WITCHERYの変遷と進化：デビューから最新作までの軌跡！

WITCHERYとは？バンドの概要と特徴
1. バンドメンバー
アルバム紹介 | ブラックとスラッシュの凶悪融合

WITCHERYとは？バンドの概要と特徴

WITCHERY（ウィッチェリー）は、1997年にスウェーデンで結成されたブラックスラッシュ／スピードメタル・バンドです。重厚かつスピーディなリフに、ブラックメタルの邪悪な空気を融合させたそのサウンドは、多くのエクストリームメタル・ファンから高い評価を受けています。結成メンバーの中には、SATANIC SLAUGHTERやTHE HAUNTEDなどスウェーデンの著名バンドに関わっており、その実力は結成当初から注目を集めました。

バンドの中心人物は元SATANIC SLAUGHTER、THE HAUNTEDのパトリック・ヤンセン（Patrik Jensen）<Gt>と元SEANCEのリチャード・コープス（Richard Corpse）で、SATANIC SLAUGHTER解散後にWITCHERYをスタートさせました。

1998年にリリースされたデビュー・アルバム『Restless & Dead』は、スラッシュメタルの攻撃性とブラックメタルの冷徹さを融合させた作品として高い評価を獲得。その後も『Dead, Hot and Ready』（1999年）、『Symphony for the Devil』（2001年）などの作品で評価を高め、ブラックスラッシュというニッチなジャンルにおいて確固たる地位を築きました。

2010年代にはメンバーチェンジを経て、新たなフェーズへと突入。2022年にはアルバム『Nightside』を発表し、20年以上にわたり活動を続ける老舗エクストリームメタルバンドとしての存在感を改めて示しました。

WITCHERYの魅力は、スピード感と邪悪さを兼ね備えた楽曲構成と、ダークでホラー的な世界観にあります。北欧メタルの中でもブラックメタルとスラッシュメタルを巧みに融合したそのスタイルは、国内外問わず多くのフォロワーを生み出し、現在もアンダーグラウンドシーンで強い影響力を持ち続けています。

バンドメンバー

【現メンバー】
リチャード・コープス（Richard Corpse） – Guitar（1997～）
パトリック・ヤンセン（Patrik Jensen） – Guitar（1997～）
アンガス・ノルデル（Angus Norder） – Vocal（2016～）
ヴィクター・ブラント（Victor Brandt） – Bass（2022～）

【過去メンバー】
シャリー・ダンジェロ（Sharlee D’Angelo） – Bass（1997～2022）
ミッケ・ピーターソン（Micke Pettersson） – Drums（1997～1999）
トニー・カンプネル（Tony Kampner） – Vocal（1997～2010）
マーティン・アクセンロット（Martin Axenrot） – Drums（1999～2016）
リージョン（Legion） – Vocal（2010～2011）
エムペラー・マグス・カリギュラ（Emperor Magus Caligula） – Vocal（2011～2016）
クリス・バーケンショー（Chris Barkensjo） – Drums（2016～2023）