SATAN(セイタン)は、1979年にイングランド・ニューカッスル・アポン・タインで結成されたNWOBHM(New Wave of British Heavy Metal)を代表するヘヴィ・メタル・バンドです。1983年に発表したデビューアルバム『Court in the Act』は、NWOBHMを象徴する名盤のひとつとして高く評価されており、スラッシュ・メタルやパワー・メタル、テクニカル・メタルなど後続の多くのバンドへ大きな影響を与えました。現在では「過小評価されてきた伝説のNWOBHMバンド」として世界中のメタルファンから再評価を受けています。
SATAN(セイタン)とは?バンドの基本情報
| バンド名 | SATAN(セイタン) |
|---|---|
| 出身地 | イングランド・ニューカッスル・アポンタイン(England, Newcastle, Upon Tyne) |
| ジャンル | NWOBHM(NEW Wave Of British Heavy Metal)/ヘヴィメタル |
| 結成年 | 1979年 |
| レーベル | Metal Blade Records/Listenable Records/Steamhammer/Roadrunner Records |
| https://www.instagram.com/officialsatanpage/ | |
| https://www.facebook.com/officialsatanpage | |
| Bandcamp | https://satanuk.bandcamp.com/album/songs-in-crimson |
| X(旧:Twitter) | https://x.com/SatanUK |
SATAN(セイタン)とは?サウンドと特徴を解説
SATAN(セイタン)の最大の魅力は、NWOBHM(New Wave Of British Heavy Metal)を代表する鋭いツインギターと、スピード感あふれる正統派ヘヴィ・メタルを融合させたサウンドです。複雑で緻密なギターワーク、ブライアン・ロス<Vo>の力強いハイトーン・ヴォーカル、そしてドラマチックな楽曲構成が特徴で、1980年代から現在まで世界中のメタルファンを魅了し続けています。
・NWOBHM(ニュー・ウェイヴ・オブ・ブリティッシュ・ヘヴィメタル)らしい疾走感と重厚感を兼ね備えた王道ヘヴィ・メタル
・複雑なリフワークとドラマチックな楽曲展開
・復活後は往年のスタイルを継承しながらも、現代的なサウンドプロダクションへ進化
デビュー作『Court in the Act』では、スピードと叙情性を兼ね備えた完成度の高いヘヴィ・メタルを確立し、後のスラッシュ・メタルやパワー・メタル・バンドにも大きな影響を与えました。2013年以降の復活作品では、NWOBHM本来の魅力を残しながら、より重厚で洗練されたサウンドへと進化しています。IRON MAIDEN、DIAMOND HEAD、ANGEL WITCHなどのNWOBHMが好きな方はもちろん、正統派ヘヴィ・メタルや初期スラッシュ・メタルを好むリスナーにもおすすめのバンドです。
SATAN(セイタン)のバンドメンバーの変遷と現在のラインナップ
【現メンバー】
■スティーヴ・ラムゼイ(Steve Ramsey) – Guitar(1979~1984、1985~1988、2004、2011~)
■ラス・ティピンズ(Russ Tippins) – Guitar(1979~1984、1985~1988、2004、2011~)
■グレアム・イングリッシュ(Graeme English) – Bass(1980~1984、1985~1988、2004、2011~)
■ショーン・テイラー(Sean Taylor) – Drums(1983~1984、1985~1988、2011~)
■ブライアン・ロス(Brian Ross) – Vocal(1983~1984、2004、2011~)
【過去メンバー】
■スティーヴン・”ビージー”・ビー(Steven “Beasy” Bee) – Bass(1979~1980)
■アンディ・リード(Andy Reed) – Drums(1979~1981)
■アンドリュー・フレップ(Andrew Frepp) – Vocal(1979)
■スティーヴ・アルソップ(Steve Allsop) – Vocal(1979~1981)
■イアン・マコーマック(Ian McCormack) – Drums(1981~1983)
■トレヴァー・ロビンソン(Trevor Robinson) – Vocal(1981~1982)
■イアン・スウィフト(Ian Swift) – Vocal(1982~1983)
■ルー・テイラー(Lou Taylor) – Vocal(1982、1984)
■アラン・ハンター(Alan Hunter) – Vocal(1984)
■マイケル・ジャクソン(Michael Jackson) – Vocal(1985~1988)
SATAN(セイタン):バンド結成から現在までの歴史
イングランド・ニューカッスルでバンド結成。
デビューアルバム『Caught In The Act』を発売。
レコード会社の意向もあり、バンド名をBLIND FURYに改名。
BLIND FURY名義で唯一のアルバム『Out Of Reach』を発売。
バンド名を再びSATANに戻し、2ndアルバム『Suspended Sentence』を発売するも活動停止。
スティーヴ・ラムゼイ<Gt>、グレアム・イングリッシュ<Ba>を中心にPARIAHを結成。デビューアルバム『The Kindred』を発売。
PARIAHとして2ndアルバム『Blaze Of Obscurity』を発売。
スティーヴ・ラムゼイ<Gt>、グレアム・イングリッシュ<Ba>は、SABBATのメンバーと共にフォーク・メタル・バンド、SKYCLADを結成し活動。
PARIAHを再始動し、3rdアルバム『Unity』を発売し活動するも解散。
SATANを再始動し、Wacken Open Airで一度限りのライヴを行う。
正式にSATANを再結成し、ヨーロッパの複数のフェスに参加。
Listenable Recordsと契約し、3rdアルバム『Life Sentence』を発売。その後、北米と南米でツアーを行う。
4thアルバム『Atom By Atom』を発売。
Metal Blade Recordsと契約し、5thアルバム『Cruel Music』を発売。
6thアルバム『Earth Infernal』を発売。
7thアルバム『Songs In Crimson』を発売。
SATAN(セイタン)のアルバム紹介:NWOBHMを代表する伝説的ヘヴィ・メタル・バンド
※リンクされた曲名をクリックすると、バンド、レーベル公式ページの動画を観ることができます♪
Songs In Crimson(2024)

- Frantic Zero
- Era (The Day Will Come)
- Whore of Babylon
- Sacramental Rites
- Martyrdom
- Turn the Tide
- Captives
- Curse in Disguise
- Truth Bullet
- Deadly Crimson
Earth Infernal(2022)

- Ascendancy
- Burning Portrait
- Twelve Infernal Lords
- Mercury’s Shadow
- A Sorrow Unspent
- Luciferic
- From Second Sight
- Poison Elegy
- The Blood Ran Deep
- Earth We Bequeath
ツインギターによる構築美、ブライアン・ロス<Vo>の表現力豊かなヴォーカル、緻密なリズム隊が融合し、デビューから40年以上を経ても衰えない創造性を証明したSATANの成熟したサウンドを象徴する作品。
Cruel Magic(2018)

- Into the Mouth of Eternity
- Cruel Magic
- The Doomsday Clock
- Legions Hellbound
- Ophidian
- My Prophetic Soul
- Death Knell for a King
- Who Among Us
- Ghosts of Monongah
- Mortality
Metal Blade Recordsと契約後、発売された5thアルバム。ダークでドラマチックな世界観と、メロディとテクニカルなギターがさらに洗練され、多くの評論家から高評価を受けました。
Atom By Atom(2015)

- Farewell Evolution
- Fallen Saviour
- Ruination
- The Devil’s Infantry
- Atom by Atom
- In Contempt
- My Own God
- Ahriman
- Bound in Enmity
- The Fall of Persephone
復活第2弾アルバム。クラシカルなNWOBHMを軸にしながらも、現代的なアレンジを取り入れられた、より攻撃的でスピード感を強化した作品です。
Life Sentence(2013)

- Time to Die
- Twenty Twenty Five
- Cenotaph
- Siege Mentality
- Incantations
- Testimony
- Tears of Blood
- Life Sentence
- Personal Demons
- Another Universe
30年ぶりに発売された3rdアルバム。熱量はそのままにモダンな音を融合された作品として高い評価を得て、多くのファンから「奇跡の復活作」と称されました。
Suspended Sentence(1987)

- 92nd Symphony
- Who Dies Wins
- 11th Commandment
- Suicidal Justice
- Vandal (Hostile Youth)
- S.C.U.M. (Socially Condemned Undesirable Misfits)
- Avalanche of a Million Hearts
- Calculated Execution (Driller Killer)
1985年のBLIND FURY名義の活動を経て、再びSATANとして活動を発売された2ndアルバム。ヴォーカルはブライアン・ロス<Vo>ではなく往年のポップスターとは別人のマイケル・ジャクソン<Vo>が参加。初期SATAN時代を締めくくる重要作です。
Court In The Act(1983)

- Into the Fire
- Trial by Fire
- Blades of Steel
- No Turning Back
- Broken Treaties
- Break Free
- Hunt You Down
- The Ritual
- Dark Side of Innocence
- Alone in the Dock
NWOBHMを代表する作品の一つであり、現在ではヘヴィ・メタル史に残る歴史的名盤として高く評価されています。発売当初こそ大きな商業的成功には至りませんでしたが、その革新的なサウンドは後のスラッシュ・メタル、パワー・メタル、テクニカル・メタルへ多大な影響を与えました。
SATAN(セイタン)とは?バンドを知るための3つのFAQ
Q1. SATAN(セイタン)はどのようなバンドですか?
A. SATAN(セイタン)は、1979年にイングランド・ニューカッスル・アポン・タインで結成されたNWOBHM(ニュー・ウェイヴ・オブ・ブリティッシュ・ヘヴィ・メタル)を代表するヘヴィ・メタル・バンドです。
高度なツインギター、疾走感あふれる楽曲、ドラマチックな展開を特徴とし、後のスラッシュ・メタルやパワー・メタルに大きな影響を与えた重要な存在として知られています。
Q2. SATAN(セイタン)の代表作・おすすめアルバムは何ですか?
A. SATANを初めて聴く方には、1983年に発売されたデビューアルバム『Court in the Act』がおすすめです。
NWOBHMを代表する歴史的名盤として高く評価されており、「Trial by Fire」「Blades of Steel」などの名曲を収録しています。また、復活後の『Life Sentence』(2013年)も、往年のスタイルを現代的なサウンドで蘇らせた傑作として人気があります。
Q3. SATAN(セイタン)は2026年現在も活動していますか?
A. はい。SATAN(セイタン)は2026年現在も現役で活動を続けています。
『Life Sentence』(2013年)で本格復活して以降、『Atom by Atom』(2015年)、『Cruel Magic』(2018年)、『Earth Infernal』(2022年)などの高評価アルバムを発表し、世界各国のヘヴィ・メタル・フェスティバルやライブにも出演しています。結成から40年以上が経った現在でも、NWOBHMを代表するバンドとして高い人気を維持しています。


コメント