IGORRR(イゴール)とは?バロック音楽、ブレイクコア、ブラックメタルが交錯する異次元サウンド

IGORRR(イゴール)
IGORRR(イゴール)

IGORRR(イゴール)は、フランスのミュージシャン、ゴーティエ・セール(Gautier Serre)によって始動したアヴァンギャルド/ブラック/インダストリアル・メタル/ブレイクコア・プロジェクトです。デス・メタルやブラック・メタルの凶暴なサウンドに、バロック音楽、オペラ、クラシック、電子音楽、民族音楽などを大胆に融合させた、ジャンルの枠に収まらない独創的な音楽性で知られています。

 

IGORRR(イゴール)とは?バンドの基本情報

バンド名 IGORRR(イゴール)
出身地 フランス(France)
ジャンル アヴァンギャルドメタル/ブラックメタル/インダストリアルメタル/ブレイクコア
結成年 2004年
レーベル Ad Noiseam/Blood Music/Metal Blade Records
公式ページ https://igorrr.com/
Instagram https://www.instagram.com/igorrr/
Facebook https://www.facebook.com/IgorrrBarrroque/
Bandcamp https://igorrr.bandcamp.com/
X(旧:Twitter) https://x.com/IgorrrBarrroque
YouTube https://www.youtube.com/channel/UC_3P0PpZrIhXLtV8kwsaC9Q

 

IGORRR(イゴール)とは?サウンドと特徴を解説

IGORRR(イゴール)の最大の魅力は、デス・メタルやブラック・メタルの凶暴な攻撃性に、ブレイクコアの複雑な電子ビート、バロック音楽の優雅な旋律、オペラの劇的な歌唱を融合させた、唯一無二のアヴァンギャルド・メタル・サウンドです。

・デス・メタルの重厚なギターリフと猛烈なブラストビート
・バロック音楽やオペラを取り入れた荘厳で美しい旋律
・ブレイクコア特有の高速電子ビートと予測不能な楽曲展開
・グロウル、オペラ歌唱、民族楽器が交錯する独創的な音楽性

初期はブレイクコアや実験的な電子音楽を中心に活動していましたが、2010年代後半以降は生楽器を積極的に取り入れ、より重厚でダイナミックなサウンドへと進化。2020年代前半からは、民族音楽の要素をさらに拡張し、その後はダークで攻撃的な楽曲構成を追求しています。デス・メタルの激しさ、クラシック音楽の芸術性、電子音楽の実験性を同時に楽しめることが、IGORRRならではの魅力です。

 

IGORRR(イゴール)のバンドメンバーの変遷と現在のラインナップ

【現メンバー】
■ゴーティエ・セール(Gaurier Serre) – Guitar/Programming/Vocal(2005~)
■エルレンド・カスパーセン(Erlend Caspersen) – Bass(2017~)
■マーティン・クレマン(Martyn Clément) – Guitar(2019~)
■JB・ル・バイユ(JB Le Bail) – Vocal(2021~)
■レミ・セラフィーノ(Rémi Serafino) – Drums(2024~)

■ゲルダ・イグチ(Gerda Iguchi) – Soprano Vocal(2026~)

【過去メンバー】
■ローラン・リュノワール(Laurent Lunoir) – Vocal(2008~2021)
■ローレ・ル・プルネネック(Laure Le Prunenec) – Vocal(2010~2021)
■アフロディーテ・パトゥリドゥ(Aphrodite Patoulidou) – Vocal(2021~2022)
■パトリック・ザ・チキン(Patrick the chicken) – Vocal/Piano(2005~2015)
■シルヴァン・ブーヴィエ(Sylvain Bouvier) – Drums/Percussion(2016~2024)
■マルト・アレクサンドル(Marthe Alexandre) – Soprano Vocal(2022~2026)

 

IGORRR(イゴール):バンド結成から現在までの歴史

2004年

ゴーティエ・セール<Gt, Programming, Vo>によってプロジェクト結成。デビューデモ『Oeil』を発売。

2006年

2ndデモ『Poisson Soluble』を発売。

2008年

3rdデモ『Moisissure』を発売。

2010年

デビューアルバム『Nostril』を発売。

2012年

2ndアルバム『Hallelujah』を発売。MAYHEMのテロック<Gt>がゲスト参加。

2017年

Metal Blade Recordsと契約し、3rdアルバム『Savage Sinusoid』を発売。

2018年

北米ツアーを行いMINISTRYと共演。

2020年

4thアルバム『Spirituality And Distortion』を発売。CANNIBAL CORPSEのジョージ・“コープスグラインダー”・フィッシャー<Vo>がゲスト参加。

2021~2024年

ヴォーカリスト、ドラマーなどの交代を経て、新体制へ移行。

2025年

5thアルバム『Amen』を発売。

 

 

IGORRR(イゴール)のアルバム紹介:ブラックメタル、バロック音楽、ブレイクコアを融合した唯一無二の音楽プロジェクト

※リンクされた曲名をクリックすると、バンド、レーベル公式ページの動画を観ることができます♪

Amen(2025)

Igorrr - Amen(2025)

  1. Daemoni
  2. Headbutt
  3. Limbo
  4. Blastbeat Falafel
  5. ADHD
  6. 2020
  7. Mustard Mucous
  8. Infestis
  9. Ancient Sun
  10. Pure Disproportionate Black and White Nihilism
  11. Étude n°120
  12. Silence

前作から5年ぶりとなる5thアルバム。従来の予測不可能な楽曲展開やジャンルの融合を維持しながら、よりダークで重厚な雰囲気を強調。オペラ、バロック音楽、デス・メタル、ブレイクコア、電子音楽などが緻密に組み合わされ、IGORRR独自の音楽世界がさらに深化し、実験精神とエクストリーム・メタルとしての攻撃性を両立させた作品であり、プロジェクトの新たな段階を示すアルバムです。

 

Spirituality And Distortion(2020)

Igorrr - Spirituality And Distortion(2020)

  1. Downgrade Desert
  2. Nervous Waltz
  3. Very Noise
  4. Hollow Tree
  5. Camel Dancefloor
  6. Parpaing
  7. Musette Maximum
  8. Himalaya Massive Ritual
  9. Lost in Introspection
  10. Overweight Poesy
  11. Paranoid Bulldozer Italiano
  12. Barocco Satani
  13. Polyphonic Rust
  14. Kung-Fu Chèvre

前作で確立した生演奏を重視する方向性をさらに発展させ、オリエンタルな旋律、民族楽器、クラシック音楽、エクストリーム・メタルなどを大胆に融合した4thアルバム。多くの曲で強烈なヘヴィネスと複雑なリズム構成に加え、民族音楽やオペラの要素が際立ち、単なるジャンルの融合にとどまらず、異なる音楽文化を一つの作品として成立させるIGORRRの作曲能力を示した作品です。

 

Savage Sinusoid(2017)

Igorrr - Savage Sinusoid(2017)

  1. Viande
  2. ieuD
  3. Houmous
  4. Opus Brain
  5. Problème d’émotion
  6. Spaghetti Forever
  7. Cheval
  8. Apopathodiaphulatophobie
  9. Va te foutre
  10. Robert
  11. Au Revoir

Metal Blade Recordsと契約し、IGORRRの音楽的な転換点となった3rdアルバム。従来のサンプリングや電子音を主体とした制作手法に加え、生演奏による楽器の比重が増加しました。生々しいドラム、重厚なギター、アコーディオン、弦楽器、オペラ歌唱などが複雑に絡み合い、より有機的でダイナミックなサウンドへ進化。アヴァンギャルド・メタルを代表する存在の一つとして、国際的な認知度が高くなった作品です。

 

Hallelujah(2012)

Igorrr - Hallelujah(2012)

  1. Tout Petit Moineau
  2. Damaged Wig
  3. Absolute Psalm
  4. Cicadidae
  5. Vegetable Soup
  6. Lullaby For A Fat Jellyfish
  7. Grosse Barbe
  8. Corpus Tristis
  9. Scarlatti 2.0
  10. Toothpaste
  11. Infinite Loop

IGORRRの初期から中期への転換点となった2ndアルバム。「Tout Petit Moineau」や「Vegetable Soup」などの楽曲では、激しい電子音と美しいボーカルが目まぐるしく入れ替わり、従来の音楽ジャンルでは分類できない世界観を作り上げています。このアルバムで、実験的な電子音楽の枠を超え、アヴァンギャルド・メタルのファンからも関心を集める存在となりました。

 

Nostril(2010)

Igorrr - Nostril(2010)

  1. Double Monk
  2. Tendon
  3. Excessive Funeral
  4. Very Long Chicken
  5. Melting Nails
  6. Pavor Nocturnus
  7. Caros
  8. Cruciform Dachshund
  9. Half A Pony
  10. Unpleasant Sonata
  11. Dentist
  12. Fryzura Konika
  13. Veins
  14. Moldy Eye

 

いますぐ、アルバム収録曲を聴いてみる!

 

IGORRR(イゴール)とは?バンドを知るための3つのFAQ

Q1. IGORRR(イゴール)はどこの国のプロジェクトですか?

A. IGORRR(イゴール)は、2004年にフランスのミュージシャン、ゴーティエ・セール(Gautier Serre)によって始動した音楽プロジェクトです。

当初はソロ・プロジェクトとして活動していましたが、現在では複数のミュージシャンが参加するライブ編成へと発展しています。デス・メタル、ブレイクコア、バロック音楽、オペラなどを融合させた独創的な音楽性が特徴です。

 

Q2. IGORRR(イゴール)の音楽ジャンルは何ですか?

A. IGORRRの音楽は、主にアヴァンギャルド・メタル、エクスペリメンタル・メタル、ブレイクコアに分類されます。

デス・メタルの激しいギターリフやブラストビートに、クラシック音楽の優雅な旋律、オペラ歌唱、複雑な電子ビートなどを組み合わせています。楽曲の展開が非常に予測しにくく、既存のジャンルに収まらない独自のサウンドが最大の魅力です。

 

Q3. IGORRR(イゴール)の初心者におすすめのアルバムは何ですか?

A. IGORRRを初めて聴く人には、2017年の『Savage Sinusoid』と2020年の『Spirituality and Distortion』がおすすめです。

『Savage Sinusoid』では生楽器を取り入れた迫力あるサウンドを楽しめる一方、『Spirituality and Distortion』では民族音楽やオペラを融合した多彩な音楽性を堪能できます。また、2025年発表の『Amen』は、よりダークで重厚なIGORRRの世界観を味わいたい人におすすめの作品です。

 

 

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