KING OF ASGARD(キング・オブ・アスガルド)とは?バンド結成から現在までの歴史
KING OF ASGARDは、スウェーデン・エステルイェートランドで結成されたメロディック・デス・メタル・バンドで、2008年に、元MITHOTYNのカール・ベックマン(Karl Beckman)<Vo,Gt>とカーステン・ラーソン(Karsten Larsson)<Dr>を中心に結成されました。MITHOTYN解散後、それぞれがFALCONERなどで活動していた彼らは、再び北欧神話をテーマとした音楽を追求するためにKING OF ASGARDを始動させました。
2009年に発売されたデモを発売後、北欧神話に根ざした重厚な世界観と叙情的なメロディを融合させた楽曲で注目を集めた彼らは、Metal Blade Recordsと契約し、2010年にデビュ―アルバム『Fi’mbulvintr』を発売します。本作は“フィンブルの冬”をテーマにしたコンセプトアルバムであり、ミドルテンポ主体の重厚なリフと荘厳なメロディによって高い評価を獲得し、バンドの方向性を決定づける作品となりました。
続く2012年の2ndアルバム『…to North』では、より攻撃的かつドラマチックなサウンドへと進化し、リフの鋭さや楽曲展開の幅を拡張。北欧神話を題材とした叙事詩的な表現もさらに強化され、欧州メタルシーンでの評価を確固たるものとしました。2014年の3rdアルバム『Karg』では、ブルータルな要素と叙情性のバランスがさらに洗練され、アコースティックパートの導入などにより音楽的な広がりを見せます。
Metal Blade Recordsを離れ、スウェーデンのTrollmusicと契約し、2017年に発売された4thアルバム『Taudr』では、重苦しいサウンドへと傾倒し、シンプルながらも圧倒的な重量感を持つリフと儀式的な雰囲気が際立つ作品を完成させました。そして2021年の5thアルバム『Svartrviðr』では、初期の叙情性と後期の重厚さを高いレベルで融合させ、バンドのキャリアを総括するかのような完成度を提示しています。そのサウンドは、スウェーデン特有の叙情的なツインギターとミドルテンポ主体の重厚なリフを軸に、激しさと荘厳さを兼ね備えたものです。
KING OF ASGARDは、MITHOTYNの精神を受け継ぎながら、北欧神話をテーマにした一貫したコンセプトと、メロディック・デス・メタルとヴァイキング・メタルを融合させた独自のスタイルを確立し、そのサウンドは、スウェーデン特有の叙情的なツインギターとミドルテンポ主体の重厚なリフを軸に、激しさと荘厳さを兼ね備えたものです。北欧神話の世界観を音楽で体現するバンドとして、メロディック・デス・メタル/ヴァイキング・メタルの重要な存在であり続けています。
KING OF ASGARDのバンドメンバーの変遷と現在のラインナップ
【現メンバー】
■カール・ベックマン(Karl Beckman) – Vocal/Guitar(2008~)
■ヨナス・アルブレクトソン(Jonas Albrektsson) – Bass(2009~)
■マティアス・ウェストマン(Mathias Westman) – Drums(2015~)
■テッド・シルマーク(Ted Sjumark) – Guitar(2015~)
【過去メンバー】
■カーステン・ラーソン(Karsten Larsson) – Drums(2008~2015)
■ラース・タンマーク(Lars Tängmark) – Guitar(2010~2015)
アルバム紹介:北欧神話を奏でるメロデスの真髄
Svartrviðr(2021)
- Frôðr
- Rifna
- Hæimr
- Kvikr
- Ammobiærg
- Svartrviðr
- Harmdauðr
- FæigR
Taudr(2017)
- The Curse and the Wanderer
- Death… and a New Sun
- Taudr
- …for the Fury of the Norse
- Upon Raging Waves (MITHOTYN cover)
Karg(2014)
- The Runes of Hel
- The Trickster
- Highland Rebellion
- Remnant of the Past
- Omma
- The Heritage Throne
- Huldran
- Rising
- Total Destruction (BATHORY cover)
…To North(2012)
- Onset of Ragnarok
- The Nine Worlds Burn
- The Dispossessed
- Gap of Ginnungs
- Bound to Reunite
- Nordvegr
- Up on the Mountain
- Plague-Ridden Rebirth
- Harvest (The End)
- …to North
Fi’mbulvintr(2010)
- Intro
- Einhärjar
- Vämods Tale
- The Last Journey
- Never Will You Know of Flesh Again
- Wrath of the Gods
- Snake Tongue
- Brethren of the North
- Day of Sorrow
- Lingering a Sacred Ground
- Heroes’ Brigade
- Strike of the Hammer
- Fi’mbulvintr (Outro)

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