BIOHAZARD(バイオハザード)は、アメリカ・ニューヨーク州ブルックリン出身のハードコア/ミクスチャー/グルーヴ・メタル・バンドです。ニューヨーク・ハードコア(NYHC)シーン全盛期に活動を開始し、ストリートの現実を描く社会派の歌詞と、ハードコア・パンクの攻撃性、ラップのフロウ、そしてメタルの重厚なサウンドを融合したスタイルで、世界中のファンに衝撃を与えてきました。
BIOHAZARD(バイオハザード)とは?バンドの基本情報
| バンド名 | BIOHAZARD(バイオハザード) |
|---|---|
| 出身地 | アメリカ合衆国ニューヨーク州ブルックリン |
| ジャンル | ハードコア/ミクスチャーメタル/グルーヴメタル |
| 結成年 | 1987年 |
| レーベル | Roadrunner Records/Warner Bros. Records/Mercury Records/SPV Steamhammer/Sanctuary Records/Nuclear Blast Records |
| 公式サイト | https://bnds.us/pn6v2r |
| https://www.instagram.com/biohazarddfl/?hl=ja | |
| https://www.facebook.com/BiohazardDFL/ | |
| https://x.com/biohazardDFL | |
| YouTube | https://www.youtube.com/biohazarddflvideo |
BIOHAZARD(バイオハザード)とは?サウンドと特徴を解説
BIOHAZARD(バイオハザード)の最大の魅力は、ニューヨーク・ハードコア、グルーヴ・メタル、ラップを融合させた先駆的サウンドです。ストリートのリアルを映し出す歌詞と、重量級グルーヴ、ハードコアの攻撃性を組み合わせ、1980年代後半からクロスオーバー・シーンを牽引してきました。特に、単純なラップメタルではなく、NYハードコア由来の荒々しさと社会的メッセージ性を持つ点がBIOHAZARDならではの魅力です。
・ラップを取り入れた先駆的クロスオーバー・スタイル
・ストリート文化や社会問題を反映したリアルな歌詞
・重厚なグルーヴリフと攻撃的なツインヴォーカル
・ヘヴィネスとキャッチーさを両立した楽曲構成
BIOHAZARDのサウンドは、SICK OF IT ALL、AGNOSTIC FRONTといったNYHC勢の攻撃性と、PANTERA的グルーヴ感、さらにヒップホップ的リズム感を融合したスタイルとして高く評価されています。現在でもハードコア、ラップメタル、メタルコア系バンドへ大きな影響を与え続ける存在です。
BIOHAZARD(バイオハザード)のバンドメンバーの変遷と現在のラインナップ
【現メンバー】
■ビリー・グラツィアデイ(Billy Graziadei) – Vocal/Guitar(1987~2006、2008)
■エヴァン・サインフェルド(Evan Seinfeld) – Vocal/Bass(1987~2006、2008~2011、2022~)
■ボビー・ハンベル(Bobby Hambel) – Guitar(1987~1995、2008~)
■ダニー・シュラー(Danny Schuler) – Drums(1988~2006,2008~)
【過去メンバー】
■ロブ・エチェベリア(Rob Echeverria) – Guitar(1996~2000)
■アンソニー・ミオ(Anthony Meo) – Drums(1987~1988)
■レオ・カーリー(Leo Curley) – Guitar(2000~2002)
■カーマイン・ヴィンセント(Carmine Vincent) – Guitar(2002~2003)
■スコット・ロバーツ(Scott Roberts) – Guitar(2003~2006)、Vocal/Bass(2011~2016)
BIOHAZARD(バイオハザード):バンド結成から現在までの歴史
アメリカ合衆国ニューヨーク州ブルックリンでバンド結成。
デビューアルバム『Biohazard』を発表。アメリカ国内で2001年までに約40,000枚の売上を記録。
Roadrunner Recordsと契約。2ndアルバム『Urban Discipline』を発売し、HOUSE OF PAIN、SICK OF IT ALLなどのサポートを務める。
Warner Bros. Recordsと契約し、3rdアルバム『State Of The World Address』を発売。ビルボードチャートで初登場48位を記録。
4thアルバム『Mata Leão』を発売。OZZY OSBOURNE、SLAYER、DANZIG、FEAR FACTORYらと共にOZZFESTに参加。
Mercury Recordsと契約し、5thアルバム『New World Disorder』を発売。
所属レーベルとの関係悪化により、レーベル&マネジメントの支援なしにヨーロッパと日本でのツアーを行う。
ヨーロッパではSPV/Steamhammer、その他の地域ではSanctuary Recordsと2つの契約を結び、6thアルバム『Uncivilization』を発売。
7thアルバム『Kill Or Be Killed』を発売。HATEBREED、AGNOSTIC FRONTなどとツアーを行う。
8thアルバム『Means To An End』を発売。その後、ツアーを行った後に解散。
クラシックラインナップでの再結成を発表し、結成20周年ツアーのリハーサルを開始。その後ツアーを行う。
エヴァン・サインフェルド<Vo,Ba>が脱退。
9thアルバム『Reborn In Defiance』を発売。SUICIDAL TENDENCIESとダブルヘッドライナーツアーを行う。
エヴァン・サインフェルド<Vo,Ba>を含む4人で再結成。
Bloodstock Open Air、Dynamo Metalfestなどフェスに参加。
”Metal Hall Of Fame(メタルの殿堂)”入りを果たす。
10thアルバム『Divided We Fall』を発売。
BIOHAZARD(バイオハザード)のアルバム紹介:ハードコアとメタルの融合
Divided We Fall(2025)

- Fuck The System
- Forsaken
- Eyes On Six
- Death Of Me
- Word To The Wise
- Fight To Be Free
- War Inside Me
- S.I.T.F.O.A.
- Tear Down The Walls
- I Will Overcome
- Warriors
Reborn In Defiance(2012)

- 9:ⅢX6.941
- Vengeance Is Mine
- Decay
- Reborn
- Killing Me
- Countdown Doom
- Come Alive
- Vows Of Redemption
- Waste Away
- You Were Wrong
- Skullcrusher
- Never Give In
- Season The Sky
過去を超え、未来を切り拓く―BIOHAZARDの逆襲がここに始まる!
オリジナル・ラインナップによる奇跡の復活を告げる一枚でありながら、エヴァン・サインフェルド(Evan Seinfeld)<Vo,Ba>が参加した最後のアルバム。ブルックリンのストリートから発せられる怒りと社会へのメッセージは、今なお鋭さを失っていません。グルーヴ感あふれるリフ、ハードコアの猛攻、そしてラップ的フロウが混在する楽曲群は、彼らの原点を想起させつつも、より重厚で洗練された印象を残します。
Means To An End(2005)

- My Life, My Way
- The Fire Burns Inside
- Killing To Be Free
- Filled With Hate
- Devotion
- Break It Away From Me
- Kings Never Die
- Don’t Stand Alone
- To The Grave
- Set Me Free
終わりへの手段、それは叫びと拳で語るBIOHAZARD流のリアリズム!
BIOHAZARDの原点である怒りとストリートのリアルを再び前面に押し出した一作です。暴力、裏切り、不正義といった社会の闇をテーマに、重く鋭いリフとタフなグルーヴで畳みかけるスタイルは健在。BIOHAZARDはこのアルバムで再び“手段”としての音楽を武器とし、終わりなき現実との戦いに挑んでいます。
Kill Or Be Killed(2003)

- Intro
- World On Fire
- Never Forgive, Never Forget
- Kill Or Be Killed
- Heads Kicked In
- Beaten Senseless
- Make My Stand
- Open Your Eyes
- Penalty
- Dead To Me
- Hallowed Ground
生き残るか、死ぬか―BIOHAZARDが叩きつける現代社会への警鐘!
攻撃性とグルーヴを極限まで高めたサバイバル・メタルの真骨頂が全面に押し出された7thアルバム。タフなリフ、アグレッシブなボーカル、切り裂くようなビート――どれをとってもBIOHAZARD節が炸裂。混迷する時代に対し、生き残るか、屈するかというテーマが全編に貫かれており、まさにタイトル通りのサウンド哲学を体現した作品です。BIOHAZARDの戦闘的側面を味わいたいなら、この一枚は外せません。
Uncivilization(2001)

- Sellout
- Uncivilization
- Wide Awake
- Get Away
- Unified
- Gone
- Letter Go
- Last Man Standing
- HFFK
- Domination
- Trap
- Pastic
- Cross The Line
文明の仮面を引き裂く怒り―BIOHAZARDが放つ無秩序のリアリズム!
BIOHAZARDが再び混沌の時代に牙を剥いた意欲作です。タイトルが示す通り、秩序や理性を超えた“野性”をテーマに、怒りとグルーヴがぶつかり合う強烈な一枚となっています。PANTERAのフィル・アンセルモやSEPULTURAのアンドレアス・キッサーなど、豪華ゲスト陣の参加も話題を呼び、多層的な音の厚みを実現。攻撃的なリフと重低音、そしてBIOHAZARD特有のストリート感あふれるメッセージが全編を貫いています。
New World Disorder(1999)

- Resist
- Switchback
- Salvation
- End Of My Rope
- All For None
- Breakdown
- Inner Fear On
- Abandon In Place
- Skin
- Camouflage
- Decline
- Cycle Of Abuse
- Dogs Of War
- New World Disorder
BIOHAZARDの挑戦と変革、“New World Disorder”が示す音の進化!
BIOHAZARDが時代の不安と怒りを凝縮して叩きつけた問題作です。ヒップホップのリズムとヘヴィなグルーヴが融合したサウンドは、ラップメタルの真骨頂として高く評価されつつも、当時のファンを驚かせました。変化を恐れずに進んだ彼らの姿勢こそ、真のハードコア・スピリットといえるでしょう。
Mata Leão(1996)

- Authority
- These Eyes(Have Seen)
- Stigmatized
- Control
- Cleansing
- Competition
- Modern Democracy
- Better Days
- Gravity
- A Lot To Learn
- Waiting To Die
- A Way
- True Strengths
- Thorn
- In Vain
静かなる凶暴、“Mata Leão”で聴くBIOHAZARDのもう一つの顔!
バンド史上もっとも内省的かつ緊迫感に満ちたアルバムです。トリオ編成で制作された本作では、リフの重厚さとボーカルの切実さが際立ち、ストリートからの怒りだけでなく、内面の闇にも切り込む内容となっています。混乱の時代に、鋭利なサウンドで静かに抵抗する彼らの“もう一つの顔”がここに刻まれています。
State Of The World Address(1994)

- State Of The World Address
- Down For Life
- What Makes Us Tick
- Tales From The Hard Side
- How It Is
- Remember
- Five Blocks To The Subway
- Each Day
- Failed Territory
- Lack There Of
- Pride
- Human Animal
- Cornered
- Love Denied
怒りと理性が共鳴する―BIOHAZARDが放った“世界への声明”!
バンドがハードコアの枠を超えて音楽的に飛躍した名盤です。前作『Urban Discipline』で築いた基盤をさらに強固にし、より洗練されたサウンドと明確なメッセージを携えて社会と向き合います。ストリートの声に説得力を持たせた本作は、BIOHAZARDが真の“声明”として放った覚悟を証明した作品です。
Urban Discipline(1992)

- Chamber Spins Three
- Punishment
- Shades Of Grey
- Business
- Black And White And Red All Over
- Man With A Promise
- Disease
- Urban Discipline
- Loss
- Wrong Side Of The Tracks
- Mistaken Identity
- We’re Only Gonna Die
- Tears Of Blood
- Hold My Own
拳と叫びで築かれた名盤、“Urban Discipline”が放つNYハードコアの真髄!
BIOHAZARDを一躍シーンの最前線へと押し上げた決定的な名盤です。鋭く切り込むリフと叫びが交差する本作は、まさに“闘争”を生き抜くためのサウンドトラック。『Urban Discipline』は、ただの音楽ではなく、人生の指針を提示する一冊の教科書です。
Biohazard(1990)

- Retribution
- Victory
- Blue Blood
- Howard Beach
- Wrong Side Of The Tracks
- Justified Violence
- Skinny Song
- Hold My Own
- Panic Attack
- Pain
- Survival Of The Fittest
- There & Back
- Scarred For Life
すべてはここから始まった―BIOHAZARDの原点にして攻撃的最前線!
デビュー作『Biohazard』は、ニューヨーク・ハードコアの胎動を荒削りなサウンドで記録した原点です。混沌と暴力が支配するストリートの現実を、重低音のリフと怒りのこもったリリックで直撃。まだ無名だった彼らが、己のルーツと真っ向から向き合い、ハードコア/メタル/ラップを融合させたスタイルの礎を築いたこの作品は、BIOHAZARDのすべての始まりであり、今なお燻り続ける火種です。
BIOHAZARD(バイオハザード)とは?バンドを知るための3つのFAQ
Q:BIOHAZARD(バイオハザード)はどんなジャンルのバンドですか?
A: BIOHAZARDは、ハードコア、グルーヴ・メタル、ラップメタルを融合したクロスオーバー・バンドです。ニューヨーク・ハードコア(NYHC)の攻撃性に、ヒップホップのリズム感やヘヴィメタルの重厚さを加えた独自のサウンドで知られています。
Q:BIOHAZARD(バイオハザード)の代表作・おすすめアルバムは何ですか?
A: 初心者には『Urban Discipline』(1992)、『State Of The World Address』(1994)、『Biohazard』(1990)がおすすめです。特に『Urban Discipline』は代表曲「Punishment」を収録し、BIOHAZARDの音楽性を最も象徴する作品として高く評価されています。
Q:BIOHAZARD(バイオハザード)は現在も活動していますか?
A: はい、BIOHAZARDは現在も活動を継続しています。近年はクラシック・ラインナップによる再結成が話題となり、ライブ活動やフェス出演を積極的に行っています。長年のファンだけでなく、新しい世代からも再評価が進んでいます。



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