KORZUS(コルズス)は、ブラジル・サンパウロで結成されたスラッシュ・メタル・バンドです。SEPULTURAやSARCÓFAGOと並び、1980年代のブラジル・メタル・シーンを築き上げた重要バンドの一つとして知られています。攻撃的なスラッシュ・メタルを軸に、ハードコア・パンクやクロスオーバー・スラッシュの要素も取り入れたサウンドが特徴です。母国語であるポルトガル語で歌われた初期作品から、世界進出を視野に入れた英語詞中心の作品へと進化し、40年以上にわたりブラジル・メタル界の第一線で活躍を続けています。
KORZUS(コルズス)とは?バンドの基本情報
| バンド名 | KORZUS(コルズス) |
|---|---|
| 出身地 | ブラジル・サンパウロ(Brazil, São Paulo) |
| ジャンル | スラッシュメタル |
| 結成年 | 1984年 |
| レーベル | AFM Records/Unimar Music/Devil Discos |
| 公式ページ | https://www.korzus.com.br/ |
| https://www.instagram.com/korzus_official/ | |
| https://www.facebook.com/korzusofficial | |
| X(旧:Twitter) | https://x.com/korzusofficial |
| YouTube① | https://www.youtube.com/user/kzsvideo |
| YouTube② | https://www.youtube.com/user/tanjif |
KORZUS(コルズス)とは?サウンドと特徴を解説
KORZUS(コルズス)の最大の魅力は、ブラジル・スラッシュ・メタルならではの荒々しさと、ハードコア・パンク由来の攻撃性を融合させたパワフルなサウンドです。高速リフと激しいリズム、ストレートなヴォーカルが一体となり、1980年代から現在まで一貫してエネルギッシュなスラッシュ・メタルを追求しています。
・ハードコア・パンクの激しさを融合したアグレッシブな楽曲
・ブラジリアン・メタル特有の荒々しく熱量の高い演奏
・近年はグルーヴ・メタル要素も取り入れた重厚なサウンド
初期は荒削りで勢いを重視したブラジリアン・スラッシュ・メタルを展開していましたが、作品を重ねるごとに演奏力と楽曲の完成度が向上し、現代的なヘヴィネスを兼ね備えたスタイルへと進化しています。SEPULTURAやVIOLATORなどブラジル・スラッシュ・メタルが好きな方はもちろん、SLAYER、EXODUS、TESTAMENTといった王道スラッシュ・メタルを好むリスナーにもおすすめできるバンドです。
KORZUS(コルズス)のバンドメンバーの変遷と現在のラインナップ
【現メンバー】
■マルセロ・ポンペウ(Marcello Pompeu) – Vocal(1984~)
■ディック・シーバート(Dick Siebert) – Bass(1985~)
■ロドリゴ・オリベイラ(Rodrigo Oliveira) – Drums(1997~)
■ジーン・パットン(Jean Patton) – Guitar(2025~)
■ジェシカ・ファルチ(Jéssica Falchi) – Guitar(2026~)
【過去メンバー】
■マウリシオ・ブライアン(Maurício Brian) – Drums(1984~1986)
■シルヴィオ・ゴルフェッティ(Silvio Golfetti) – Guitar(1984~2008)
■エドゥアルド・トパーマン(Eduardo Toperman) – Guitar(1985~1987)
■パウロ・アルヴェス(Paulo Alves) – Drums(1986~1987)
■ゼマ・パエス(Zema Paes) – Drums(1987)
■ロベルト・シレッチ(Roberto Sileci) – Drums(1988~1993)
■マルシオ・ニカストロ(Marcello Nicastro) – Guitar(1988~1993)
■フェルナンド・シェーファー(Fernando Schaefer) – Drums(1993~1997)
■リカルド・コンフェッソーリ(Ricardo Confessori) – Drums(1993)
■ソルダード(Soldado) – Guitar(1994~1998)
■ヒーローズ・トレンチ(Heros Trench) – Guitar(1998~2025)
■アントニオ・アラウジョ(Antonio Araújo) – Guitar(2008~2024)
KORZUS(コルズス):バンド結成から現在までの歴史
HAND OF DOOMという名でバンド結成、その後、KORZUSに改名。
デビューデモ『Korzus 1984』を発売。
メンバー交代の後、デビューアルバム『Sonho Maníaco』を発売。国内ツアーの後、フランス、イタリア、イギリス、ドイツでツアーを行う。
2ndアルバム『Mass Illusion』を発売。オリコンアルバムチャート224位にランクイン。
3rdアルバム『KZS』を発売。
初のアメリカツアーで、BIOHAZARD、S.OD.と共演し、Monsters Of Rock Festivalに出演。
4thアルバム『Ties Of Blood』を発売。ANGRAのアンドレ・マトス、SEPULTURAのアンドレアス・キッサーなどがゲスト参加。
6年の活動休止期間を経て、5thアルバム『Discipline Of Hate』を発売。
EKTOMORFと共にヨーロッパツアーを行い、その後、Rock In Rioに出演。
6thアルバム『Legion』を発売。
活動休止期間を経て、多くのフェスに参加。
メンバー交代、新ラインナップとなり活動を本格的に再始動。
KORZUS(コルズス)のアルバム紹介:激烈なスラッシュとブラジル・メタル・シーンを牽引した伝説
※リンクされた曲名をクリックすると、バンド、レーベル公式ページの動画を観ることができます♪
Legion(2014)

- Lifeline
- Lamb
- Six Seconds
- Broken
- Vampiro
- Die Alone
- Apparatus Belli
- Time Has Come
- Purgatory
- Self Hate
- Bleeding Pride
- Devil’s Head
- Legion
重厚なグルーヴとスラッシュ・メタルの疾走感を両立した作品で、ブラジリアン・スラッシュの成熟した姿を示しています。激しいリフワークとマルセロ・ポンペウ<Vo>の迫力あるヴォーカルが印象的で、近年の代表作として高い評価を受けています。
Discipline Of Hate(2010)

- Discipline of Hate
- Truth
- 2012
- Raise Your Soul
- My Enemy
- Revolution
- Never Die
- Slavery
- Last Memories
- Under His Command
- Reap What You Sow
- Hell
- We Are Just The Same
ヘヴィでモダンなリフと高速スラッシュを融合させた作品で、バンドの円熟味と激しさを両立。プロダクションも大幅に向上し、新世代リスナーからも高い支持を集めました。代表曲「Truth」「Never Die」は現在でもライブの人気曲です。
Ties Of Blood(2004)

- Guilty Silence
- Respect
- What Are You Looking For
- Screaming for Death
- Never Get Me Down
- Punisher
- Evil Sight
- Correria
- Cruelty
- Ties of Blood
- It Wasn’t Me
- The Sadist
- Who Is Going to Be the Next
- Peça Perdão
約10年ぶりとなるスタジオ・アルバム。現代的なスラッシュ・メタルへアップデートされたサウンドでありながら、初期作品の攻撃性も失われていません。世界中のスラッシュ・メタル・ファンから高い評価を獲得し、KORZUS復活を象徴する作品です。
KZS(1995)

- Internally
- Sadness
- Lost Man
- What a Pain!
- Shame
- BS (A Hole in the Head)
- Short Lived
- Beware
- Cumbacore (R.I.P.)
- Namesake
- Last Meal
- The Boss
初期作品の荒削りなブラジリアン・スラッシュ・メタルから一歩進み、タイトなリズム、重厚なギター・サウンド、そしてハードコア色を強めたアグレッシブな楽曲へと進化。ブラジル国内だけでなく欧米のスラッシュ・メタル・ファンからも注目を集めました。
Mass Illusion(1991)

- Agony
- Victim of Progress
- P.F.Y.L.
- Beyond the Limits of Insanity
- Unpredictable Disease
- Mass Illusion
- Kids of the Streets
- Blood for Blood
- Living in Pain
- Raise Your Head
3rdアルバムは、よりテクニカルで重厚なサウンドへ発展しました。スラッシュ・メタルに加え、デス・メタル的な重厚さやグルーヴも取り入れた作品であり、多くのファンからKORZUSの代表作の一つとして支持されています。
Sonho Maníaco(1987)

- Anjo do Mal
- Juízo Final
- Suicídio
- Caminhando nas Trevas
- Sonho Maníaco
- Guerra Nuclear
- Paraíso da Morte
デビュー・アルバム。全編ポルトガル語による歌詞とサウンドは、ブラジルらしい荒削りなスラッシュ・メタルを展開。疾走感あふれるリフと激しいヴォーカルは、当時のブラジル・メタル・シーンを象徴する作品として高く評価されています。
KORZUS(コルズス)とは?バンドを知るための3つのFAQ
Q1. KORZUS(コルズス)とはどんなバンドですか?
A. KORZUS(コルズス)は、1984年にブラジル・サンパウロで結成されたスラッシュ・メタル・バンドです。
SEPULTURAと並び、1980年代のブラジル・スラッシュ・メタル・シーンを支えた重要な存在として知られています。高速リフとハードコア・パンクの攻撃性を融合したサウンドが特徴で、2026年現在も精力的に活動を続けています。
Q2. KORZUS(コルズス)のおすすめアルバムはどれですか?
A. 初めてKORZUSを聴く方には、『Mass Illusion』(1991年)、『KZS』(1995年)、『Discipline of Hate』(2010年)の3作品がおすすめです。
『Mass Illusion』は王道スラッシュ・メタル、『KZS』はハードコア色を強めたアグレッシブな作品、『Discipline of Hate』は現代的なヘヴィネスを取り入れた完成度の高いアルバムとして高く評価されています。
Q3. KORZUS(コルズス)の音楽性の特徴は何ですか?
A. KORZUSの音楽は、オールドスクール・スラッシュ・メタルを基盤に、ハードコア・パンクやクロスオーバー・スラッシュの要素を融合した攻撃的なスタイルが特徴です。
初期は荒々しく勢い重視のサウンドでしたが、近年はグルーヴ・メタルの要素も取り入れ、より重厚で洗練されたサウンドへと進化しています。SLAYERやEXODUS、SEPULTURAが好きな方に特におすすめのバンドです。


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