DEAFHEAVEN完全ガイド:ポスト・ブラック・メタルの革命児とは?

DEAFHEAVEN(US・アメリカ合衆国)
DEAFHEAVEN(US・アメリカ合衆国)

DEAFHEAVEN(デフヘヴン)は、アメリカ・カリフォルニア州サンフランシスコで結成されたポスト・ブラック・メタル/ブラックゲイズ/シューゲイズを代表するバンドです。ブラック・メタル特有の激烈なブラストビートやスクリームと、シューゲイズやポストロックの幻想的で美しいサウンドを融合させた独自の音楽性によって、現代ヘヴィミュージックを象徴する存在となりました。

 

DEAFHEAVEN(デフヘヴン)とは?バンドの基本情報

バンド名 DEAFHEAVEN(デフヘヴン)
出身地 アメリカ合衆国カリフォルニア州サンフランシスコ(United States, California, San Francisco)
ジャンル ポストブラックメタル/シューゲイズ/ブラックゲイズ
結成年 2010年
レーベル Roadrunner Records/Daymare Recordings/Anti-/Deathwish Inc./
公式ページ https://deafheaven.com/
Instagram https://www.instagram.com/deafheavenband/
Facebook https://www.facebook.com/deafheaven
Bandcamp https://deafheavens.bandcamp.com/
X(旧:Twitter) https://x.com/deafheavenband
YouTube https://www.youtube.com/channel/UC97UMkZzchbn0uO-KFyq8ww

 

DEAFHEAVEN(デフヘヴン)とは?サウンドと特徴を解説

DEAFHEAVEN(デフヘヴン)の最大の魅力は、ブラック・メタルの凶暴さとシューゲイズ、ポストロックの幻想的な美しさを融合させた唯一無二のサウンドです。激しいブラストビートや絶叫ボーカルの中に、繊細なギターアルペジオや壮大な空間演出を織り交ぜることで、破壊性と叙情性が共存する独創的な音楽世界を築いています。

・ブラック・メタルとシューゲイズを融合した「ブラックゲイズ」の代表格
・轟音ギターと幻想的なメロディが織り成す壮大な音世界
・ブラストビートと絶叫ヴォーカルによる圧倒的な緊張感
・ポストロック由来のドラマチックな楽曲展開と感情表現
・作品ごとに進化を続ける実験性とジャンルを超えた音楽性

DEAFHEAVENは、ブラック・メタルの伝統を受け継ぎながらも、その枠にとらわれない自由な発想で現代ヘヴィミュージックを進化させてきました。初期作品では激烈なブラック・メタル色を前面に押し出し、『Sunbather』では美しく壮大なブラックゲイズ・サウンドを確立しました。その後はシューゲイズやオルタナティブ・ロック、ドリームポップの要素を積極的に取り入れ、2025年の『Lonely People With Power』では初期の攻撃性と近年の叙情性を高次元で融合したサウンドを展開しています。ブラック・メタルファンはもちろん、ポストロックやシューゲイズ、オルタナティブ・ロックを好むリスナーにもおすすめできるバンドです。

 

DEAFHEAVEN(デフヘヴン)のバンドメンバーの変遷と現在のラインナップ

【現メンバー】
■ジョージ・クラーク(George Clarke) – Vocal(2010~)
■ケリー・マッコイ(Kerry McCoy) – Bass(2010、2013)/ Guitar(2010~)
■ダニエル・トレイシー(Lutz Schmelzer) – Drums(2012~)
■シャイヴ・メーラ(Shiv Mehra) – Guitar(2014~)/ Keyboard(2021~)
■クリス・ジョンソン(Chris Johnson) – Bass(2017~)

【過去メンバー】
■デレク・プライン(Derek Prine) – Bass(2010~2012)
■トレヴァー・ディシュライヴァー(Trevor Deschryver) – Drums(2010~2011)
■ニック・バセット(Nick Bassett) – Guitar(2010~2012)
■コリー・セヴァーソン(Korey Severson) – Drums(2011~2012)
■ステファン・リー・”スティーヴン”・クラーク(Stephen Lee “Steven” Clark) – Bass(2014~2016)

 

DEAFHEAVEN(デフヘヴン):バンド結成から現在までの歴史

2010年

ジョージ・クラーク<Vo>とケリー・マッコイ<Gt,Ba>の2人によってスタート。デモを作成、新メンバーを迎えた後、CONVERGEのジェイコブ・バノンが設立したレーベル、Deathwish Inc.と契約。

2011年

デビューアルバム『Roads To Judah』を発売。その後、北米、ヨーロッパでツアーを行う。

2013年

2ndアルバム『Sunbather』を発売。バンドにとって初のビルボードチャート入りを果たし、アメリカ、オーストラリア、ヨーロッパ、アジアでツアーを行う。

2015年

Epitaph Recordsの姉妹レーベルAntiを通じ、3rdアルバム『New Barmuda』を発売。

2018年

4thアルバム『Ordinary Corrupt Human Love』を発売。シングル曲「Honeycomb」がグラミー賞最優秀メタルパフォーマンス賞にノミネートされる。

2021年

”絶叫”を封印したクリーンヴォーカル主体の5thアルバム『Infinite Granite』を発売。

2024年

Roadrunner Recordsと契約。

2025年

6thアルバム『Lonely People With Power』を発売。

 

 

DEAFHEAVEN(デフヘヴン)のアルバム紹介:ブラックメタルとシューゲイズを融合した唯一無二の世界観

※リンクされた曲名をクリックすると、バンド、レーベル公式ページの動画を観ることができます♪

Lonely People With Power(2025)

Deafheaven - Lonely People With Power(2025)

  1. Incidental Ⅰ
  2. Doberman
  3. Magnolia
  4. The Garden Route
  5. Heathen
  6. Amethyst
  7. Incidental Ⅱ
  8. Revelator
  9. Body Behavior
  10. Incidental Ⅲ
  11. Winona
  12. The Marvelous Orange Tree

5thアルバム『Infinite Granite』で培った美しいメロディを残しつつ、2ndアルバム『Sunbather』期を思わせる激しいブラック・メタル要素を復活させた作品として高く評価されました。2025年を代表するメタル作品の一つとして各メディアで絶賛され、DEAFHEAVENの新たな代表作とも評されています。

 

Infinite Granite(2021)

Deafheaven - Infinite Granite(2021)

  1. Shellstar
  2. In Blur
  3. Great Mass Of Color
  4. Napture Raining Diamonds
  5. Lament For Wasps
  6. Villain
  7. The Gnashing
  8. Other Language
  9. Mombasa

DEAFHEAVEN史上最も大胆な方向転換となった実験作。ジョージ・クラーク<Vo>は従来の絶叫を大幅に減らし、クリーンヴォーカルを中心に据えたシューゲイズ作品へと変化しました。賛否は分かれましたが、新たなファン層を獲得するきっかけにもなりました。

 

Ordinary Corrupt Human Love(2018)

Deafheaven - Ordinary Corrupt Human Love(2018)

  1. You Without End
  2. Honeycomb
  3. Canary Yellow
  4. Near
  5. Glint
  6. Night People
  7. Worthless Animal

ポストロックやドリームポップなどの要素をさらに発展させたアルバムです。叙情的なメロディと壮大な構成が高く評価され、「Honeycomb」はグラミー賞最優秀メタルパフォーマンス賞にノミネートされました。

 

New Bermuda(2015)

Deafheaven - New Bermuda(2015)

  1. Brought To The Water
  2. Luna
  3. Baby Blue
  4. Come Back
  5. Gifts For The Earth

『Sunbather』の流れを受け継ぎながら、ブラック・メタル色をより強めた作品です。重厚なギターリフやダークな世界観が特徴で、攻撃性と美しさのバランスがさらに洗練されました。

 

Sunbather(2013)

Deafheaven - Sunbather(2013)

  1. Dream House
  2. Irresistible
  3. Sunbather
  4. Please Remember
  5. Vertigo
  6. Windows
  7. The Pecan Tree

DEAFHEAVEN最大の代表作。ブラック・メタルの激しさとシューゲイズの美しさを融合した本作は世界中の音楽メディアから絶賛され、その年を代表するアルバムの一枚として高く評価されました。ジャンルの枠を超えた作品として、多くのリスナーにブラックゲイズという音楽を広めるきっかけとなりました。

 

Roads To Judah(2011)

Deafheaven - Roads To Judah(2011)

  1. Violet
  2. Language Games
  3. Unrequited
  4. Tunnel Of Trees

デビューアルバム。ブラック・メタルを基盤にしながら、ポストロックやアンビエントを大胆に取り入れた作品で、後のDEAFHEAVENサウンドの原型が完成しました。

 

いますぐ、アルバム収録曲を聴いてみる!

 

DEAFHEAVEN(デフヘヴン)とは?バンドを知るための3つのFAQ

Q1. DEAFHEAVEN(デフヘヴン)はどんなジャンルのバンドですか?

A. DEAFHEAVENは、ポスト・ブラック・メタルやシューゲイズ、ブラックゲイズを代表するバンドです。

ブラック・メタルの激しいブラストビートやスクリームに、シューゲイズやポストロックの幻想的なメロディを融合した独自のサウンドが特徴で、メタルファンだけでなくオルタナティブ・ロックやインディーロックのリスナーからも高い支持を集めています。

 

Q2. DEAFHEAVEN(デフヘヴン)の初心者におすすめのアルバムはどれですか?

A. 初めてDEAFHEAVENを聴く方には、2013年発売の『Sunbather』がおすすめです。

ブラック・メタルの激しさとシューゲイズの美しさを高次元で融合した歴史的名盤として知られており、バンドの代表作でもあります。その後は『New Bermuda』『Ordinary Corrupt Human Love』『Infinite Granite』『Lonely People With Power』の順に聴くことで、音楽性の進化を楽しめます。

 

Q3. DEAFHEAVEN(デフヘヴン)が高く評価されている理由は何ですか?

A. DEAFHEAVENが世界中で高く評価される理由は、ブラック・メタルの常識を覆す革新的な音楽性にあります。

激しいヘヴィサウンドと美しいシューゲイズ、ポストロック、ドリームポップなどを融合させた独創的なスタイルは、多くの後続バンドに影響を与えました。ジャンルの垣根を超えた作品づくりによって、現代ポスト・ブラック・メタルを代表する存在として確固たる地位を築いています。

 

 

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