THE HAUNTED(ザ・ホーンテッド)は、スウェーデン・ヨーテボリで結成されたメロディック・デス/スラッシュ/グルーヴ・メタル・バンドです。スウェーデンの”メロディックデスメタルシーン”を代表するAT THE GATESの元メンバーを中心に結成され、スラッシュ・メタルの疾走感、デスメタルの攻撃性、グルーヴ・メタルの重量感を融合させた独自のサウンドで知られています。鋭利なギターリフ、破壊力のあるドラミング、激しいシャウトを特徴とし、デビュー時から世界のエクストリーム・メタル・シーンで存在感を確立してきました。
THE HAUNTED(ザ・ホーンテッド)とは?バンドの基本情報
| バンド名 | THE HAUNTED(ザ・ホーンテッド) |
|---|---|
| 出身地 | スウェーデン・ヨーテボリ(Sweden, Gothenburg) |
| ジャンル | メロディックデスメタル/メロディックスラッシュメタル/グルーヴメタル |
| 結成年 | 1996年 |
| レーベル | Century Media Records/Earache Records |
| 公式ページ | https://thehaunted.shop/ |
| https://www.instagram.com/thehauntedrocks | |
| https://www.facebook.com/officialthehaunted | |
| Bandcamp | https://thehaunted.bandcamp.com/ |
| X(旧:Twitter) | https://x.com/thehauntedband |
| YouTube | http://www.youtube.com/user/TheHauntedOfficial |
THE HAUNTED(ザ・ホーンテッド)とは?サウンドと特徴を解説
THE HAUNTED(ザ・ホーンテッド)の最大の魅力は、スウェーデンのメロディック・デス・メタルの攻撃性と、スラッシュ・メタルの疾走感、グルーヴ・メタルの重量感を融合させた強烈なサウンドです。AT THE GATESの元メンバーを中心に結成され、鋭利なギターリフと破壊力のあるドラミングを武器に、北欧デスラッシュを代表するバンドとして独自の音楽性を確立しています。
・メロディック・デス・メタルの攻撃性と北欧らしい旋律
・重厚なグルーヴと疾走感を生み出す強烈なリズムセクション
・激情的なシャウトとハードコア・パンクに通じる荒々しさ
・時期によって実験的な要素や叙情性も取り入れた多彩な楽曲構成
初期は、SLAYERを彷彿とさせる高速スラッシュ・メタルと、AT THE GATES譲りのメロディック・デス・メタルを融合させた攻撃的なスタイルで注目を集めました。その後は『The Dead Eye』『Unseen』でダークな叙情性や実験的な音楽性を追求し、『Exit Wounds』以降は再びデスラッシュ色を強めています。スラッシュ・メタルの激しさと北欧メロディック・デス・メタルの魅力を同時に楽しめるバンドとして、SLAYER、AT THE GATES、THE CROWNなどを好むファンにもおすすめです。
THE HAUNTED(ザ・ホーンテッド)のバンドメンバーの変遷と現在のラインナップ
【現メンバー】
■ヨナス・ビョーラー(Jonas Björler) – Bass(1996~)
■エイドリアン・アーランドソン(Adrian Erlandsson) – Drums(1996~1999,2013~)
■パトリック・ヤンセン(Patrik Jensen) – Guitar(1996~)
■マルコ・アロ(Marco Aro) – Vocal(1999~2003、2013~)
■オーラ・エングルンド(Ola Englund) – Guitar(2013~)
【過去メンバー】
■ジョン・スヴェッツロット(John Zwetsloot) – Guitar(1996)
■アンダース・ビョーラー(Anders Björler) – Guitar(1996~2001、2002~2012)
■ピーター・ドルヴィング(Peter Dolving) – Vocal(1997~1998,2003~2012)
■ペル・モラー・ヤンセン(Per Moller Jensen) – Drums(1999~2012)
THE HAUNTED(ザ・ホーンテッド):バンド結成から現在までの歴史
スウェーデン・ヨーテボリで元AT THE GATESのメンバーを中心にバンド結成。
『Demo ’97』を制作し、その後Earache Recordsと契約。
デビューアルバム『The Haunted』を発売。その後、NAPALM DEATHとイギリスツアーを行う。
ピーター・ドルヴィング<Vo>とエイドリアン・アーランドソン<Dr>が脱退し、マルコ・アロ<Vo>、ペル・モラー・ヤンセン<Dr>が加入。
2ndアルバム『Made Me Do It』を発売。スウェーデンのグラミー賞で最優秀ハードロックバルバム賞を受賞し、その後、ENTOMBED、NILE、THE CROWN、IN FLAMESとツアーを行う。
3rdアルバム『One Kill Wonder』を発売。ワールドツアーを行い、2度目のスウェーデンのグラミー賞を受賞するも、マルコ・アロ<Vo>が脱退、ピーター・ドルヴィング<Vo>が再加入。
Century Media Recordsと契約し、4thアルバム『rEVOLVEr』を発売。
Ozzfestのセカンドステージに出演。
EXODUS、NILEと共に来日し、「Extreme The Dojo Vol.15」に出演。その後、5thアルバム『The Dead Eye』を発売。その後、DARK TRANQUILLITY、INTO ETERNITY、SCAR SYMMETRY、MUNICIPAL WASTEとツアーを行う。
6thアルバム『Versus』を発売。その後、SLAYERのサポートを務める。
7thアルバム『Unseen』を発売。
ピーター・ドルヴィング<Vo>が2度目の脱退。その後、アンダース・ビョーラー<Gt>、ペル・モラー・ヤンセン<Dr>が脱退。
マルコ・アロ<Vo>、エイドリアン・アーランドソン<Dr>が復帰し、元SIX FEET UNDERのオーラ・エングルンド<Gt>が加入。
8thアルバム『Exit Wounds』を発売。
9thアルバム『Strength In Numbers』を発売。
10thアルバム『Songs Of Last Resort』を発売。
THE HAUNTED(ザ・ホーンテッド)のアルバム紹介:メロデスとスラッシュを融合した北欧の猛者
※リンクされた曲名をクリックすると、バンド、レーベル公式ページの動画を観ることができます♪
Songs Of Last Resort(2025)

- Warhead
- In Fire Reborn
- Death To The Crown
- To Bleed Out
- Unbound
- Hell Is Wasted On The Dead
- Through The Fire
- Collateral Carnage
- Blood Clots
- Salvation Recalled
- Labrinth Of Lies
- Letters Of Last Resort
約8年ぶりとなる10thアルバム。初期から受け継がれてきた攻撃的なスラッシュ・メタルと、長年の活動で培われた重厚なグルーヴが融合。現代社会や戦争に対する問題意識を反映した「Warhead」や、強烈なギターリフとマルコ・アロの怒りに満ちたヴォーカルが特徴の「In Fire Reborn」「Death to the Crown」などを収録し、THE HAUNTEDらしい激しさを前面に押し出しています。
Strength In Numbers(2017)

- Fill The Darkness With Black
- Brute Force
- Spark
- Preachers Of Death
- Strength In Numbers
- Tighten The Noose
- This Is The End
- The Fall
- Means To An End
- Monuments
前作『Exit Wounds』で復活させた攻撃的な音楽性をさらに洗練させ、重量感とスピード感を両立した9thアルバム。マルコ・アロのヴォーカルは依然として凶暴ですが、楽曲ごとの緩急やアレンジには円熟したバンドならではの完成度が感じられ、「Brute Force」「Spark」「Preachers of Death」などでは、鋭利なギターリフと強烈なグルーヴが印象的。THE HAUNTEDの攻撃性と現代的なプロダクションが融合した、2010年代を代表する作品のひとつです。
Exit Wounds(2014)

- 317
- Cutting Teeth
- My Salvation
- Psychonaut
- Eye Of The Storm
- Trend Killer
- Time(Will Not Heal)
- All I Have
- Temptation
- My Enemy
- Kill The Light
- This War
- Infitrator
- Ghost In The Machine
原点回帰を強く打ち出した8thアルバム。マルコ・アロ<Vp>とエイドリアン・アーランドソン<Dr>という初期メンバーが復帰。本作では、実験的な音楽性から一転し、初期THE HAUNTEDを彷彿とさせる攻撃的なデスラッシュ・サウンドが復活しました。バンドの再出発を象徴するアルバムであり、初期からのファンにとっても重要な作品です。
Unseen(2011)

- Never Better
- No Ghost
- Catch 22
- Disappear
- Motionless
- Unseen
- The Skull
- Ocean Park
- The City
- Them
- All Ends Well
- Done
THE HAUNTEDの歴史の中でも特に大胆な音楽的変化を示した7thアルバム。従来のスラッシュ・メタルやメロディック・デスメタルから距離を置き、オルタナティヴ・メタルやヘヴィ・ロックの要素を取り入れられ、「No Ghost」「Disappear」「Unseen」などでは、メロディを重視したヴォーカルと、重厚なミドルテンポの演奏が特徴。従来の攻撃的なサウンドを期待していたファンの間では賛否が分かれましたが、THE HAUNTEDの音楽的な探究心を象徴する作品です。
Versus(2008)

- Moronic Colossus
- Pieces
- Little Cage
- Trenches
- Ceremony
- Skuld
- Crusher
- Rivers Run
- Iron Mask
- Faultline
- Imperial Death March
前作『The Dead Eye』で見せた実験的な要素を残しながらも、より直接的で攻撃的なスラッシュ・メタルへと方向性を戻した6thアルバム。「Moronic Colossus」「Little Cage」「Trenches」などでは、鋭いギターリフと力強いリズムが印象的で、本作の特徴は、ライブ演奏を思わせる生々しいサウンドと、バンド全体の一体感にあります。THE HAUNTEDが持つ原始的なエネルギーと成熟した演奏技術を融合させた作品です。
The Dead Eye(2006)

- The Premonition
- The Flood
- The Medication
- The Drowning
- The Reflection
- The Prosecution
- The Fallout
- The Medusa
- The Shifter
- The Cynic
- The Failure
- The Stain
- The Guilt Trip / The Exit
THE HAUNTEDのアルバムの中で、特に実験的な要素が強い5thアルバム。従来の高速スラッシュ・メタルだけでなく、ミドルテンポの重厚なリフ、ダークなメロディ、内省的な歌詞を積極的に取り入れ、「The Medication」「The Drowning」「The Flood」などでは、静と動のコントラストを生かしたドラマティックな展開が特徴。初期作品とは異なる方向性を示したことで評価が分かれる部分もありましたが、バンドの音楽的な可能性を広げた重要作です。
rEVOLVEr(2004)

- No Compromise
- 99
- Abysmal
- Sabotage
- All Against All
- Sweet Relief
- Burnt To A Shell
- Who Will Decide
- Nothing Right
- Liduid Burns
- My Shadow
マルコ・アロ<Vo>がバンドを離れ、ピーター・ドルヴィング<Vo>が復帰した4thアルバム。初期のスラッシュ・メタル的な攻撃性を維持しながら、より複雑な楽曲構成と多彩なヴォーカル表現。「No Compromise」「99」「All Against All」などの楽曲では、鋭いギターリフと力強いグルーヴが際立っています。THE HAUNTEDが単なるデスラッシュ・バンドから、幅広い表現力を持つエクストリーム・メタル・バンドへと進化する転換点となった作品です。
One Kill Wonder(2003)

- Privation Of Faith Inc.
- Godpuppet
- Shadow World
- Everlasting
- D.O.A.
- Demon Eyes
- Urban Predator
- Downward Spiral
- Shithead
- Bloodletting
- One Kill Wonder
スラッシュ・メタル色をさらに強化しつつ、サウンドの重厚さと破壊力を深化させた3rdアルバム。マルコ・アロ<Vo>の咆哮はより凶暴さを増し、ギターリフは切れ味と重量感の両立に成功。特に「D.O.A.」や「Shadow World」では、激烈なリズムとダークな空気が融合し、聴く者を圧倒します。スラッシュ・メタルとメロディック・デスの境界を突き崩すような強烈な一撃であり、THE HAUNTEDの名を世界に知らしめた名盤のひとつです。
Made Me Do It(2000)

- Dark Intentions
- Bury Your Dead
- Trespass
- Leech
- Hollow Ground
- Revelation
- The World Burns
- Human Debris
- Silencer
- Under The Surface Victim Iced
ピーター・ドルヴィング<Vo>、エイドリアン・アーランドソン<Dr>が脱退し、マルコ・アロ<Vo>、ペル・モラー・ヤンセン<Dr>が加入し制作された2ndアルバム。前作の攻撃性を維持しながら、楽曲構成やギターリフの完成度が向上。「Bury Your Dead」「Hollow Ground」など、バンドを代表する楽曲を収録。現在でも“THE HAUNTEDらしさ”を象徴するアルバムとして位置づけられています。
The Haunted(1998)

- Hate Song
- Chasm
- In Vein
- Undead
- Choke Hold
- Three Times
- Bullet Hole
- Now You Know
- Shattered
- Soul Fracture
- Blood Rust
- Forensick
Earache Recordsから発売されたデビューアルバム。元AT THE GATESのメンバーを中心に結成された彼らは、本作でデスラッシュの真髄を叩きつけました。「Hate Song」や「Chasm」などの代表曲は、今なおライブで人気を博し、音楽的にはスラッシュとデスメタルの中間を突き進むスタイルで、後のバンドの方向性を決定づけた作品です。混沌としたエネルギーに満ちたこのデビュー作は、THE HAUNTEDのすべての始まりであり、ファンなら必ず押さえておきたい一枚です。
THE HAUNTED(ザ・ホーンテッド)とは?バンドを知るための3つのFAQ
Q1. THE HAUNTED(ザ・ホーンテッド)はどんなバンドですか?
A. THE HAUNTED(ザ・ホーンテッド)は、1996年にスウェーデン・ヨーテボリで結成されたメロディック・デス/スラッシュ/グルーヴ・メタル・バンドです。
AT THE GATESの元メンバーを中心に結成され、高速で鋭利なギターリフ、重厚なグルーヴ、攻撃的なヴォーカルを特徴としています。北欧デスラッシュを代表するバンドのひとつとして知られています。
Q2. THE HAUNTEDとAT THE GATESにはどのような関係がありますか?
A. THE HAUNTEDは、AT THE GATESの元メンバーであるアンダース・ビョーラー<Gt>、ヨナス・ビョーラー<Ba>、エイドリアン・アーランドソン<Dr>らが結成に関わったバンドです。
AT THE GATESのメロディック・デスメタルの要素を受け継ぎながら、よりスラッシュ・メタルやハードコア・パンクの攻撃性を強調した音楽性を確立しました。
Q3. THE HAUNTEDのおすすめアルバムや代表曲は何ですか?
A. THE HAUNTEDの初心者には、デビューアルバム『The Haunted』(1998年)や4thアルバム『rEVOLVEr』(2004年)がおすすめです。
代表曲には「Hate Song」「Bury Your Dead」「D.O.A.」「99」などがあります。また、2014年発売の『Exit Wounds』は、初期の攻撃的なデスラッシュ・サウンドへの原点回帰を感じられる作品です。2025年発売の『Songs of Last Resort』も、現在のTHE HAUNTEDを知るうえで欠かせないアルバムです。



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