ち出した作品。ブラックメタル特有の暗さを残しつつも、キャッチーで躍動感のあるリフが随所に登場します。ヴィンテージ・メタルへの深い愛情を感じられるアルバムとして、多くのファンから高く評価されています。

 

Dark Thrones And Black Flags(2008)

Darkthrone - Dark Thrones And Black Flags(2008)

  1. The Winds They Called The Dungeon Shaker
  2. Death Of All Oaths(Oath Minus)
  3. Hiking Metal Punks
  4. Blacksmith Of The North(Keep That Ancient Fire)
  5. Norway In September
  6. Grizzly Trade
  7. Hanging Out In Haiger
  8. Dark Thrones And Black Flags
  9. Launchpad To Nothingness
  10. Witch Ghetto

パンク、スラッシュメタル、ブラックメタルを自由に融合した実験的な作品。従来以上にバラエティ豊かな楽曲が並び、アンダーグラウンド精神を貫く姿勢が色濃く表れています。既存のブラックメタル像に縛られない、DARKTHRONEならではの個性が光る一枚です。

 

F.O.A.D.(2007)

Darkthrone - F.O.A.D.(2007)

  1. These Shores Are Damned
  2. Canadian Metal
  3. The Church Of Real Metal
  4. The Banners Of Old
  5. Fuck Off And Die
  6. Splitkein Fever
  7. Raised On Rock
  8. Pervertor Of The 7 Gates
  9. Wisdom Of The Dead

『F.O.A.D.』では、ブラックメタルよりもクラシック・ヘヴィメタルやスピードメタル色がさらに強まりました。80年代メタルへの愛情が全編から伝わる作品であり、キャッチーなリフと豪快なギターサウンドが印象的です。フェンリズ<Dr>の豊富な音楽的ルーツが反映された、多彩な魅力を持つアルバムとなっています。

 

The Cult Is Alive(2006)

Darkthrone - The Cult Is Alive(2006)

  1. The Cult Of Goliath
  2. Too Old Too Cold
  3. Atomic Coming
  4. Graveyard Slut
  5. Underdogs And Overlords
  6. Whisky Funeral
  7. De Underjordiske (Ælia Capitolina)
  8. Tyster på gud
  9. Shut Up
  10. Forebyggende Krig

ブラックメタルにパンクやNWOBHM、スラッシュメタルを大胆に融合した転機となる作品です。VENOMやMOTORHEADへの敬意を感じさせる豪快なリフと疾走感が魅力で、従来のブラックメタルの枠を超えた自由なサウンドを展開しています。DARKTHRONE第二章の幕開けを告げる重要作です。

 

Sardonic Wrath(2004)

Darkthrone - Sardonic Wrath(2004)

  1. Order Of The Ominous
  2. Information Wants To Be Syndicated
  3. Sjall Matt Jesu Krist
  4. Straightening Sharks In Heaven
  5. Alle Gegen Alle
  6. Man Tenker Sitt
  7. Sacrificing To The God Of Doubt
  8. Hate Is The Law
  9. Rawness Obsolete

ブラックメタル時代の集大成ともいえる作品。荒々しさを保ちながらも、楽曲にはヘヴィメタルやドゥームメタルの影響が色濃く表れています。2000年代初頭のDARKTHRONEを代表する一枚であり、後のクラシック・メタル志向へ移行する重要な橋渡しとなったアルバムです。

 

Hate Them(2003)

Darkthrone - Hate Them(2003)

  1. Rust
  2. Det Svartner Nå
  3. Fucked Up And Ready To Die
  4. Ytterst i Livet
  5. Divided We Stand
  6. Striving For A Piece Of Lucifer
  7. In Honour Of Thy Name

フェンリズがベースを担当し、2人体制が完全に確立した作品です。ブラックメタルの暗黒性とヘヴィメタルのリフを融合したサウンドは、従来のファンだけでなくクラシック・メタル好きからも支持を集めました。派手さはありませんが、長く聴き込むほど味わいが深まるスルメ盤として人気があります。

 

Plaguewielder(2001)

Darkthrone - Plaguewielder(2001)

  1. Weaking Avenger
  2. Raining Murder
  3. Sin Origin
  4. Command
  5. I, Voidhanger
  6. Wreak

『Plaguewielder』では、ブラックメタルの攻撃性に加え、クラシック・ヘヴィメタルのリフワークやスラッシュメタルの疾走感がさらに強調されています。シンプルながら印象的な楽曲構成が特徴で、バンド独自のスタイルが明確になってきた時期の代表作です。ダークな雰囲気を保ちながらも、より力強いメタルサウンドが楽しめます。

 

Ravishing Grimness(1999)

Darkthrone - Ravishing Grimness(1999)

  1. Lifeless
  2. The BeastThe Claws Of Time
  3. Across The Vacuum
  4. Ravishing Grimness
  5. To The Death(Under The King)

ブラックメタルを基盤としながらも、ヘヴィメタルらしい重厚なリフを積極的に取り入れた作品です。これまで以上に音質も向上し、楽曲の迫力が増しています。ノクターノ・カルトの低く力強いヴォーカルも存在感を放ち、荒々しさと聴きやすさを兼ね備えた一枚として高く評価されています。

 

Goatlord(1996)

Darkthrone - Goatlord(1996)

  1. Rex
  2. Pure Demoniac Blessing
  3. (The)Grimness Of Which Shepherds Mourn
  4. Sadomasochistic Rites
  5. As Desertshadows
  6. In His Lovely Kingdom
  7. Black Daimon
  8. Toward(s) The Thornfields
  9. (Birth Of Evil)Virgin Sin
  10. Green Cave Float

1980年代後半に録音されながら未発表だったデモ音源を再構築した特殊な作品。初期デスメタル時代の演奏に、後年録音されたヴォーカルが加えられています。デスメタルとブラックメタルが交差する独特の雰囲気を持ち、DARKTHRONEのルーツを知るうえで非常に興味深いアルバムです。ファンならぜひ押さえておきたい作品といえるでしょう。

 

Total Death(1996)

Darkthrone - Total Death(1996)

  1. Earth’s Last Picture
  2. Blackwinged
  3. Gather For Attack On The Pearly Gates
  4. Black Victory Of Death
  5. Majestic Desolate Eye
  6. Blasphemer
  7. Ravnajuv
  8. The Perpents Harvest

従来のブラックメタル路線を維持しながらも、よりシンプルでロック色の強いリフを取り入れた作品。複数のノルウェー・ブラックメタル・ミュージシャンが歌詞制作に参加したことでも知られています。荒々しさを残しつつも楽曲ごとの個性が際立ち、DARKTHRONEが新たな音楽性へ歩み始める過渡期を象徴するアルバムです。

 

Panzerfaust(1995)

Darkthrone - Panzerfaust(1995)

  1. En Vind Av Song
  2. Triumphant Gleam
  3. The Hordes Of Nebulah
  4. Hans Siste Vinter
  5. Beholding The Throne Of Might
  6. Quintessence
  7. Snø og granskog (Utferd)

CELTIC FROSTからの影響を色濃く反映した重厚なリフと、ブラックメタル特有の邪悪な空気感が融合した作品。前作よりテンポを落とした楽曲が増え、ドゥームメタル的な重苦しさも感じられます。攻撃性だけではなく、重厚で荘厳な世界観を築いたアルバムとして高い評価を受けており、ブラックメタルの可能性をさらに広げた一枚です。

 

Transilvanian Hunger(1994)

Darkthrone - Transivanian Hunger(1994)

  1. Transilvanian Hunger
  2. Over Fjell Og Gjennom Torner
  3. Skald Av Satans Sol
  4. Slottet i Det Fjerne
  5. Graven Takeheimens Saler
  6. I En Hall Med Flesk Og Mjod
  7. As Flittermice As Satans Soys
  8. En ås i dype skogen

ブラックメタル史上最高傑作の一つとして評価されるDARKTHRONEの代表作です。単純ながら中毒性の高いリフを繰り返すミニマルな構成と、極限まで削ぎ落としたローファイ・サウンドによって、孤独感と神秘性を表現しています。ブラックメタルの美学を極限まで追求した作品であり、多くの後続バンドに計り知れない影響を与えました。

 

Under A Funeral Moon(1993)

Darkthrone - Under A Funeral Moon(1993)

  1. Natassja In Eternal Sleep
  2. Summer Of The Diabolical Holocaust
  3. The Dance Of Eternal Shadows
  4. Unholy Black Metal
  5. To Walk The Infernal Fields
  6. Under A Funeral Moon
  7. Inn i De Dype Skogers Favn
  8. Crossing The Triangle Of Flames

ブラックメタルの持つ暗黒性と冷徹な世界観をさらに押し進めた傑作。高速ブラストビートと反復するリフ、凍てつくようなギターサウンドが全編を支配し、妥協のないアンダーグラウンド精神を体現しています。派手さを排除したストイックな作風は、多くのブラックメタル・バンドに影響を与え、現在でもジャンルを代表する名盤として語り継がれています。

 

A Blaze In The Northern Sky(1992)

Darkthrone - A Blaze In The Northern Sky(1992)

  1. Kathaarian Life Code
  2. In The Shadows Of The Horns
  3. Paragon Belial
  4. Where Cold Winds Blow
  5. A Blaze In The Northern Sky
  6.  The Pagan Winter

DARKTHRONEがデスメタルからブラックメタルへ大胆に転向した歴史的名盤です。冷たく荒々しいギターサウンド、ローファイなプロダクション、邪悪な雰囲気が見事に融合し、ノルウェー・ブラックメタル第二世代を象徴する作品となりました。ブラックメタルというジャンルの方向性を決定づけたアルバムとして、現在も世界中のファンから絶大な支持を集めています。

 

Soulside Journey(1991)

Darkthrone - Soulside Journey(1991)

  1. Cromlech
  2. Sunrise Over Locus Mortis
  3. Soulside Journey
  4. Accumulation Of Generalization
  5. Neptune Towers
  6. Sempiternal Sepulchrality
  7. Grave With A View
  8. Iconoclasm Sweeps Cappadocia
  9. Nor The Silent Whispers
  10. The Watchtower
  11. Eon

DARKTHRONEのデビュー・アルバムであり、現在のブラックメタル路線とは大きく異なるテクニカル・デスメタル作品です。DEATHやAUTOPSYの影響を感じさせる複雑なリフとメロディアスなギター、正確な演奏力が光ります。後のローファイなブラックメタル作品とは対照的ですが、バンドの高い演奏技術と音楽性を知るうえで欠かせない一枚です。

 

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DARKTHRONE(ダークスローン)とは?バンドを知るための3つのFAQ

Q1. DARKTHRONE(ダークスローン)はどんなバンドですか?

A. DARKTHRONE(ダークスローン)は、ノルウェー・コルボンで結成された、ノルウェー・ブラックメタルを代表するバンドです。

初期はデスメタルを演奏していましたが、1990年代初頭にブラックメタルへ転向。その後はドゥームメタル、スピードメタル、スラッシュメタル、パンク、クラシック・ヘヴィメタルなどの要素も取り入れ、独自のサウンドを追求しています。

 

Q2. DARKTHRONEの初心者におすすめのアルバムは何ですか?

A. ブラックメタル時代から聴くなら、1992年の『A Blaze in the Northern Sky』、1993年の『Under a Funeral Moon』、1994年の『Transilvanian Hunger』がおすすめです。

特に『Transilvanian Hunger』は、ローファイな音質と反復する冷徹なギターリフによってDARKTHRONEらしさを強烈に味わえる代表作で、ブラックメタル史に残る名盤として知られています。

 

Q3. DARKTHRONEの現在のメンバーは誰ですか?

A. DARKTHRONEは現在、フェンリズ(Fenriz)とノクターノ・カルト(Nocturno Culto)**を中心とした2人体制で活動しています。

フェンリズはドラムを中心に複数の楽器やボーカルを担当し、ノクターノ・カルトはギター、ベース、ボーカルなどを担当します。長いキャリアを持ちながら流行に迎合せず、自分たちが理想とするアンダーグラウンド・メタルを追求し続けていることもDARKTHRONEの大きな魅力です。

 

 

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