バンド紹介
ACRIMONY(アクリモニー)は、1991年にイギリスのウェールズで結成されたストーナー/ドゥーム・メタル・バンドです。彼らは、BLACK SABBATHに影響を受けたヘヴィなリフと、サイケデリックな要素を融合させた独自のスタイルで、90年代のストーナー/ドゥーム・シーンにおいてカルト的な人気を誇りました。
ACRIMONYは、1994年にデビューアルバム 『Hymns to the Stone』 をリリース。楽曲の多くは、長尺でトリップ感の強い構成になっており、バンドの特徴である「ヘヴィでサイケデリックなドゥーム・メタル」のスタイルを確立しました。
バンドの代表作とされるのが、1997年にリリースされた2ndアルバム 『Tumuli Shroomaroom』 です。このアルバムでは、よりサイケデリックでトリッピーなアプローチを取り入れ、SLEEPやELECTRIC WIZZARDにも通じるヘヴィ・サウンドを展開。
特に、10分を超える長尺の楽曲「Firedance」や「Million Year Summer」などは、スローで重厚なリフと、浮遊感のあるサウンドスケープが特徴的で、90年代のストーナー/ドゥーム・メタルの名盤として評価されています。
ACRIMONYは、1999年ごろから活動が停滞し、2001年に正式に解散を発表しました。その後、メンバーは別々の音楽活動を展開し、スチュアート・オハラ(Stuart O’hara)は SIGIRIYAという新たなストーナー・ドゥーム・バンドを結成しました。
また、解散後もACRIMONYのアルバムはストーナー・メタルのクラシックとして評価され続け、特に『Tumuli Shroomaroom』は現在も熱心なファンに支持されています。
現在も、ACRIMONYはストーナー/ドゥーム・メタルの隠れた名バンドとして語り継がれており、バンドの持つヘヴィでサイケデリックなサウンドは、現在のストーナー・メタル・シーンにも影響を与え続けています。
バンドメンバー
【最終メンバー】
ダレン・アイヴィー(Darren Ivey) – Drums(1992~2001)
スチュアート・オハラ(Stuart O’Hara) – Guitar(1992~2001)
リー・デイヴィス(Lee Davies) – Guitar(1992~2001)
ドリアン・ウォルターズ(Dorian Walters) – Vocal(1992~2001)
ポール・”ミード”・ビッドミード(Paul “Mead” Bidmead) – Bass(1993~2001)
アルバムレビュー(最新アルバム順)
Tumuli Shroomaroom(1997
- Hymns To The Stone
- Million Year Summer
- Turn The Page
- Vy
- Find The Path
- The Bud Song
- Motherslug(The Mother Of All Slugs)
- Heavy Feather
- Firedance
1997年の2ndアルバムは、ストーナー・ドゥーム・メタルの傑作として高く評価されているアルバムです。前作『Hymns to the Stone』よりもさらに進化した、サイケデリックで重厚なサウンドが特徴。楽曲はELECTRIC WIZARDやKYUSSを彷彿とさせますが、ACRIMONYならではの独特な浮遊感が魅力となっています。前作と同様に長尺のものが多く、ジャム・セッション的な要素が強調されていますが、ヴォーカルも深みのあるスタイルで、音の渦に溶け込むような神秘的な雰囲気を演出しています。ストーナー・ドゥーム・メタルが好きな方はもちろん、サイケデリックロックの要素を持つ音楽好きの方もぜひ!
Hymns To The Stone(1994)
- Leaves Of Mellow Grace
- The Inn
- Second Wind
- Spaced Cat #6
- Urabalaboom
- Herb
- Magical Mystery Man
- Whatever
- Cosmic A.W.O.L.
1994年発売のデビューアルバム。楽曲は分厚いリフとグルーヴ感あふれるサウンドが特徴で、長尺でトリップ感のある構成が多く、ブルージーなギターと浮遊感のあるメロディが、リスナーをサイケデリックな世界へと誘います。ヴォーカルは荒々しくも哀愁を帯びたトーンで、音の波に溶け込むような表現が印象的です。楽曲ごとに異なる雰囲気を持ちながら、アルバム全体として統一感があるのも魅力の一つです。有名なのは2ndアルバムの次作なので、順番としてはそちらを聴いた後に、このデビューアルバムを聴くのをおススメします。
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