BETWEEN THE BURIED AND ME(ビトウィーン・ザ・ベリード・アンド・ミー)とは?バンド結成から現在までの歴史
BETWEEN THE BURIED AND ME(ビトウィーン・ザ・ベリード・アンド・ミー)は、アメリカ合衆国ノースカロライナ州ローリーで結成されたプログレッシヴ・メタル/メタルコア・バンドです。略称はBTBAMとして知られています。
メタルコアを基盤にしながら、プログレッシヴ・メタル、テクニカル・デスメタル、ジャズ、フュージョン、アンビエントなど多彩なジャンルを融合させた独自の音楽性で知られ、現代プログレッシヴ・メタルシーンを代表する重要バンドのひとつとして高い評価を受けています。
バンドは、2000年に元PRAYER FOR CLEANSINGのトミー・ロジャース(Tommy Rogers)<Vo>とポール・ワゴナー(Paul Waggoner)<Gt>を中心に結成されました。結成当初はメタルコアを軸としたサウンドでしたが、早い段階から複雑な構成やジャンル横断的な楽曲展開を取り入れており、独自の音楽性を築いていきました。
「Use Of A Weapon」「What We Have Become」「More Of Myself To Kill」の3曲を収録した最初のデモを発売した後、2002年、セルフタイトルのデビューアルバム『Between the Buried and Me』を発売。攻撃的なメタルコアとテクニカルな要素を組み合わせた作品で、アンダーグラウンドのメタルシーンで注目を集めました。デビューアルバムがVictory Recordsの目に留まり契約した後、2003年の2ndアルバム『The Silent Circus』では、よりプログレッシヴな要素が強まり、バンドの音楽性は大きく進化していきます。
メンバー交代の後、2005年に発表された3rdアルバム『Alaska』は、BTBAMのキャリアにおける重要な作品です。ジャズやプログレッシヴ・ロックなどの要素を大胆に取り入れたこのアルバムによって、バンドは独自のスタイルを確立しました。特に「Selkies: The Endless Obsession」は代表曲として広く知られています。
2006年にBTBAMのメンバーが影響を受けたアーティストをカバーした『The Anatomy Of』を発売した後、2007年には4thアルバム『Colors』を発売します。アルバム全体が一つの大きな物語のように展開する構成が特徴で、BTBAMの最高傑作のひとつとして高く評価されました。この作品により、バンドは世界的な知名度を獲得します。
2009年には5thアルバム『The Great Misdirect』を発売し、さらに高度な演奏と複雑な楽曲構成を追求し、2010年には初来日を果たします。2011年にはEP『The Parallax: Hypersleep Dialogues』を発売。壮大なSFストーリーを描くコンセプト作品の序章を提示しました。
その続編として2012年に発表された『The Parallax II: Future Sequence』は、複雑なストーリーと高度な演奏を兼ね備えたこのアルバムは、プログレッシヴ・メタルの名盤として高く評価されました。
2015年には『Coma Ecliptic』を発売。これまで以上にプログレッシヴ・ロック的なアプローチを強めた作品を発表します。2018年には2部構成のアルバム『Automata I』と『Automata II』を発表し、社会やメディアをテーマとしたコンセプト作品として注目を集めました。
2021年には名盤『Colors』の精神的続編である『Colors II』を発売し、2025年には11thアルバム『The Blue Nowhere』を発売しました。長年バンドに在籍していた、ダスティー・ウェアリング(Dustie Waring)<Gt>の脱退後に制作された初のアルバムで、バンドは4人編成でレコーディングを行い、ポール・ワゴナーが全ギターパートを担当しました。プログレッシヴ・メタル、メタルコア、ジャズ、カントリーなど多様な要素を融合させた作品で、BTBAMの音楽的探究心をさらに発展させたアルバムとして評価されています。
2000年の結成以来、BETWEEN THE BURIED AND MEは常に音楽的な挑戦を続け、ジャンルの枠を超えた革新的な作品を発表してきました。複雑な楽曲構成、卓越した演奏技術、壮大なコンセプトアルバムによって、BTBAMは現代プログレッシヴ・メタルを代表するバンドのひとつとして確固たる地位を築いています。現在もツアーやライブ活動を行いながら、世界中のメタルファンから高い支持を集め続けています。
BETWEEN THE BURIED AND MEのバンドメンバーの変遷と現在のラインナップ
【現メンバー】
■トミー・ロジャース(Tommy Rogers) – Vocal/Keyboard(2000~)
■ポール・ワゴナー(Paul Waggoner) – Guitar(2000~)
■ダン・ブリッグス(Dan Briggs) – Bass(2005~)、Keyboard(2011~)
■ブレイク・リチャードソン(Blake Richardson) – Drums(2005~)
【過去メンバー】
■ニコラス・ショーン・フレッチャー(Nicholas Shawn Fletcher) – Guitar(2000~2003)
■ジェイソン・スコフィールド・キング(Jason Schofield King) – Bass(2000~2004)
■ウィル・グッドイヤー(Wil Goodyear) – Drum/Clean Vocal(2000~2002)
■マイケル・ハワード・レイグ(Michael Howard Reig) – Drums(2002~2003)
■マーク・エドワード・カスティロ(Mark Edward Castillo) – Drums(2003~2004)
■シェーン・ブレイ(Shane Blay) – Guitar(2004)
■ケヴィン・フォーク(Kevin Falk) – Bass(2004~2005)
■ジェイソン・ロー(Jason Roe) – Drums(2004~2005)
■ダスティー・ウェアリング(Dustie Waring) – Guitar(2005~2023)
BETWEEN THE BURIED AND MEのアルバム紹介:ジャンルを超越したプログレッシヴ・メタルの革命児
The Blue Nowhere(2025)

- Things We Tell Ourselves In The Dark
- God Terror
- Absent Thereafter
- Pause
- Door #3
- Mirador Uncoil
- Psychomanteum
- Slow Paranoia
- The Blue Nowhere
- Beautifully Human
Colors Ⅱ(2021)

- Monochrome
- The Double Helix of Extinction
- Revolution in Limbo
- Fix the Error
- Never Seen / Future Shock
- Stare into the Abyss
- Prehistory
- Bad Habits
- The Future Is Behind Us
- Turbulent
- Sfumato” (Instrumental)
- Human Is Hell (Another One with Love)
Automata Ⅱ(2018)

- The Proverbial Bellow
- Glide
- Voice Of Trespass
- The Grid
Automata Ⅰ(2018)

- Condemned To The Gallows
- House Organ
- Yellow Eyes
- Millions
- Gold Distance(instrumental)
- Blot
Coma Ecliptic(2015)

- Node
- The Coma Machine
- Dim Ignition
- Famine Wolf
- King Redeem / Queen Serene
- Tuen On The Darkness
- The Ectopic Stroll
- Rapid Calm
- Memory Palace
- Option Oblivion
- Life In Velvet
The Parallax Ⅱ: Future Sequence(2012)

- Goodbye To Everything
- Astral Body
- Lay Your Ghosts To Rest
- Autumn(instrumental)
- Extremophile Elite
- Parallax
- The Black Box
- Telos
- Bloom
- Melting City
- Silent Flight Parliament
- Goodbye To Everything Reprise
The Great Misdirect(2009)

- Mirrors
- Obfuscation
- Disease, Injury, Madness
- Fossil Genera – A Feed From Cloud Mountain
- Desert Of Song
- Swim To The Moon
Colors(2007)

- Foam Born (A) The Backtrack
- (B) The Decade Of Statues
- Informal Gluttony
- Sun Of Nothing
- Ants Of The Sky
- Prequel To The Sequel
- Viridian
- White Walls
Alaska(2005)

- All Bodies
- Alaska
- Croakies And Boatshoes
- Selkies: The Endless Obsession
- Breathe In, Breathe Out(instrumental)
- Roboturner
- Backwards Marathon
- Medicine Wheel(instrumental)
- The Primer
- Autodidact
- Laser Speed(instrumental)
The Silent Circus(2003)

- Lost Perfection A) Coulrophobia
- B) Anablephobia
- Camilla Rhodes
- Mordecai
- Reaction
- (Shevanel Take 2)
- Ad a dglgmut
- Destructo Spin
- Aesthetic
- The Need For Repetition
Between The Buried And Me(2002)

- More Of Myself To Kill
- Arsonist
- Aspirations
- What We Have Become
- Fire For A Dry Mouth
- Naked By The Computer
- Use Of A Weapon
- Shevanel Cut A Flip


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