OLD MAN’S CHILD(オールド・マンズ・チャイルド)は、1993年にノルウェー・オスロで結成されたシンフォニック/メロディック・ブラック・メタル・バンドです。ノルウェーのブラック・メタル・シーンが世界的な注目を集めた1990年代前半に誕生したOLD MAN’S CHILDは、初期の荒々しいブラック・メタルから、メロディック・デス・メタルの要素を取り入れた洗練されたサウンドへと進化しました。ガルダー(Galder)<Vo,Gt,Key,Ba>を中心に活動し、ブラック・メタル特有の邪悪で攻撃的なサウンドと、クラシカルな旋律、荘厳なキーボード・アレンジを融合させた音楽性で知られています。
OLD MAN’S CHILD(オールド・マンズ・チャイルド)とは?バンドの基本情報
| バンド名 | OLD MAN’S CHILD(オールド・マンズ・チャイルド) |
|---|---|
| 出身地 | ノルウェー・オスロ(Norway, Oslo) |
| ジャンル | シンフォニックブラックメタル/メロディックブラックメタル |
| 結成年 | 1993年 |
| レーベル | Century Media Records/Hot Records |
| https://www.instagram.com/oldmanschild_official/ | |
| https://www.facebook.com/oldmanschild# |
OLD MAN’S CHILD(オールド・マンズ・チャイルド)とは?サウンドと特徴を解説
OLD MAN’S CHILD(オールド・マンズ・チャイルド)の最大の魅力は、ノルウェー・ブラック・メタル特有の冷酷で攻撃的なサウンドに、叙情的なギター・メロディと荘厳なキーボードを融合させた音楽性です。中心人物ガルダー(Galder)の卓越した作曲能力によって、邪悪な雰囲気と美しい旋律が共存するシンフォニック/メロディック・ブラック・メタルを確立しています。
・北欧らしい哀愁と邪悪さを兼ね備えたメロディックなギター
・荘厳なキーボードが生み出す幻想的でシンフォニックな世界観
・メロディック・デス・メタルの要素を取り入れた攻撃的で技巧的な楽曲構成
初期は荒々しいブラック・メタルを基盤としながらも、その後は、よりメロディックで洗練されたサウンドへと進化。2000年以降は、シンフォニックなアレンジと複雑なギター・ワークが一段と強化されました。DIMMU BORGIR、EMPERORが好きなファンはもちろん、北欧メロディック・デス・メタルの叙情性と、ブラック・メタルの激烈な攻撃性を同時に楽しみたいリスナーにもおすすめのバンドです。
OLD MAN’S CHILD(オールド・マンズ・チャイルド)のバンドメンバーの変遷と現在のラインナップ
【現メンバー】
■ガルダ―(Galder) – Vocal/Guitar/Keyboard(1993~2009、2019~)、Bass(1998~1999、1999~2009、2019~)
【過去メンバー】
■チョダルヴ(Tjodalv) – Drums(1993~1996、1999~2000)、Vocal(1993~1995)
■ジャーダー(Jardar) – Guitar(1993~1997、1999~2003)
■プリニャード・トリスタン(Brynjard Tristan) – Bass(1994~1995)
■ゴンデ(Gonde) – Bass(1995~1997)
■トニー・カーケモ(Tony Kirkemo) – Drums(1996~1997)
■メモーク(Memmoch) – Bass(1999~2000)
■グリマー(Grimar) – Drums(1999~2000)
■ニコラス・バーカー(Nicholas Barker) – Drums(2002~2003)
OLD MAN’S CHILD(オールド・マンズ・チャイルド):バンド結成から現在までの歴史
ノルウェー・オスロでガルダ―を中心にデス/スラッシュ・メタル・バンド、REQUIEMを結成。
REQUIEM解散後、ガルダ―は、メロディックなブラックメタルを追究するため、OLD MAN’S CHILDを結成。。
デビューデモ『In The Shades Of Life』を発売。
デビューアルバム『Born Of The Flickering』を発売。
Century Media Recordsと契約し、2ndアルバム『The Pagan Prosperity』を発売。
3rdアルバム『Ill-Natured Spiritual Invasion』を発売。DARK ANGEL、元DEATHのジーン・ホグラン<Dr>が全曲で参加。
4thアルバム『Revelation 666』を発売。その後、ガルダ―がDIMMU BORGIRに正式加入。OLD MAN’S CHILDはガルダ―、1人で活動していくことを発表。
5thアルバム『In Defiance Of Existence』を発売。DIMMU BORGIR、CRADLE OF FILTHで活動したニコラス・バーカー<Dr>が全曲で参加。
6thアルバム『Vermin』を発売。
7thアルバム『Slaves Of The World』を発売。DARKANE、元ARCH ENEMYで活動したピーター・ウィルドアー<Dr>が全曲で参加。
ガルダ―がDIMMU BORGIRでの活動に重点を置いていたため、活動停止状態に。
ガルダ―自身で再結成が発表され、10年ぶりの楽曲制作を開始。
ガルダ―がDIMMU BORGIRを脱退。
OLD MAN’S CHILD(オールド・マンズ・チャイルド)のアルバム紹介:ノルウェーが生んだシンフォニック・ブラックメタルの名バンド
※リンクされた曲名をクリックすると、バンド、レーベル公式ページの動画を観ることができます♪
Slaves Od The World(2009)

- Slaves of the World
- Saviours of Doom
- The Crimson Meadows
- Unholy Foreign Crusade
- Path of Destruction
- The Spawn of Lost Creation
- On the Devil’s Throne
- Ferden mot fiendens land
- Servants of Satan’s Monastery
ガルダーが長年培ってきたメロディック/シンフォニック・ブラック・メタルのスタイルを集約した7thアルバム。重厚なギター・リフ、複雑な楽曲構成、壮大なキーボード・アレンジが融合。「Slaves of the World」「Saviors of Doom」「The Crimson Meadows」などでは、ブラック・メタルの攻撃性と叙情的なメロディが絶妙なバランスで共存。また、DARKANE、元ARCH ENEMYのピーター・ウィルドアー(Peter Wildoer)<Dr>が参加し、正確でパワフルな演奏によって楽曲に圧倒的な推進力を与えています。
Vermin(2005)

- Enslaved and Condemned
- The Plague of Sorrow
- War of Fidelity
- In Torment’s Orbit
- Lord of Command (Bringer of Hate)
- The Flames of Deceit
- Black Marvels of Death
- Twilight Damnation
- …as Evil Descends
6thアルバムは、より直接的で攻撃的なギター・リフと、印象的なメロディを重視した楽曲が展開。前作の複雑でドラマティックな構成を引き継ぎながら、ギター主導の力強いサウンドが前面に押し出されている点が特徴です。「Enslaved and Condemned」「The Plague of Sorrow」「War of Fidelity」などでは、ガルダーの鋭いギター・ワークとブラック・メタル特有の不穏な雰囲気を堪能。キーボードが、楽曲全体の暗黒的な世界観を補強し、メロディックなギターとの対比によって独特の緊張感を生み出しています。
In Defiance Of Existence(2003)

- Felonies of the Christian Art
- Agony of Fallen Grace
- Black Seeds on Virgin Soil
- In Defiance of Existence
- Sacrifice of Vengeance
- The Soul Receiver
- In Quest of Enigmatic Dreams
- The Underworld Domains
- Life Deprived
DIMMU BORGIRでも活動していたドラマーのニコラス・バーカー(Nicholas Barker)が参加した5thアルバム。超高速のブラストビートと複雑なリズム・パターンによって、バンドの攻撃性がさらに強化。一方、ガルダーによるギター・メロディとキーボード・アレンジは従来以上に洗練され、楽曲全体の完成度が高まりました。本作は、OLD MAN’S CHILDの音楽的特徴である攻撃性、叙情性、シンフォニックな壮大さが高い水準で融合した作品です。
Revelation 666 : The Curse Of Damnation(2000)

- Phantoms of Mortem Tales
- Hominis Nocturna
- In Black Endless Void
- Unholy Vivid Innocence
- Passage to Pandemonium
- Obscure Divine Manifestation
- World Expiration
- Into Silence Embrace
OLD MAN’S CHILDのシンフォニックな要素が一段と強化された4thアルバム。荘厳なキーボード、複雑なギター・アレンジ、激しいブラストビートが組み合わされ、従来のメロディック・ブラック・メタルから、より重厚でドラマティックなサウンドへと発展。アルバム発売後、ガルダーはDIMMU BORGIRにギタリストとして加入し、世界規模の活動を展開する一方、OLD MAN’S CHILDは自身の音楽的アイデアを表現する重要なプロジェクトとして継続されることになりました。
Ill-Natured Spiritual Invasion(1998)

- Towards Eternity
- The Dream Ghost
- Demoniacal Possession
- Fall of Man
- Captives of Humanity
- God of Impiety
- My Evil Revelations
- Thy Servant
DARK ANGEL、DEATHなどで知られるジーン・ホグラン(Gene Hoglan)<Dr>が参加した3rdアルバム。ジーン・ホグランの正確かつ強烈なドラミングは、楽曲の攻撃性とテクニカルな要素を大きく高め、複雑なギター・リフ、スピード感のあるリズム、暗黒的なキーボードが融合し、従来以上に緻密なアレンジが施されました。本作を通じて、ガルダーの作曲能力とマルチプレイヤーとしての才能がさらに明確になりました。
The Pagan Prosperity(1997)

- The Millennium King
- Behind the Mask
- Soul Possessed
- My Demonic Figures
- Doom Maker
- My Kingdom Will Come
- Return of the Night Creatures
- What Malice Embrace
Century Media Recordsから発売され、バンドの国際的知名度が上がった2ndアルバム。ブラック・メタル特有の冷たい雰囲気を維持しながら、メロディック・デス・メタルにも通じる流麗なギター・フレーズを取り入れている点が特徴。「The Millennium King」「Doommaker」「The Return of the Night Creatures」などでは、疾走感のあるリズムと不気味な旋律が組み合わされ、OLD MAN’S CHILDらしい暗黒美が表現されています。初期の荒々しさと後年のシンフォニックな音楽性をつなぐ重要なアルバムです。
Born Of The Flickering(1996)

- Demons of the Thorncastle
- Swallowed by a Buried One
- Born of the Flickering
- King of the Dark Ages
- Wounds from the Night of Magic
- On Through the Desert Storm
- Christian Death
- Funeral, Swords and Souls
- The Last Chapter
- …Leads to Utopia / The Old Man’s Dream
ノルウェーのHot Recordsから発売されたデビューアルバム。録音にはアンダーグラウンド特有の粗削りな質感が残されていますが、単なる暴虐性にとどまらず、楽曲全体に叙情性とドラマティックな展開が取り入れられています。代表曲には「Demons of the Thorncastle」「Born of the Flickering」「Wounds from the Night of Magic」などがあり、本作によってOLD MAN’S CHILDは、メロディックなブラック・メタルを追求する新世代バンドの一つとして存在感を高めました。
OLD MAN’S CHILD(オールド・マンズ・チャイルド)とは?バンドを知るための3つのFAQ
Q1. OLD MAN’S CHILD(オールド・マンズ・チャイルド)はどんなバンドですか?
A. OLD MAN’S CHILD(オールド・マンズ・チャイルド)は、1993年にノルウェー・オスロで結成されたシンフォニック/メロディック・ブラック・メタル・バンドです。
ガルダー(Galder)<Vo,Gt,Ba,Key>を中心に、ブラック・メタル特有の攻撃的なギター・リフや高速ブラストビート、荘厳なキーボード、叙情的なメロディを融合させたサウンドが特徴です。DIMMU BORGIRやEMPERORなどの北欧ブラック・メタルが好きなファンにもおすすめです。
Q2. OLD MAN’S CHILDのおすすめアルバムや代表曲は何ですか?
A. 初めてOLD MAN’S CHILDを聴くなら、1997年の『The Pagan Prosperity』、2003年の『In Defiance of Existence』、2009年の『Slaves of the World』がおすすめです。
代表曲には「The Millennium King」「Felonies of the Christian Art」「Slaves of the World」などがあります。初期の荒々しいブラック・メタルから、メロディックでシンフォニックなサウンドへの進化を楽しめます。
Q3. OLD MAN’S CHILDは現在も活動していますか?新作アルバムの予定はありますか?
A. はい、OLD MAN’S CHILDは2026年現在も活動しています。
中心人物のガルダーは2024年8月にDIMMU BORGIRを脱退し、OLD MAN’S CHILDの活動に再び注力することを発表しました。2025年には本格的なライヴ活動を再開し、ニュー・アルバムの制作も進めています。2026年10月現在、最新のスタジオ・アルバムは2009年発売の『Slaves of the World』で、新作の正式な発売日は確認されていません。


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