A PERFECT CIRCLE(ア・パーフェクト・サークル)とは?TOOLのメイナード率いる異色バンドの歴史

A PERFECT CIRCLE(ア・パーフェクト・サークル)
A PERFECT CIRCLE(ア・パーフェクト・サークル)

A PERFECT CIRCLE(ア・パーフェクト・サークル)は、アメリカ合衆国カリフォルニア州ロサンゼルスで、ソングライターのビリー・ハワーデル(Billy Howerdel)<Gt>と、TOOLのメイナード・ジェームス・キーナン(Maynard James Keenan)<Vo>を中心に結成されたオルタナティヴ・ロック/オルタナティヴ・メタル・バンドです。ヘヴィ・メタルの重量感だけではなく、アート・ロック、プログレッシヴ・ロック、オルタナティヴ・ロックなどの要素を取り込み、静寂と爆発、光と影、美しさと不穏さを行き来する音楽性を味わえるバンドとして高く評価されています。

 

A PERFECT CIRCLE(ア・パーフェクト・サークル)とは?バンドの基本情報

バンド名 A PERFECT CIRCLE(ア・パーフェクト・サークル)
出身地 アメリカ合衆国カリフォルニア州ロサンゼルス(United States, Los Abgels, California)
ジャンル オルタナティヴロック/オルタナティヴメタル
結成年 1999年
レーベル BMG Music/Virgin Records
公式ページ https://www.aperfectcircle.com/
Instagram https://www.instagram.com/aperfectcircle/
Facebook https://www.facebook.com/aperfectcircle/
X(旧:Twitter) https://x.com/aperfectcircle
YouTube https://www.youtube.com/channel/UC0UUsQjUpLtlG6dF60DQeIQ

 

A PERFECT CIRCLE(ア・パーフェクト・サークル)とは?サウンドと特徴を解説

A PERFECT CIRCLE(ア・パーフェクト・サークル)の最大の魅力は、ビリー・ハワーデル<Gt>が生み出す重厚かつ幻想的なサウンドと、メイナード・ジェームス・キーナン<Vo>の繊細で感情豊かなヴォーカルを融合させた、独特のオルタナティヴ・ロック/メタルです。静寂と激情、美しさと不穏さを行き来するドラマティックな楽曲によって、TOOLとは異なる独自の音楽世界を確立しています。

・重厚なギターと幻想的な音響を融合したダークなサウンド
・メイナード・ジェームス・キーナンによる繊細かつ力強いヴォーカル
・静と動を巧みに使い分けるドラマティックな楽曲展開
・オルタナティヴ・メタルにプログレッシヴ/アート・ロックの要素を融合

初期のA PERFECT CIRCLEは、ヘヴィなギター・リフと陰鬱なメロディを軸としながら、ストリングスや繊細なギター・フレーズを取り入れた立体的なサウンドが特徴です。2ndアルバム以降は、単純なヘヴィネスよりも空間や余白、緊張感を重視した方向へ進化し、ピアノや電子音、アンビエント的な要素を大胆に取り入れるなど、作品ごとに音楽性を変化させています。TOOLのようなプログレッシヴな緊張感を好む人はもちろん、NINE INCH NAILSなどのダークなオルタナティヴ・ロック、メランコリックで美しいヘヴィ・ロックが好きな人にもおすすめのバンドです。

 

A PERFECT CIRCLE(ア・パーフェクト・サークル)のバンドメンバーの変遷と現在のラインナップ

【現メンバー】
■メイナード・ジェームス・キーナン(Maynard James Keenan) – Vocal(1999~)
■ビリー・ハワーデル(Billy Howerdel) – Guitar(1999~)
■ジェイムズ・イハ(James Iha) – Guitar(2003~)
■マット・マクジャンキンス(Matt McJunkins) – Bass(2010~)
■ジェフ・フリードル(Jeff Friedl) – Drums(2011~)
■グレッグ・エドワーズ(Gregg Edwards) – Guitar/Keyboard(2018~)

【過去メンバー】
■ジョシュ・フリース(Josh Freese) – Drums(1999~2011)
■ジョーディ・ホワイト(Jeordie White) – Bass(2003~2004)
■ダニー・ロナー(Danny Lohner) – Guitar(2002~2004
■パズ・レンチャンティン(Paz Lenchantin) – Bass(1999~2002、2004)
■トロイ・ヴァン・リーウェン(Troy Van Leeuwen) – Guitar(1999~2002)
■ティム・アレキサンダー(Tim Alexander) – Drums(1999)

 

A PERFECT CIRCLE(ア・パーフェクト・サークル):バンド結成から現在までの歴史

1999年

ビリー・ハワーデル<Gt>とTOOLのメイナード・ジェームス・キーナン<Vo>を中心にバンド結成。ロサンゼルスで初ライヴを行う。

2000年

デビューアルバム『Mer De Noms』を発売。ビルボード200チャートで5位にランクインし、その後、NINE INCH NAILSと共にツアーを行う。

2003年

メンバーチェンジを経て、2ndアルバム『Thirteen Step』を発売。ビルボードチャート200で2位にランクイン。

2004年

主にカヴァー曲によって構成された3rdアルバム『eMOTIVe』を発売。

2008年

活動を再開することを表明。

2010年

ツアー日程、ツアーメンバーを発表し、ライヴを中心に活動開始。

2018年

4thアルバム『Eat The Elephant』を発売。ビルボードチャート200で3位にランクイン。

2024年

メイナード・ジェームス・キーナン<Vo>の60歳を祝うツアーが開催され、PUCIFER, PRIMUSと共演。

 

 

A PERFECT CIRCLE(ア・パーフェクト・サークル)のアルバム紹介:美しさと狂気が交錯する唯一無二のサウンド

※リンクされた曲名をクリックすると、バンド、レーベル公式ページの動画を観ることができます♪

Eat The Elephant(2018)

A Pewrfect Circle - Eat The Elephant(2018)

  1. Eat The Elephant
  2. Disillusioned
  3. The Contrarian
  4. The Doomed
  5. So Long, and Thanks For All The Fish
  6. Talk Talk
  7. By And Down The River
  8. Delicious
  9. DLB
  10. Hourglass
  11. Feathers
  12. Get The Lead Out

14年ぶりとなる4thアルバム。従来のギター中心のヘヴィなアプローチだけではなく、ピアノ、電子音、アンビエント的なサウンドなどが大きな役割を担い、「The Doomed」「Disillusioned」「TalkTalk」「So Long, and Thanks for All the Fish」などを収録し、政治、宗教、現代社会、情報過多といったテーマを感じさせる作品となりました。

 

eMOTIVEe(2004)

A Perfect Circle - eMOTIVEe(2004)

  1. Annihilation(CRUCIFIX cover)
  2. Imagine(JOhn LENNON cover)
  3. Peace, Love, And Understanding(BRINSLEY SCHWARZ cover)
  4. What’s Going On(MARVIN GAYE cover)
  5. Passive
  6. Gimmie Gimmie Gimmie(BLACK FLAG cover)
  7. People Are People(DEPECHE MODE cover)
  8. Freedom Of Choice(DEVO cover)
  9. Let Have A War(FEAR cover)
  10. Counting Bodies Like Sheep to the Rhythm of the War Drums
  11. When the Levee Breaks(KANSAS JOE McCOY cover)
  12. Fiddle And The Drum(JONI MITCHELL cover)

これまでの作品とは性格が大きく異なり、主にカヴァー曲によって構成された政治色の強い3rdアルバム。ジョン・レノンの「Imagine」、マーヴィン・ゲイの「What’s Going On」、DEPECHE MODEの「People Are People」などを、A PERFECT CIRCLE独自のダークで幻想的なアレンジによって再構築しています。単純なカヴァー・アルバムではなく、戦争や政治、社会への視線をA PERFECT CIRCLEらしい音響表現によって提示した異色作です。

 

Thirteen Step(2003)

A Perfect Circle - Thirteen Step(2003)

  1. The Package
  2. Weak And Powerless
  3. The Noose
  4. Blue
  5. Vanishing
  6. A Stranger
  7. The Outsider
  8. Crimes
  9. The Nurse Who Loved Me(FAILURE cover)
  10. Pet
  11. Lullaby
  12. Gravity

デビュー作のヘヴィなオルタナティヴ・メタル色を受け継ぎながら、より内省的で深みのある2ndアルバム。「Weak and Powerless」はA PERFECT CIRCLEを代表する楽曲のひとつで、妖艶なメロディと緻密なアレンジが融合、「The Outsider」は一転して攻撃的なギターと強烈なヴォーカルを押し出した楽曲。A PERFECT CIRCLEの音楽性を象徴する作品として、デビュー作『Mer de Noms』と並んで重要なアルバムです。

 

Mer De Noms(2000)

A Perfect Circle - Mer De Noms(2000)

  1. The Hollow
  2. Megdalena
  3. Rose
  4. Judith
  5. Orestes
  6. 3 Libras
  7. Sleeping Beauty
  8. Thomas
  9. Renholdër
  10. Thinking of You
  11. Breña
  12. Over

ビリー・ハワーデル<Gt>が長年温めてきた楽曲を軸に制作されたA PERFECR CORCLEの記念すべきデビューアルバム。重厚なギター・サウンドを基盤としながら、メランコリックな旋律、ゴシック的な陰影、静かなパートから一気に感情を爆発させるダイナミズムが特徴です。メイナード・ジェームス・キーナン<Vo>もTOOLとは異なる繊細でエモーショナルな歌唱を披露しています。A PERFECT CIRCLEというバンドの基本的な音楽性を決定づけた重要作です。

 

いますぐ、アルバム収録曲を聴いてみる!

 

A PERFECT CIRCLE(ア・パーフェクト・サークル)とは?バンドを知るための3つのFAQ

Q1. A PERFECT CIRCLE(ア・パーフェクト・サークル)はどんなバンドですか?

A. A PERFECT CIRCLEは、1999年にソングライターのビリー・ハワーデル<Gt>と、TOOLのメイナード・ジェームス・キーナン<Vo>を中心に結成されたアメリカのオルタナティヴ・ロック/メタル・バンドです。

重厚なギター、美しく陰鬱なメロディ、幻想的な音響、感情豊かなヴォーカルを融合したサウンドを特徴としています。

 

Q2. A PERFECT CIRCLEとTOOLの違いは何ですか?

A. 両バンドともメイナード・ジェームス・キーナンがヴォーカルを担当していますが、音楽性には明確な違いがあります。

TOOLが複雑なリズムや長尺の楽曲、実験的な構成を重視するのに対し、A PERFECT CIRCLEはビリー・ハワーデルの作曲を軸に、メロディや哀愁、静と動のコントラストを重視しています。そのため、より歌や感情表現を前面に出した楽曲が多いことが特徴です。

 

Q3. A PERFECT CIRCLEの初心者におすすめのアルバムは何ですか?

A. 初めてA PERFECT CIRCLEを聴くなら、2000年のデビューアルバム『Mer de Noms』がおすすめです。

「Judith」「3 Libras」「The Hollow」などの代表曲が収録されており、ヘヴィネスと美しいメロディを融合したバンドの基本的な音楽性を楽しめます。さらに深く聴きたい人には、内省的で緻密なサウンドへ進化した2003年の『Thirteenth Step』もおすすめです。

 

 

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