なぜACRIMONYは今も語り継がれるのか?ストーナーメタルの金字塔を検証

ACRIMONY(UK・イギリス)
ACRIMONY(UK・イギリス)

ACRIMONY(アクリモニー)は、イギリス・ウェールズのスウォンジーで結成された英国ストーナー/ドゥーム・メタル・シーンを代表する伝説的バンドです。BLACK SABBATHの重厚なリフ、サイケデリック・ロックの浮遊感、スペース・ロックの幻想的な世界観を融合させた独創的なサウンドで高い評価を獲得し、活動期間は1990年代と短かったものの、現在では「UKストーナーメタルのパイオニア」として語り継がれており、後続の多くのバンドへ大きな影響を与えています。

 

ACRIMONY(アクリモニー)とは?バンドの基本情報

バンド名 ACRIMONY(アクリモニー)
出身地 イギリス・ウェールズ・スウォンジー
ジャンル ストーナーメタル/ドゥームメタル
結成年 1992年
レーベル Peaceville Records/Godhead Recordings

 

ACRIMONY(アクリモニー)とは?サウンドと特徴を解説

ACRIMONY(アクリモニー)の最大の魅力は、BLACK SABBATH直系の重厚なドゥーム・リフに、サイケデリック・ロックやストーナー・ロックの浮遊感を融合させたサウンドです。イギリス・ウェールズ出身らしい湿った空気感と、砂漠を思わせるトリップ感が同居しています。

・BLACK SABBATH直系のヘヴィで重たいギターリフ
・KYUSS、MONSTER MAGNETにも通じるストーナー・グルーヴ
・サイケデリックで幻想的な浮遊感
・長尺曲で展開されるジャム感とトリップ感
・荒々しさと温かみを併せ持つヴォーカル

バンドが残した2枚のアルバム『Hymns to the Stone』『Tumuli Shroomaroom』では、ドゥーム・メタルの重さだけでなく、スペース・ロック的な広がりやブルージーな土臭さも感じられます。ACRIMONYは、英国ストーナー/ドゥーム・メタルを語るうえで外せない存在です。重く、煙たく、サイケデリックなサウンドを求めるリスナーに強くおすすめできるバンドです。

 

ACRIMONY(アクリモニー)のバンドメンバーの変遷と現在のラインナップ

【最終メンバー】
■ダレン・アイヴィー(Darren Ivey) – Drums(1992~2001)
■スチュアート・オハラ(Stuart O’Hara) – Guitar(1992~2001)
■リー・デイヴィス(Lee Davies) – Guitar(1992~2001)
■ドリアン・ウォルターズ(Dorian Walters) – Vocal(1992~2001)
■ポール・”ミード”・ビッドミード(Paul “Mead” Bidmead) – Bass(1993~2001)

 

ACRIMONY(アクリモニー):バンド結成から現在までの歴史

1991年

LESLEY’S SLIPPERSという名前で、バンド結成。

1992年

ACRIMONYに改名し、デモ『A Sombre Thought』を発売。

1993年

デモ『Solstice sadness』を発売し、イギリスのアンダーグラウンドシーンで注目を集める。

1994年

Godhead Recordingsと契約し、デビューアルバム『Hymn To The Stone』を発売。

1997年

Peaceville Recordsと契約し、2ndアルバム『Tumuli Shroomaroom』発売。イギリスのKerrang!誌で最高評価を獲得し、年間ベストアルバムにも選ばれました。

1999年

高い評価を得たが商業的成功には恵まれず、解散。

 

 

ACRIMONY(アクリモニー)のアルバム紹介:ドゥームとサイケデリックの融合サウンド

Tumuli Shroomaroom(1997

Acrimony - Tumuli Shroomaroom(1997)

  1. Hymns To The Stone
  2. Million Year Summer
  3. Turn The Page
  4. Vy
  5. Find The Path
  6. The Bud Song
  7. Motherslug(The Mother Of All Slugs)
  8. Heavy Feather
  9. Firedance

 

ストーナー・ドゥーム・メタルの傑作として高く評価されているアルバムです。前作『Hymns to the Stone』よりもさらに進化した、サイケデリックで重厚なサウンドが特徴。楽曲はELECTRIC WIZARDやKYUSSを彷彿とさせますが、ACRIMONYならではの独特な浮遊感が魅力となっています。

 

Hymns To The Stone(1994)

Acrimony - Hymns To The Stone(1994)

  1. Leaves Of Mellow Grace
  2. The Inn
  3. Second Wind
  4. Spaced Cat #6
  5. Urabalaboom
  6. Herb
  7. Magical Mystery Man
  8. Whatever
  9. Cosmic A.W.O.L.

1994年発売のデビューアルバムは、楽曲は分厚いリフとグルーヴ感あふれるサウンドが特徴で、長尺でトリップ感のある構成が多く、ブルージーなギターと浮遊感のあるメロディが、リスナーをサイケデリックな世界へと誘います。ヴォーカルは荒々しくも哀愁を帯びたトーンで、音の波に溶け込むような表現が印象的です。

 

いますぐ、アルバム収録曲を聴いてみる!

 

ACRIMONY(アクリモニー)とは?バンドを知るための3つのFAQ

Q1. ACRIMONY(アクリモニー)はどんなバンドですか?
A. ACRIMONY(アクリモニー)は、1991年にイギリス・ウェールズで結成されたストーナー/ドゥーム・メタル・バンドです。ブラック・サバスの影響を感じさせる重厚なリフに、サイケデリック・ロックやスペース・ロックの要素を融合した独自のサウンドで知られています。1990年代のUKストーナー・メタル・シーンを代表するバンドの一つとして高く評価されています。

Q2. ACRIMONY(アクリモニー)のおすすめアルバムは何ですか?
A. 初めて聴く方には、『Tumuli Shroomaroom』(1997年)がおすすめです。ACRIMONYの代表作であり、ヘヴィなドゥーム・リフとサイケデリックな世界観が高い次元で融合した名盤です。また、デビューアルバム『Hymns to the Stone』も、バンドの原点を知るうえで欠かせない作品です。

Q3. ACRIMONY(アクリモニー)は現在も活動していますか?
A. ACRIMONYは1999年に解散しました。その後、メンバーは、IRON MONKEY、SIGIRIYAを結成し、音楽活動を継続しています。現在、ACRIMONYとして新作アルバムや本格的な再始動は発表されていませんが、リマスター盤の発売などにより再評価が進み、現在も世界中のストーナー/ドゥーム・メタル・ファンから支持を集めています。

 

 

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