BLASPHEMY(ブラスフェミー)とは?ウォー・メタルの始祖が築いた極悪ブラック・メタルの歴史

BLASPHEMY(ブラスフェミー)
BLASPHEMY(ブラスフェミー)

BLASPHEMY(ブラスフェミー)は、カナダ・バーナビーで結成され、現在はヴァンクーバーを拠点とするブラック/デス・メタル・バンドであり、「ウォー・メタル(War Metal)」という過激な音楽スタイルの先駆者として知られる伝説的な存在です。初期ブラック・メタルの邪悪な雰囲気と、デス・メタルの暴力的な攻撃性を融合させたサウンドは、後のエクストリーム・メタル・シーンに大きな影響を与えました。

 

BLASPHEMY(ブラスフェミー)とは?バンドの基本情報

バンド名 Blasphemy(ブラスフェミー)
出身地 カナダ・バーナビー(Canada, Burnaby)
ジャンル ブラックメタル/デスメタル
結成年 1987年
レーベル Nuclear War Now! Productions/Osmose Productions/Wild Rags Records
Facebook https://www.facebook.com/OfficialBlasphemy

 

BLASPHEMY(ブラスフェミー)とは?サウンドと特徴を解説

BLASPHEMY(ブラスフェミー)の最大の魅力は、ブラック・メタルの邪悪な世界観とデス・メタルの暴力的な攻撃性を融合させた、原始的かつ破壊的な「ウォー・メタル(War Metal)」サウンドです。 カナダ・ヴァンクーバーから登場した彼らは、極端に歪んだギター、猛烈なブラスト・ビート、獣の咆哮を思わせる低音グロウルによって、エクストリーム・メタルの限界を押し広げました。

・ブラック・メタルとデス・メタルを融合させた凶暴なウォー・メタル
・猛烈なブラスト・ビートと重低音を強調した破壊的なギター・リフ
・獣の咆哮のような低音グロウルと混沌としたサウンド
・反宗教的・冒涜的な世界観と原始的で邪悪な雰囲気

初期作品では、粗削りな録音による混沌とした音像と、圧倒的なスピード感を武器に、アンダーグラウンド・メタル・シーンで独自の存在感を確立しました。BEHERIT、ARCHGOAT、REVENGE、BLACK WITCHERYなどの過激なブラック/デス・メタルが好きな方には、特におすすめのバンドです。

 

BLASPHEMY(ブラスフェミー)のバンドメンバーの変遷と現在のラインナップ

【現メンバー】
■ノクターナル・グレイヴ・ディセクレイター・アンド・ブラック・ウィンズ(Nocturnal Grave Desecrator And Black Winds) – Bass(1984~1991)、Vocal(1984~1993、1999~)
■スリー・ブラック・ハーツ・オブ・ダムネーション・アンド・インピュアリティ(3 Black Hearts Of Damnation And Impurity) – Drums(1984~1994、1999~)
■コーラー・オブ・ザ・ストームズ(Caller Of The Storms) – Guitar(1985~1994、1999~)
■デスロード・オブ・アボミネーション・アンド・ウォー・アポカリプス(Deathlord Of Abomination And War Apocalypse) – Guitar(1999~)

【過去メンバー】
■ブラック・プリースト・オブ・7サタニック・リチュアルズ(Black Priest Of The 7 Satanic Blood Rituals) – Guitar(1985~1989、1991~1994)
■ザ・トラディショナル・ソドマイザー・オブ・ザ・ガッデス・オブ・パーヴァシティー(The Traditional Sodomizer Of The Goddess Of Perversity) – Guitar(1989~1991)
■エース・ゲシュタポ・ネクロスリーザー・アンド・ヴァギナル・コマンズ(Ace Gustapo Necrosleezer And Vaginal Commands) – Bass(1999~2003)
■ベスティアル・セイヴィアー・オブ・ザ・アンデッド・リージョンズ(Bestial Saviour Of The Undead Legions) – Bass(1999~2003)

 

BLASPHEMY(ブラスフェミー):バンド結成から現在までの歴史

1984年

ANTICHRISTという名でバンド結成の後、DESASTER、THRASH HAMMERに改名し活動。

1987年

正式にBLASPHEMYとして活動開始。

1989年

デビューデモ『Blood Upon The Altar』を発売。

1990年

全米ツアー中にWild Rags Recordsと契約し、デビューアルバム『Fallen Angel Of Doom …』を発売。

1993年

Osmose Productionsと契約し、2ndアルバム『Gods Of War』を発売。その後、「Fuck Christ Tour」と題し、IMMORTAL、ROTTING CHRISTとツアーを行う。

1994年

「Fuck Christ Tour」の後、解散。

1999年

バンドを再結成。

2001年

カナダ・ヴァンクーバーで行ったライヴを録音し、ライヴアルバム『Live Ritual – Friday The 13th – 13th』を発売。

2009~2010年

長期の活動休止の後、ライヴ活動を再開。カナダやフィンランドでフェスに参加。

2016年

ブラジル公演を収録したライヴ作品『Desecration Of São Paulo』を発売。

2018年

リハーサル音源を収録した作品『Blood Upon The Soundspace』を発売。

2024年

日本の大阪で開催された「Hospital Fest」に出演するため来日。BEHERIT、ABIGAIL、SABBATらと共演。

 

 

BLASPHEMY(ブラスフェミー)のアルバム紹介:カナダが生んだ最凶ブラック/デス・メタル・バンド

Gods Of War(1993)

Blasphemy - Gods Of War(1993)

  1. Intro: Elders of the Apocalypse / Blood upon the Altar
  2. Blasphemous Attack
  3. Gods of War
  4. Intro / Atomic Nuclear Desolation
  5. Nocturnal Slayer
  6. Emperor of the Black Abyss
  7. Intro / Blasphemy
  8. Intro / Necrosadist
  9. War Command
  10. Empty Chalice
  11. Ross Bay Intro
  12. War Command
  13. Demoniac
  14. Intro
  15. Weltering in Blood
  16. Ritual
  17. Nocturnal Slayer
  18. Blasphemy
  19. Intro / Blasphemous Attack / Guitar Effect Outro

デビューアルバムを継承し、重厚で儀式的な雰囲気をさらに強めた2ndアルバム。ギター・リフは重く、ドラムは凄まじい勢いで疾走し、低く唸るヴォーカルが不吉な世界観を作り出す一方で、前作と比較すると、ミドル・テンポの重厚なパートや不気味な展開も印象的。BLASPHEMYの代表作であり、ウォー・メタルの音楽的な基盤を確立した重要なアルバムです。

 

Fallen Angel Of Doom….(1990)

Blasphemy - Fallen Angel Of Doom ....(1990)

  1. Winds of the Black Godz (Intro)
  2. Fallen Angel of Doom
  3. Hording of Evil Vengeance
  4. Darkness Prevails
  5. Desecration
  6. Ritual
  7. Weltering in Blood
  8. Demoniac
  9. Goddess of Perversity
  10. The Desolate One + Outro

BLASPHEMYの名をアンダーグラウンド・シーンに刻み込んだ代表作であり、後のウォー・メタル・バンドに多大な影響を与えたデビューアルバム。徹底した暴力性と混沌とした音像、猛烈なブラスト・ビート、低音域を強調したギター、獣のようなヴォーカルが絶え間なく押し寄せます。「ウォー・メタル」の音楽的な基準を示した作品です。

 

いますぐ、アルバム収録曲を聴いてみる!

 

BLASPHEMY(ブラスフェミー)とは?バンドを知るための3つのFAQ

Q1. BLASPHEMY(ブラスフェミー)はどんなバンドですか?

A. BLASPHEMY(ブラスフェミー)は、バーナビーで結成され、現在はヴァンクーバーを拠点とするブラック/デス・メタル・バンドです。

ブラック・メタルの邪悪な雰囲気とデス・メタルの攻撃性を融合させた、ウォー・メタル(War Metal)の先駆者として知られています。猛烈なブラスト・ビート、重厚なギター・リフ、獣の咆哮のような低音グロウルが特徴で、後世のエクストリーム・メタルに大きな影響を与えました。

 

Q2. BLASPHEMY(ブラスフェミー)のおすすめアルバムは何ですか?

A. 初めてBLASPHEMYを聴く方には、1990年発表のデビュー・アルバム『Fallen Angel of Doom….』がおすすめです。

ウォー・メタルの原点ともいえる凶暴なサウンドを体験できる代表作です。また、1993年発表の2ndアルバム『Gods of War』も必聴です。重厚なギターと混沌とした楽曲構成が特徴で、両作品ともブラック/デス・メタルの歴史における重要なアルバムとして評価されています。

 

Q3. BLASPHEMY(ブラスフェミー)は現在も活動していますか?

A. BLASPHEMYは1990年代半ばに活動を休止しましたが、1999年に再始動しました。その後はライブ活動を中心に活動を続け、海外のメタル・フェスティバルにも出演しています。

2026年現在、正式なスタジオ・フルアルバムは『Fallen Angel of Doom….』(1990年)と『Gods of War』(1993年)の2作品で、新作スタジオ・アルバムの発売は確認されていません。現在もウォー・メタルの先駆者として、世界中のアンダーグラウンド・メタル・ファンから支持されています。

 

 

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